旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版

605円 (税込)

3pt

つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたい――。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。〈電子オリジナル版〉は沢木耕太郎撮影の写真が収録されています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    JR東日本の雑誌『トランベール』に連載していたエッセイから、著者自ら41編を選んで一冊にまとめたもの。当時、新幹線の車内で読んでいた人が羨ましくなる、素晴らしい内容でした。

    例えば「絵馬の向こう側」では、日本人と海外から来た人の書く内容から、視点の違いにドキっとしたり、「旅の長者」では、旅に出て予

    0
    2023年11月15日

    Posted by ブクログ

    旅を通して、得られる出会いとご縁。
    見知らぬ地で、目に着いた物や人から得られる気づきや、学び。
    そして、そこで思った感情や想いが言語化されていてた。
    素晴らしい一冊。

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    沢木氏の代表作「深夜特急」は間違いなく面白いが、海外経験が乏しいと実感が持ちにくい部分もある。
    その点、本書は旅先が日本国内なので海外経験の有無は関係なく読める。
    観光案内ではなく、旅先での出来事が主観的に綴られているのだが、不思議と現地に行ってみたくなる。
    沢木氏の原点とも言える「東北一周の旅」に

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    旅行してるみたいで楽しかった。
    沢木さんの本を他にも読みたくなった。
    現地に行って自分で感じること。
    最後の小さな失敗をする機会を失うのはもったいない、と言うことに共感した。

    0
    2024年01月13日

    Posted by ブクログ

    時間とお金を考えなくていい旅に行きたくなりました。余裕を持つために会社を変わったのに時間は窮屈になってしまい、旅行もせいぜい2泊まで。去年はコンサートにかこつけてホテルに1泊するだけがほとんど。コロナで次々にダメにしたヨーロッパに行きたいなぁ…

    0
    2024年01月13日

    Posted by ブクログ

    年末旅行の移動中に読んだ。移動手段と宿だけ押さえた他はノープラン、せめて飯屋くらいは調べておいた方が良いだろうかと悩んでいたが、却って本書で無計画旅行のモチベーションに油を注いだ結果になった。トランヴェールの連載エッセイだからと忖度するわけでもなく、旅先で感じたことが率直に書かれており、各章ごとに一

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

    思っていた以上に面白かった!
    最後のあとがきで、食べログで調べて地元の名店を探す方法もありだけど、それは旅先だからできる失敗の経験をするチャンスを失うということなのだと。自分は結婚してからは、旅行に行くときはいつもカミさんが段取りしてくれて行くから、この沢木さんのいうチャンスをずっと失ってきたのだな

    0
    2023年12月22日

    Posted by ブクログ

    70年代の若者は小田実の『何でも見てやろう』に衝撃を受け、80年代は沢木耕太郎の『深夜特急』に触発され、バイトをしてはバックパッカーとして世界中を貧乏旅行していた。

    大学4年間ろくすっぽ授業に出ず、世界をリュック担いで世界を巡っても卒業できて社会人に…ある意味では戦後日本の高度成長と繁栄の象徴のひ

    0
    2023年12月06日

    Posted by ブクログ

    深夜特急は読んだ事があったので、他の著書も読んでみたく購読。
    国内旅のエッセイなので、海外と比べて情景が浮かびやすく、短編集なので読みやすかった。少年期の旅がその後の旅のスタイルの原点になっているようで、沢木さんの生き様の一片を知ることができたように思えた。

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    花吹雪ごめんなすって急ぎ旅
    間近に控えた自らの死を、大仰に悲愴がったりせず、大衆演劇の舞台で花道を退場する三度笠姿の渡世人になぞらえでもするかのように、ちょっとした滑稽みを漂わせつつ突き放している先輩の辞世の句。

    0
    2024年01月28日

旅のつばくろ(新潮文庫) 電子オリジナル版 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

沢木耕太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す