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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。
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Posted by ブクログ
香水の新作ブランド、ミリエルの宣伝プロジェクトとして渋谷の女子高生の間にある噂が広められる。 『レインマンが出没して女の子の足首を切っちゃうけど、ミリエルをつけていると狙われないんだって』 企画会社が女子高生モニターを雇って流した創作の噂だったはずだが、実際に足首を切断された女子高生の遺体が発見され...続きを読むる。 2000年代の渋谷が舞台で、コギャルやiモード、チェーンメールなど懐かしいものも多いけど、話の内容は古臭くなくむしろ面白い。 事件を捜査する刑事の小暮には女子高生の娘がいて、“今どき”の女子高生の感覚とのギャップがあったり助言をもらったりの凸凹感がいい。 また小暮の相棒となる本庁の女性警部補、名島とも子持ちシングルという共通点がありながら、着眼点や関係者へのアプローチの仕方に差があってこちらの凸凹感もいい。 SNSがなかった時代に噂話という口コミ戦略でマーケティングを図る企画会社社長の杖村、その企画会社を利用しながらも見下している広告代理店の加藤と西崎、大人を小馬鹿にする女子高生たち。 20年前の作品ながら今と通ずる部分も多く、情報戦略の便利さと危うさがリアルに感じられた。 そして一件落着と思いきや、最後の一言で心臓を握りつぶされる衝撃…!!
面白くてまだ火曜日なのに夜更かしして読み切ってしまった! 人から人へと伝わっていく「噂」という題材、 読み応えのある刑事モノのサスペンス、 ミステリーとまさかの最後の一行! 全てが調和した素晴らしい作品でした。
匿名
噂、自分も発言元がわからない話に惑わされた事が何度かありました。自分が聞いた話も、こうして流されたのかも?口コミからこんな事件に発展するとは最初は思わなかったです。 話しが進むにつれて、小倉刑事の人間味がとても良かったです。
#タメになる #怖い
題材も面白く、ミステリーとして大満足の一冊。 主要人物の個性が確立されているので読みやすかったです。 最後の一文に驚かされ、後味の悪さを残す作品。 ただ、これをどんでん返しというのかは微妙だなと。
一見意味のないような文章が、最後の一文で 「だからだったんですね」 と思わずにはいられませんでした。 終わったと思ったのに、一文で引き戻されました。
刑事のコンビがとても良かった。 年齢も階級も所属も違うけど、リスペクトし合っていて、お互いの得意とすることろを最大限に発揮して解決に繋げる過程がとてもかっこよかった。 それだけにラスト1行は…すごい なんとなく最後のページをめくる直前に予想はついて、嫌な予感はあって、それでもマジか!と衝撃だった。...続きを読む 読み終わってすぐにパラパラと最初から読み返したくなった。 犯人については伏線というより描写そのものがヒントになっていて、これは小説ならではだなと感じた。
正に最後の一行!えーって声が出た。平成を思い出す、懐かしい部分がたくさんあった。とにかくラストは衝撃
わたしが読んでいたあのパートも、あそこも。すべてラスト1行のために用意されたものだったのか?!と。犯人が分かるまでの流れも比較的読みやすく、惹き込まれるような文章。人のフェチズムの歪みを見た。
ネットでどんでん返し系ミステリーと見て、久々にそういうの読みたいなーと思って読みました。 文章も読みやすく、小暮と名島バディがとても好感持ててサクサク読めました。久々に一気に読んでしまった。 ミステリーのバディって、ホームズ役が奇抜で偏屈、ワトソン役が正義感は強いが平凡でミスしがちとかだったりだけど...続きを読む、この2人はお互いリスペクト持って真摯に仕事してて良かったです。 久々に警察小説読んだんだけど、いいですね。地道な捜査とか、警察用語とか楽しい。他にも警察小説読みたくなりました。 個人的に男やもめの主人公のラブロマンスが無かったのが良かったです!!最初バディ組んだ若くて可愛い女性とのラブが始まったらやだなと思ってたので笑 ちょうど今平成リバイバルが流行っててこの時代の空気感も感じられて良かったです。iモード!チェンメ!渋谷センター街!コギャル!とか。 結構早々に犯人がわかっちゃう感じだったので(最後の一行際立たせるため?)あんまり前評判ほどの驚きはなかったかなぁ。ラストは驚愕よりもうわぁ後味わるぅーってなってしまった
再読。伏線に気付いて楽しく読めました。 綺麗な終わり方と思ったら、最後の1行で…という本です。 口コミって怖いですね。
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荻原浩
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