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Posted by ブクログ
中に収録されたエッセイはもちろん、あとがきも文庫あとがきにかえても荻原節炸裂。
表紙絵も中にある挿絵も、著者本人の手によるもの。
荻原浩100%。
タイトル通り、一番生き生き書かれているのが家庭菜園の顚末。
我が家のベランダ菜園など足元にも及ばないくらいの手間と愛情をかけて、それでも思ったように育たない野菜たちに翻弄されながら、毎年毎年試行錯誤を重ねる姿に頭が下がる。
そして、コピーライター出身だからなのか、もって生まれた才能かはわからないが、比喩と擬人化がとてもうまい。
勉強になるわぁ。
終始ニヤニヤ笑いながら読んでいたのではないかと思うけど、時々ぷっと噴いてしまう。
人前で読むにはお勧めできないエッセイ集。
Posted by ブクログ
荻原浩先生の初のエッセイ集(文庫版)。表題作の自家栽培のエッセイと、その他連載されたエッセイのまとめ。構成は、表題作(2008年栽培)とその他と表題作(2017年栽培)の、サンドイッチ方式になっている。この構成は良かった。なぜなら、正直表題作においてはとても面白かった(語り口、内容ともに)のだが、星3としたのはその他のエッセイの中弛み感が個人的に否めなかったからだ。ひとつひとつは悪くはないけれど、うーん…となってしまうことがあった。私の興味関心という部分だけでは無いだろうが。自家栽培のエッセイについては、まさに『家庭菜園エッセイ(東海林さだお版)』とも言える内容で、最初のつかみでばしっと結論を出すのも、擬人化表現もまるで作中に登場する東海林さだお先生へのリスペクトと受け取れた。もしかしたら荻原先生に失礼かもしれないが。そのくらい、ずっと読んでいても飽きなかった。だから2017年の極小農園日記の結果がアレでもいっこうに構わないのだ。野菜の種類を片っ端から試して見てほしい。でもそれじゃ、極小農園にはならないけど。
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小説・文芸
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