作品一覧

  • 詩探しの旅
    3.7
    1巻2,420円 (税込)
    旧ユーゴ、北欧、南欧、中東、南米、香港……この20年、世界各地の詩祭を渡り歩いてきた。 詩を書くのではなく、詩を生きることを僕は学んだ。 ――それでは宴へと参りましょう 言語も国境も個も越えて、知性と情熱が声になる。比喩と多義性に満ちた詩の言葉は、「野蛮な世界」の現実を乗り越える力を増してゆく。
  • 前立腺歌日記
    -
    1巻1,925円 (税込)
    ドイツ在住の詩人が飄々と綴った「闘病小説」。長年ミュンヘンで暮らす「私」は、ある日、前立腺がんと診断された。 手術、リハビリセンターでの3週間、その後の放射線治療、そして得たものは、臍の下の空洞と……。
  • 偽詩人の世にも奇妙な栄光
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    吉本昭洋は中学2年の時、詩に出会った。教科書に載っていた中原中也の詩だった。以来彼は、詩を愛するようになり、生活の大半を詩に捧げるようになった。しかし、彼は詩を作らなかった。いや、作れなかったのだ。詩を愛しながら、詩作の才能の欠如を自覚した彼は、大学卒業後、商社に入社し、ビジネスマンとして世界各国を渡り歩く生活を送ることになった。しかしその後、出張先のニカラグアで、ある衝撃的な事件に遭遇する……。
  • 谷川俊太郎《詩の半世紀》を読む
    -
    1巻825円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大阪芸術大学における「谷川俊太郎特別講義」の記録に、田原、山田兼士、四元康祐による谷川俊太郎論を併せ、更に学生たちの作品論を集成。24人の学生が谷川山脈に挑む。04年刊「谷川俊太郎《詩》を読む」の続編。

ユーザーレビュー

  • 偽詩人の世にも奇妙な栄光

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    何かを生み出すとは?
    何もないところからは何も生まれない。

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)
    吉本昭洋は中学2年の時、詩に出会った。教科書に載っていた中原中也の詩だった。以来彼は、詩を愛するようになり、生活の大半を詩に捧げるようになった。しかし、彼は詩を作らなかった。いや、作れなかったのだ。詩を愛しながら、詩作の才能の欠如を自覚した彼は、大学卒業後、商社に入社し、ビジネスマンとして世界各国を渡り歩く生活を送ることになった。しかしその後、出張先のニカラグアで、ある衝撃的な事件に遭遇する……。

    ⚫︎感想
    誰よりも詩を愛しているのに、自分では詩を書けない男の顛末。大変興味

    0
    2024年02月13日
  • 偽詩人の世にも奇妙な栄光

    Posted by ブクログ

    リズム、リズム、リズム。訥々、緩急、強弱、シンコペーション…言葉の波のリズムに襲われるような文章。
    自虐と自嘲と自戒のぐるぐる巻き。

    0
    2016年04月02日
  • 詩探しの旅

    Posted by ブクログ

    英語が話せる
    日本語にするとcan の意味合いを含む、使えるスキルとしての意味合いを持つ側面があるなあと思うが
    言語って進んで得た人と
    そうじゃない人の2種類いて
    そうじゃない人の中でも不可抗力でそれを覚えて話すしかなかった人もいて、痛みの記憶でもあるんだなと思った

    0
    2025年09月25日
  • 詩探しの旅

    Posted by ブクログ

    詩人四元さんが各地の詩祭を巡って出会った各国の詩人達の物語。
    詩祭ってものを知らんがフェスっぽい感じかな。

    0
    2025年03月09日
  • 詩探しの旅

    Posted by ブクログ

    詩人である筆者によるエッセイ的な内容
    多くの詩も引用されています
    日本における詩と世界各国における詩はかなり違うということがわかり、面白かった
    詩が身近に感じられるとともに自分がなぜ詩に惹かれるのかということのヒントを得られた気がします

    0
    2025年08月27日

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