小林聡美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこのエッセイは50代半ばに書かれたもの。ちょっと先を生きてくれているセンパイ。心強い気持ちになる。一生ついていきます!という気持ち。
小林さんはSNSをやっていないけど、エッセイを通じて日々感じていることを知ることができるのが何よりうれしい。
【以下印象的な言葉】
・自分のピークは小学6年生だったようだ。
華々しい芸能の世界で生きている人が、小6が人生のピークだったと言ってしまうところにキュンとした。
・ただ人知れず、傷つけてしまったたくさんの人たちに、ごめんなさいといいたい。
そしてこれからも人知れず人を傷つけて生きていかのかなと、とちょっと緊張した。
・プラスチックを消費しないためにも石鹸シャンプーを使う小林さんが素敵。
・ハードディスク内蔵の42インチテレビを処分するのにも一苦労。あとこだわり抜いて作ったキャットタワーも結局処分することになるという話も面白かった。
・姉と北海道旅行のツアーへ。
・一生ものとは自分の体しかないのだ。いろいろなものに取り囲まれても、結局最後まで一緒にいるのは自分自身。
それに気づくと美味しいものを食べて、ほどほどの刺激に感動して、静かに生きていればいい。猫がおなかを満たして心地よく眠って一生を終えるように、人間も本当はそれでいいんじゃないのと晩年が始まっている私は思う。
という文章に共感しかなかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ小林聡美さんは私よりも年齢が少し上なんだけれど、共感しきりのことが多かった。
小林さんの「誰も私のことを気にしていない」という感覚、軽やかにのびのびしているおおらかさがとても好き。
私も年齢を重ねるにつれ若い頃と違い「誰も私のことは見ていない」と思うようになってきた。特に子供を持つと、人はみな子供ばかり見て私のことはあまり見ていない、と思うように。そのおかげで肩の荷が少し下りて気持ちが楽になれたかな。
あと認知症の予防として、同時にいろいろなことをしてはいけない、には私も頷ける。特に急いでいる時はあれをしながらこれも…、とつい欲張ってしまい、結局あたふたしてしまって肝心なことを忘れてしまったり。脳の老化には今から気を付けなければ。
羨ましかったのはいざという時助けてもらえる女友達がいること。万が一の時用に家の鍵を預けている友達や、急に入院した時に搬送先の病院に駆けつけてくれる友達。そんな気を許せる友達がいるのは本当に羨ましい。
小林さんご自身が実にさっぱりした性格のようで、だから自然と女友達ともいい距離感を保てるんだろうな。
ネットでウォーキングマシーンを購入された、との文章にびっくり。私も同じくネットでエアロバイク買いました!ネトフリでドラマ観ながらバイク漕いでますよ!同類のようでとても嬉しい。
共感と言えば、栄養不足も同じくで健康診断の時よく注意される。子供も成人して別メニューになり、つい自分の食べたいものだけを食べてしまいがちなので気を付けよう。
ラストの片桐はいりさんとの対談も面白かった。
片桐さんの言われる通り、小林さんはいい具合に執着心がないからいい。「自分のこととか、人に知ってもらいたいわけじゃないし、読みたくなければ読まなくていい」そういうござっぱり感がとても好き。
片桐さんの、小学生の頃大人になったら清少納言や紫式部になりたかった、タイムマシンで平安時代に行って宮廷に仕える予定だった話には笑った。片桐さんもまた好きな女性のひとり。 -
Posted by ブクログ
ユルいな〜(もちろん良い意味)。
パンとスープとねこ日和に始まり、かもめ食堂、めがね、ペンションメッツァ、山のトムさん、プール、と小林さん(およびもたいさん)の出演作品を次々に観て、出演者や作品の空気感にすっかり虜になった。
いずれも、「そのまんまでいいんじゃない」というようなユルっと、でもどこか芯があるような気配を感じた。
そのユルっとした勢い(?)もそのままに、小林さん(続いてもたいさん)のエッセイを手に取ったところ、こちらもまあなんともユルユル。
俳優活動の中でのちょっとした出来事や、犬との暮らし、バブル山荘などなど、小林さんの日常〜がありありと伝わってきた。
何かを成し遂げなきゃとか、効率的にやらなきゃとか、人に憧れられたいとか、そんなのとは正反対(失礼?)で、「なんだ、こうやって力を抜いて生きてたっていいのかー」とちょっと目が開いたような気がした。
()多用マネしてます! -
Posted by ブクログ
小林聡美さんは唯一無二。エッセイの中で語りだすと、自然と頭の中に聡美さんの姿が浮かんで、動きだしたり、しゃべりだしたりする。長く俳優として第一線で活躍してきた人だからこそだと思う。
自分より少し上の世代だけど、老いについてもユーモアたっぷりに考えていて、とても参考になるし、読んでいて楽しい気持ちになる。お姉さんがいて、一緒に出掛けられる関係なのもいい。遠慮がなくて、とっても楽しそう。「やっぱり猫が好き」のもたいさんや室井さんとの姉妹関係を思い出しながら読んだりもした。猫が好きでは末っ子で、実際も妹なのがまた面白い。弟さんもいらっしゃるので、現実では妹でもあり姉でもある。そのどちらか一つの属性におさまらないところが、聡美さんの深みなのかもしれない。
年末年始用に、あと半分くらいはお楽しみにとっておく。ぱっと開いて、ぱっと読めるのがエッセイのいいところ。 -
Posted by ブクログ
つい先日久しぶりに映画「かもめ食堂」を見ていたので、読みながら始終小林聡美さんの声で脳内再生されて楽しかったです。小林聡美さんとは同世代なので、共感しかないエッセイ集でした。パスポートのお話しでもちょうど私も更新してたばかりなので、すごくすごくそうよね〜、となりました。昔より10年があっという間に感じられますよね。だけど、年齢を重ねるからといって悲観的になるのではなく、肯定的で、チャレンジ精神もあって、とっても好感がもてました。ほっこりとして、心の余裕の持ち方が学べました。タイのホテルで猫ちゃんと同室になったエピソードが特にほっこりして好きです。