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行ったことないし、暖かそうだし、ま、いいか、の気軽な気持ちで出掛けた十六日間で六カ所を回るメキシコの旅。陽気なクラシック音楽に乗せて強制される疲労困憊の遺跡めぐり、アヤシイ日本料理店、牛の轢死体、アシカを求めて強行される凍えるシュノーケリング……。体力と気力の限界に挑戦した、書くは涙、読むは爆笑の傑作紀行エッセイ。
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さすが有名脚本家の奥さんだけあって、
「やっぱり猫が好き」に代表されるような演技力だけではなく、
エッセイストとしてもすばらしい!
私も先日アメリカ旅行中に携帯していましたが、
流れるような文体で非常に楽に、
また楽しく読むことができました。
Posted by ブクログ
第一に思ったのは、小林聡美ってこんなに面白い人だったんだ、ということ。読みながら何度も爆笑してしまった。
ただ、彼女の抱いている「メキシコ」のイメージと私のそれとは大いに違っているようだ。
彼女は、オアハカが1番メキシコらしいと言うことだったが、私は1番オアハカやチアパスがメキシコらしくないと思ったのだった。その国や街の印象は、そこで出会う人によって大きく左右されるのだろう。これは私が南米旅行をしている最中にも思ったことだ。
だが、自分の軸を持ちつつも、相手の抱いている国や街のイメージを聞くのはとても楽しい。人はみんな抱いている気持ちは違うし、私は他人のそれを聞くのが大好きなのである。
本を読んでいて、自分が浮かべるメキシコとは違ったけれど、新しいメキシコの側面も見えてまた新鮮でもあった。
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