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俳優・松重豊が紡ぐ、“食の記憶”解禁!
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記憶に残る料理には、その時代、その瞬間のドラマ、
自分の人生そのものが詰まっている。
極貧時代を支えてくれた思い出の味や収録先で出会った逸品、四季折々の好物、
食べものに対する素朴な疑問や秘密の食べ方、最近のブームなど、
独自の視点で食にまつわる記憶を書き尽くし、本書に収録された品数は50以上。
松重豊の手にかかれば、素朴な家庭のコロッケが名バイプレーヤーに変わり、
うずらの卵を求めて町中華に行かずにはいられなくなる。
そんな食べることが楽しみになる、笑いあり、涙ありの珠玉のエッセイ。
イラストは、松重豊と親交の深い旭川在住の作家・あべみちこ。
●著者メッセージ(本書「はじめに」より)
晴れて書籍化。
まぁ特別な内容のエッセイではない、
「たべもの」について書かれた「ノヲト」つまり走り書きみたいなものだ。
昭和の思い出満載だが、わからないことがあったらおばあちゃんに聞くか、
ネットで調べればなんでも教えてくれるはず。
また、この単行本を手に取っていただいた大切なお客様だけの為に、
本編を読み終わった後に、僕の朝のルーティンについてお話しする特別付録をおつけしましょう。
では、皆様ご唱和を。
「いただきます」
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Posted by ブクログ
本書は俳優の松重豊さんによる日々の食べ物にまつわるゆるいエッセイです。『孤独のグルメ』でお馴染みの松重さんですが、韓国の歌手のソン・シギョンさんとNetflixで『隣の国のグルメイト』という番組の中で、本書で登場するお店に二人が訪れたことで本書を知りました。
松重さんの文章はまさに『孤独のグルメ』の吾郎を思わせる、どこかお茶目でのんびりとした語り口で、終始楽しみながら読みました。
本書の魅力をさらに引き立てるのは、あべみちこさんのイラストです。超絶技巧で料理をリアルに描く一方で、お皿や文字は落書きのようなゆるいタッチで表現されているのが特徴です。旭川在住とのことで、旭川のおいしいものが描かれていますが、本文とはあまり連動していません。でもそれが松重さんと食べ物の話で文通しているみたいな趣があります。
たとえば『白いシャツを着てる日に限って、スパゲティーを食べちまうのさ』の回。イタリア製西部劇は「マカロニ・ウェスタン」といわれていますが、「すき焼きウェスタン」と銘打って三池崇史監督が作った和製西部劇に松重さんが出演した際のエピソードです。
その撮影で訪れた山形県の鶴岡市で、地元の食材のおいしさに驚愕した松重さんですが、中でも忘れられないのが、庄内空港の喫茶店のナポリタン。焼きそばの良さも取り入れたジャパニーズイタリアンだと断言しています。
完成した『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』は松重さんのナレーション英語が大ブーイングを受け、アメリカでの上演は字幕がつけられたと言うオチがつきます。
さらにマカロニウェスタンと言うのは英語で本来「スパゲティーウェスタン」と言うというもう一つのオチも添えられています。
それに対するイラストレーターあべみちこさんのイラストは、ふわふわの弱いドッグパンに長めに茹でたケチャップ多めのナポリタンを挟んだイラストに、「サイコー!」の文字。
ちなみに、タイトルで触れられた白いシャツの件は、本文には一切登場しません。
タイトル・本文・イラストで三層で楽しめる、なんともお得なエッセイでした。
Posted by ブクログ
孤独のグルメでおなじみの、俳優、松重豊さんの食べ物エッセイ。孤独のグルメの五郎さんは、食べることがとても好きな人だけれども、それはあくまでもドラマの設定だし、松重さんはとてもスリムだから、そこまで食べ物に執着があるわけでも無いだろう、たくさん食べる人ではないだろうとか、勝手に色々思っていたけれど、なかなかしっかり食に関するこだわりのある人だった。意外。…まぁでも食べることは人間の二大欲求だから当たり前なのか。
勝手に寡黙な人というイメージも持ってたけれど、エッセイのなかでは饒舌に食へのこだわりを語っている。そしてたまに毒舌というか、『そんなこと書いて大丈夫?』とこっちが心配するような類いのことがずばっと出てくることもある。ただ役を通してみているイメージと、実際の人物像には隔たりがあるなと改めて感じることであった。
Posted by ブクログ
イラストと、その側に寄り添ってる文章に、味あり‼︎
で、美味しい、です。
おもろいタイトル。
小松菜餃子
海苔の話も面白かった。冷たいバター巻き、6Pチーズ巻き。
ワカメと牡蠣のバター炒め。
蒲鉾、わさびとオリーブオイルで。
のりメンチと、千代の富士
長崎の茶碗蒸し専門店‼︎『吉宗 よっそう』行けるかな⁉︎
鏡開きと母の踵
釧路の『蕎麦寿司』
うずらのピータン
南関あげ
オニオングラタンスープ、玉ねぎの切り方
姫林檎とゴルゴンゾーラのピッツァ。
クミン入り味噌汁。
あとがきで知る。
イラストレーターさんとの関係。
じゃなきゃ、あの味だせないよね、の。
コンビ‼︎と、呼ばせていただく。
表紙にもなってる、おにぎりのイラスト。たくわんの黄色みて‼︎
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