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Posted by ブクログ
古代オリンピックが消滅したようにこの近代オリンピックみ衰退の一途を辿っているのではないか。
沢木氏の近代オリンピックに対する視点は批判的で。
古代、勝者が得るものは栄誉とオリーブの冠だけだったオリンピックがあからさまな商業主義の生贄となってしまった。
彼の非難は大会をそんなものにしてしまったサマランチ会長に限らずスポンサー、選手自身、それを許してしまっている世の中の人々にも向けられている。
特にこの作品で取り上げられているアトランタ五輪に関しては近代オリンピックがアテネで始まって100年目という記念すべき大会であるにもかかわらず何故アテネでなくアトランタなのか。
まさしく巨大スポンサーであるアメリカの横暴にIOCが抵抗できなかった所為である。
Posted by ブクログ
サッカーのワールドカップもそうだが、オリンピックも、どんどん商業主義が蔓延して、空虚なショービジネス化、そして高額な放映権、観戦フィーになっていく。競技者やサポーターは置き去りにされ、目が$になった奴らに牛耳られた。(サマランチ、インファンティーノ、トランプ…)
それを沢木氏は憂いていて、この本全体にそんな思いが影を落としている。彼がいうように、いずれオリンピックもワールドカップも崩壊するような気がする。
この本はアトランタ五輪のルポ。
それにしてもアトランタ五輪は、こんなにも日本はダメだったのかと感じたが、それにしても、沢木さん、あまりに辛辣で厳しいなと。もう少し、良いところも拾い上げてあげても良いんじゃない。
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