【感想・ネタバレ】わたしの、本のある日々【毎日文庫】のレビュー

あらすじ

こんなに、ほんとに読んだのね。
美味しいお茶とおやつ、かたわらには猫......今日もゆるゆるページをひらく。「読書と暮らし」のあれこれを軽やかにつづった話題のエッセイ集が待望の文庫化。新章「それからの日々」も収録した完全版! 【巻末対談】酒井順子×小林聡美「わたしたちの、本のある日々」

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女優の小林聡美さんの読んだ本を紹介を主軸に小林さんの日々などを綴った本書
エッセイ多めで読みたい本が沢山増えてしまった

自分が読んだことのある本も沢山出てきてテンション上がるので、エッセイと本が好きな人はぜひ読んでほしい一冊

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2025年01月20日

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いろいろなほんの紹介があった。
何冊か読んでみたい。
印象に残った言葉
フィンランド人の幸福感は、経済的なことより、
自分自身でやり抜くことで満たされるのだと、
確かにそう思う。
多くの本を読むことは、自分の人生を導いてくれるマップを手に入れること、そして速読家の知識は、単なる脂肪である。

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2024年12月13日

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ネタバレ

毎月2冊本を読んで月に一度それについて何かしら書いて週刊誌に連載してきたものをまとめたのがこの本。

少々本題を外れるが、著者の小林聡美というと、もたいまさこと室井滋とともに出演していたコメディドラマ『やっぱり猫が好き』が大好きで見ていたのだが、この本は書評という感じはしなく、エッセイの中に書評を溶け込ませているという書き方があのドラマのように軽妙で上手いなと感じた。

そして、この本で紹介されている本の中にいくつか読んでみたいと思えるものがあったことが収穫。

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2024年11月04日

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本業の俳優業でもお忙しいだろうに、大人になってから大学生になったり俳句を始めたりされる行動力には頭が下がる。たくさんの本を紹介しているエッセイで、読みたくなる本がたくさんあった。

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2025年04月06日

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老いは怖い。年齢なんて気にしたことのなかった若かりし頃に比べて、30代を迎えただけで体の不調や気になることが増えてきた。40代、50代、そして60代となると自分がどう変化していくのか楽観視はできないのだが、それでも小林聡美さんのように悩みつつ日々を過ごしたい。
毎月2冊の本を読み、最近の出来事と絡めながら紹介する本書は、小林さんの生活と考えを垣間見ることができる。
普段自分ではなかなか手に取らない本のラインナップにワクワクする。
老い、孤独、不安は尽きないけれど、本を読んで束の間の熱中に浸りたい。

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2025年03月20日

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小林聡美という人間はズレている。「どこからのズレ」かという話は大方複雑になるため割愛する。しかし、小林聡美の中にはおよそ少女のようで、およそ老女のような「小林聡美」がいる。それでいて等身大なのだ。なんとも不思議な話である。

"本屋さんに入る。ずらあっと並ぶ本をまずは横目で眺める。気になるところでふと立ち止まる。目の前の棚と対峙する。およそタイトルに釣られて手にとる。手ざわりと文体を見る。一冊くらい買ってもいいかとたまたま思ったタイミングで持っていた「爆弾」を買う。"

これがいつもの自分の本屋でのルーティンなのだが、たまにはこう、もう少し必然的な出会い方もいいかと思わせてくれる。読みたい本とかメモしながら読んだんだけれど、これ全部買ったらいくらになるんだろう!考えただけで恐ろしいけど、ゆっくり読もう。

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2025年02月07日

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仕事とはいえ、ここで紹介された本は少なくとも、小林さんの琴線に触れたもののはず。となると、やはり想像していた感じの人なんだなあとニヤリ。
自由でワガママで、でも気遣いの人。
好き。

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2025年02月04日

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何か本を読みたいと思って本屋へ足を運んでも、結局まごまごしながらうろつくだけうろついて、何も買わずにくたびれて帰る日が結構あります。
そんなわたしにとって書評は、本の試食のようなもので、ただ本屋を歩き回るよりよっぽど効率よく読みたい本が見つけられるので非常にありがたい存在です。
元々小林聡美さんの綴る言葉の、思わずクスッとしてしまうユーモアたっぷりなところや、軽やかさが大好きなので、聡美さんの言葉によって紹介される本はどれも興味をそそりました。
この本では、ご自身でも「こんなに、ほんとに読んだのね」とおっしゃられている通り、かなりの冊数の本たちが紹介されています。わたしも時折読む手を止めて、忘れないうちに読みたい本を記録しながら読み進めていきました。
紹介される本のジャンルも様々なので、ついつい馴染みの作家の本ばかり手に取ってしまうわたしに、新しい世界を切り開くきっかけを与えてくれました。気になったものはぜひ読んでみようと思います。
ラストの酒井順子さんとの対談も良かったです。お二人とも各々が持つ好奇心のつぼみに水を与え、すくすくと育てていらっしゃる姿が印象的でした。生きていると未来を悲観してしまう瞬間は多々ありますが、この対談を読んで年齢を重ねることが少し楽しみになりました。

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2025年01月05日

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小林聡美さんが読んだ本と簡単だけど的確な感想が書かれている本。掲載されていたたくさんの本の中から、これは読んでみたいと思うものがたくさんあった。
読み終わった本にはこれから読んでみたいと思ったタイトルのページにたくさんの付箋。これから少しずつ読みたいと印をつけた本を読んでみよう。

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2024年12月24日

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小林聡美さんの、
なんとも言えない空気感好き。
お友達になりたいタイプだ。

そんな小林聡美さんが読んだ本が
エッセイに紛れて紹介されている。

何冊か読みたい本を見つけることが
できた。これもまた、出会いだな。
紹介されていま山崎ナオコーラさんの本を
さっそく読んでみた。
初めての作家さんだった。
面白かったから、別の作品も
読んでみよう。

秋から小林聡美さんのドラマが始まる。
すごく楽しみ!

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2024年08月17日

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小林聡美さんは好きな女優さんの一人。その人の読んだ本の中に、私も読んだことのある本がいくつかあって、同じ本を手に取ったのかと思うと、嬉しかった。軽いタッチで素直な感じの書評は好ましく、読みやすかった。

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2024年07月28日

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美味しいお茶とおやつ、かたわらには猫......
今日もゆるゆるページをひらく。
「読書と暮らし」のあれこれを軽やかにつづった話題のエッセイ集が待望の文庫化。
新章「それからの日々」も収録した完全版!

取り上げられているのはま手に取らないジャンルの本ばかりだが、読んでいて心地よい読書エッセイ。

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2025年08月17日

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紹介されているなかで気になる本が何冊もあり、早速チェックしました。

自分の目だけで本を選ぶと傾向が似たり寄ったりになってしまいますが、他の方々の選書を見るとまた違った視点で本の魅力を知ることができるので、時々は他の方のおススメを見てみようと思っています。

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2025年08月08日

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人の読む本はその人となりを知る上で、とてもおもしろい。
ましてや自分の好きな本だけではなく、書評として紹介するので、そこに自分の思いだけではない本の紹介が、あらためて人の考え方を知ることになる。
紹介した本を読むことはないかもしれないけど、小林聡美の生き方に触れることが少しでもできたとしたら、読んだ甲斐があったかな。

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2025年04月30日

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小林聡美さんがサンデー毎日に連載していた毎回2冊の本の書評。
聡美さんの興味あることとからめながら、わかりやすい文章で書かれているので肩の力を抜いて読めます。
色んな本があるんだなぁ〜と思います。

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2025年04月11日

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いわば図書紹介本。

そこから小林聡美さん像が読み進めていくうちに少しは、なんとなく掴めました。

そして読みたい本も増える本。

マイペースで読み進められた一冊でした。

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2025年04月07日

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audible48冊目。

子どもの頃から本ばかり買って常に本を読んでいたタイプだったのに、ここ数年はぱったり読書離れしていました。
気になる本はあって読み始めるのだけど寝落ちしてしまう…を繰り返した結果です。

ゆるく読書ノルマを決めつつももっと自由にゆっくり本を読めばいいという、小林さんの考え方が素敵でした。
一冊読み切らなくてもいい、読みたいところだけ読むのだっていい。
こうでないといけない、こうしたい、というのは自分で勝手に決め込んでいるだけ。
読書に限らず、いろんなことに言えそうです。

3ヶ月ほど前に、聴く読書…audibleを始めて、どハマりしています。
仕事中以外のあらゆる時間(家事や移動、入浴など)に、読みたかった本や偶然出会った本を楽しめます。
それでとても気に入った本や、活字でもう一度読みたいなと思った本だけ紙の本を購入する。
今のところ、自分がいちばんしっくりする読書スタイルになりました。

この本に出てきた『覚え間違いタイトル集』、audibleにはないので紙の本買っちゃおうかなあ。
何かを学び取ろうとか気負うのではなく、ただただ楽しい読書、もしたいなあと思います。

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

小林聡美さんのエッセイは読みやすくて好きです。 私も本を読むのは好きですがきちんと理解できて自分自身の糧になっているのかどうか。楽しく読むというのが前提でも、何かを得て成長したいものです。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

本の紹介の仕方が軽くて語りすぎないのがいいとと思うところと、もう少しきちんと書いて欲しかったと思うところとがあり。興味を持っていることがシンクロしていたら、もう少し楽しめたかと思う。

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2024年08月31日

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