作品一覧

  • わたしの、本のある日々【毎日文庫】
    3.7
    1巻880円 (税込)
    こんなに、ほんとに読んだのね。 美味しいお茶とおやつ、かたわらには猫......今日もゆるゆるページをひらく。「読書と暮らし」のあれこれを軽やかにつづった話題のエッセイ集が待望の文庫化。新章「それからの日々」も収録した完全版! 【巻末対談】酒井順子×小林聡美「わたしたちの、本のある日々」
  • 茶柱の立つところ
    4.0
    1巻1,599円 (税込)
    ありきたりな「いつもの暮らし」にも、ときどき小さな幸せがある コロナ禍前から半分隠居状態、同居の猫とも少々ディスタンスあり気味な関係。たまに出かけることもあるが、基本的にひとりで過ごす。事件と呼べるほどのことは何も起きない極めて平穏な日々。そんな生活の中でふと見つけた「茶柱」のような、ささやかな発見や喜びを綴ったエッセイ集。 インスタグラムに現れる動物にほのぼのし、絶景に縮み上がる。ベランダ菜園で生まれてきた野菜たちを親父気分で歓迎する。気のおけない先輩たちとの「婦人会」で、暑苦しくなくお互いを応援し合う。幼なじみとのバスツアーで「おつまみこんぶ」とバスガイドの素晴らしさを噛みしめる。キャットタワーが捨てられなくてひとり途方に暮れる――。日常を面白がろうとする姿勢から生まれた、ユーモアあふれる着眼点に思わずクスッと笑ってしまうこと間違いなしの一冊です。 【プロフィール】 小林聡美(こばやしさとみ) 1982年、スクリーンデビュー。以降、映画、ドラマ、舞台で活動。主な著書に『ワタシは最高にツイている』『散歩』『読まされ図書室』『聡乃学習』『わたしの、本のある日々』など。
  • 聡乃学習
    3.6
    1巻564円 (税込)
    トーベ・ヤンソンや石井桃子さんの暮らしから「ひとりで暮らすこと」を考える。迫り来る老いに備え、ホットヨガや健康体操教室に参加し、憧れの山歩きに挑戦したり趣味の俳句を楽しむ。そして、長く一緒に暮らした愛猫を看取る……。無理せずに、興味のあることに飛び込んで、学びを得ながら、軽やかに丁寧に送る日々を綴るエッセイ集。
  • ほげらばり メキシコ旅行記
    3.9
    1巻556円 (税込)
    行ったことないし、暖かそうだし、ま、いいか、の気軽な気持ちで出掛けた十六日間で六カ所を回るメキシコの旅。陽気なクラシック音楽に乗せて強制される疲労困憊の遺跡めぐり、アヤシイ日本料理店、牛の轢死体、アシカを求めて強行される凍えるシュノーケリング……。体力と気力の限界に挑戦した、書くは涙、読むは爆笑の傑作紀行エッセイ。
  • 凛々乙女
    3.4
    1巻477円 (税込)
    「人間は思い込み次第だ」と胸に秘め、つつましくもドタバタな、つれづれなる毎日を周囲を巻き込み巻き込まれながら駆け抜ける――。ミラノでのパスポート紛失事件、熱気ムンムンの男性ヌード・ショウ初体験、オババパワーに圧倒されたシャネルの受注会etc.カラッと明るい文章で、読むと気持ちが楽になり、元気が出てくるエッセイ集。
  • 東京100発ガール
    3.7
    1巻477円 (税込)
    三十歳ともなれば、酸いも甘いもかみ分けたクールでイカしたオトナの女、のはずが、彼の誕生日に花ドロボーになり、禁断のエステで新たな快楽に目覚め、通販でいらない物を買いまくり、新品のスニーカーで、犬のウンコを踏みしだく……。マダム小林が結婚直前に二匹の猫と過ごした、気ままな中にも笑える事件続出の日々を綴るエッセイ集。
  • キウィおこぼれ留学記
    3.7
    1巻437円 (税込)
    女優業とマダム業を日々真面目にこなすマダム小林に、降ってわいた憧れの留学話。ところは秋の終わりのニュージーランド。優しい初老の御夫婦宅にホームステイし、久々の英語の授業に頭はフル回転、日常を離れて学生気分を満喫、と思った矢先、深夜、激しい腹痛に見舞われて……。たったの十日間だけど濃くて刺激的だった「お試し留学」体験記。
  • アロハ魂
    3.6
    1巻517円 (税込)
    マラサダ、フリフリチキン、カバ汁……ロコフードの洗礼。大豪邸の裏庭での幸せなフラ修業。火山でパワーチャージ。同い年のパワフルなガイド・クミコさん。剛毛マイケルのロミロミマッサージ。十二年ぶりに訪れたハワイ島で出会った、いろいろな“アロハ魂”。さりげない発見と驚き、そして温かな笑いに満ちた、ハワイ島をめぐる旅エッセイ。
  • ワタシは最高にツイている
    3.6
    1巻517円 (税込)
    盆栽のように眉毛を育毛。大嫌いな恐怖映画「エクソシスト」に感動。警察の陰謀に違いない免許証のショボい写真。フィンランドのファームでアウェイの焚き火。両親との中国旅行で「小津る」。モノを処分しまくるなまはげ式整理術。地味犬「とび」と散歩するささやかな幸せ……。大殺界の三年間に書きためた、どうにも笑えて味わい深いエッセイ集。

ユーザーレビュー

  • 茶柱の立つところ

    Posted by ブクログ

    世の中の変化を受け入れながらも、自分の信念を持ち続け、老いを楽しんでいる様子が文章に現れていて、非常に清々しい気持ちになれる本でした。(かもめ食堂をもう一度観たくなりました)

    0
    2025年10月11日
  • 茶柱の立つところ

    Posted by ブクログ

    小林さんについて興味があったので、このエッセイを通して、たくさん知ることが出来ました!愛猫、旅行、料理、ピアノ等どのお話も興味深く読みました。なるほどと思ったのは「一生ものを信じない」!この言葉(お話)は、印象が強く、私のこれからの教訓になりそうです。

    0
    2025年08月12日
  • 茶柱の立つところ

    Posted by ブクログ

    大好きな女優さんなので読んでみたかった一冊。
    読むのは難しいのでオーディブルですけども。
    大女優さんですし、前回鑑読した俳優さんのエッセイのように自分を異世界へ連れてってくれるのかなと思って居ましたが、とても身近に感じられるエピソードばかりで親近感が湧きますし、小林さんのイメージそのもののような気がして耳心地が良かったです。これまで鑑賞した映画のつづきのようで、そのようなエンタメコンテンツが好きな私にとってすごくすごく生きる希望になっています。

    0
    2025年07月05日
  • 茶柱の立つところ

    Posted by ブクログ

    自然体で書かれた、小林聡美さんのエッセイ。
    読む度に、共感したり、新たな発見があったり、いつ読んでも飽きない、良き一冊。

    0
    2025年04月30日
  • わたしの、本のある日々【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    女優の小林聡美さんの読んだ本を紹介を主軸に小林さんの日々などを綴った本書
    エッセイ多めで読みたい本が沢山増えてしまった

    自分が読んだことのある本も沢山出てきてテンション上がるので、エッセイと本が好きな人はぜひ読んでほしい一冊

    0
    2025年01月20日

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