深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

693円 (税込)

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インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ! 山口文憲氏との対談「出発の年齢」を収録。「あの旅をめぐるエッセイI 孤寒」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ! 山口文憲氏との対談「出発の年齢」を収録。「あの旅をめぐるエッセイI 孤寒」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    香港・マカオに別れを告げてバンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。〈私〉は香港で感じたあの熱気を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに〈私〉はやっと気がつくのだった――。「あの旅をめぐるエッセイII コロッケと豆腐と人魚」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。高倉健氏との対談「死に場所を見つける」は収録しておりません。
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はマレー半島を経て、やっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから一つ、また一つと自由になっていくのだった。此経啓助氏との対談「十年の後に」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    パキスタンの長距離バスは、凄まじかった。道の真ん中を猛スピードで突っ走り、対向車と肝試しのチキン・レースを展開する。そんなクレイジー・エクスプレスで、〈私〉はシルクロードを一路西へと向かった。カブールではヒッピー宿の客引きをしたり、テヘランではなつかしい人との再会を果たしたり。〈私〉は冬の訪れを怖れつつ、前へ前へと進むことに快感のようなものを覚えはじめていた――。今福龍太氏との対談「終わりなき旅の途上で」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIV 秋の果実」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】
    737円 (税込)
    アンカラで〈私〉は一人のトルコ人女性を訪ね、東京から預かってきたものを渡すことができた。イスタンブールの街角では熊をけしかけられ、ギリシャの田舎町では路上ですれ違った男にパーティーに誘われて……。ふと気がつくと、あまたの出会いと別れを繰り返した旅も、いつのまにか「壮年期」にさしかかり、〈私〉はこの旅をいつ、どのように終えればよいのか、考えるようになっていた――。高田宏氏との対談「旅を生き、旅を書く」を収録。「あの旅をめぐるエッセイV 書物の漂流」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】
    737円 (税込)
    イタリアからスペインへと回った〈私〉は、ポルトガルの果ての岬サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを摑まえた。パリで数週間を過ごしたあとロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけるのだが――。Being on the road――ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。旅を愛するすべての人々に贈る、永遠の「旅のバイブル」全6巻、ここに堂々の完結! 井上陽水氏との対談「森の少女とカジノの男」を収録。「あの旅をめぐるエッセイVI 恐れずに」「あの旅をめぐるエッセイVII 若い旅人たちへ」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025年44冊目『深夜特急1』
    旅好きは読むべきと聞いて、読み始めた深夜特急シリーズ一作目。
    私は、有名スポットを効率よく回るタイプだったけど、沢木さんの旅はまるで逆。
    気の向くまま歩きながら、頭の中に“自分だけの地図”を作っていく。
    同じ香港・インドでも、見える世界ってこんなに違うんだ…と思わさ

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    旅エッセイ。
    さらっと読めるから寝る前や出先での読書にピッタリ。
    旅先で出会う人たちとの交流が味わい深い。
    そしてマカオにてギャンブルの底なし沼に落ちていく描写の面白さと恐ろしさよ…笑

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

     海外へ旅がしたい、それもプランを立てずに。

     そう思わせてくれる小説。

     
     中国編からマカオ編に変わった時、「なんだよ~もっと中国の続き聞かせてくれよ~」と思ってしまう自分がいたが、マカオもこれまたよくて、どんどんその世界に引き込まれていった。
     黄金宮殿に泊まりたい。カジノをしてみたい。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    多分20歳の時に読んで、いてもたってもいられなくなって香港行き航空券を取った思い出。いい一人旅やった。熱量ある文章は割と本当に人を動かすと思う。
    旅の適齢期は26歳らしい。気づいたら超えてた。

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    2025.7.14
    学生の頃読んで以来の完読。やっぱり面白い。冒頭出発地点であるインドの場面から始まるんだけど、本章はそれまでの「途中で寄った」香港とマカオ。ぷらっと寄り道で1冊書けちゃう沢木さんはすごい。10年以上前、バックパッカーでインドにいた頃も愛読書だったけど、今読んでも変わらずワクワクする

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    何年も前にこの巻だけ読んで、それっきりにしていたのを再読。改めて読むと、旅それ自体の魅力と同じかそれ以上に、著者の感傷やイマジネーションが旅を彩っていることに気付かされる。
    もちろんそれは著者の文筆家としての力量やデリケートなな感性によるものだろうが、巻末の対談「出発の年齢」を読んで、当時26歳とい

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    バックパッカーの伝説的旅行記。
    かく言う私も26歳の時に読みました。

    今回は久しぶりに一巻を読み直し。
    相変わらず香港の香りとか、マカオでのカジノとか、目の前での臨場感が伝わってくる文章。
    旅することが昔よりも身近だった世界。
    私もいつかリュック一つで世界を回りたい。
    現実は小説より奇なり、な一冊

    0
    2025年05月09日

    Posted by ブクログ

    約15年ほど前、ボロボロになるまで読んだ文庫を再読。前の座席の子と意気投合し、いつかこんな旅がしたいなーと語り耽ったのを覚えている。彼は今、地歴の先生をしているらしい。

    当時の私のバイブル的存在だったこの本は、今も変わらず、けれど違った角度で私に語りかけてくれ、もっと海外生活を楽しめ!異文化に浸れ

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    まるで海外には興味がなく、情報さえあればいいと思っていた固定観念が見事に破壊された。
    自分は物事を全て計画立てて完璧な準備をしてから物事に臨みたい、で、その準備が面倒になって途中で飽きるという無頓着なタイプなのだが、行き当たりばったりのこんな旅も悪くない。
    登場人物たちも非常に好感が持てる。現実の人

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    これからがめちゃくちゃ気になる。
    ページ数少なめで、もっと読みたい!と思わせられる分量。
    この生活できる人すごいなって思うし、楽しそうだと思うけど、自分にはできないな〜と思う。
    でもめちゃめちゃ一人旅したくなった!

    ギャンブルハマっていく様子がリアルだった!

    0
    2025年11月10日

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