飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版

飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版

1,100円 (税込)

5pt

16歳のとき初めて一人で旅した秋田県男鹿半島、檀一雄の墓に参った福岡県柳川、吉永小百合と語り合った伊豆の修善寺……旅先での風景を前に、「あの頃」と「いま」が交錯する。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で人気を博した連載などから35編を収録、『深夜特急』の著者が気の向くままに歩き続けた、国内旅エッセイ集。〈電子オリジナル版〉は沢木耕太郎撮影の写真が収録されています。

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飛び立つ季節―旅のつばくろ― 電子オリジナル版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月30日

    会社員時代の出張で新幹線を利用していると、トランベールっていう冊子に連載されていたのを駅弁の紹介コーナーと並んで楽しみに読んでました(今も連載されてるのでしょうか?)。本の大きさといい重さといい手触り装丁が紙の本として旅のお供にぴったり。電子書籍も荷物にならなくていいけどこういう感じの本だと紙の方が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月05日

    新幹線の車内誌などに掲載されている「旅の
    つばくろ」エッセイ集の続編です。

    コロナ禍でのマイクロツーリズムを実践する
    国内旅行の紀行文集です。

    とは言っても、有名観光地を巡るのではなく
    沢木氏の過去の経験から「心に引っかかった
    地」をぶらり訪れる内容です。

    それなのに、その「引っかかり」の理由...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月03日

    沢木耕太郎の旅のスタイルは、自分にとって相当共感できるものだなと、毎回読むたびに思わせてくれる。今回もとても面白かった。

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    Posted by ブクログ 2023年02月24日

    国内旅の沢木耕太郎さんのエッセイ。過去の旅を辿る今の旅が、あるきっかけから交錯する時の何とも言えない喜びや感動がリアルに伝わって来た。

    まるで一緒に旅しているかのよう。

    娘さんとの偶然のすれ違い、お土産に買ったこけしに詫びる気持ちなど温か。

    じんわりと心に染み渡るエッセイだった。

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    Posted by ブクログ 2022年10月23日

    旅のつばくろシリーズ第二弾。短いエッセイの中に濃縮された人生の悲哀。名人の域に達したと言える筆者の絶妙な筆致。さあ、旅に出よう。

    なぜ一つの旅、短いエッセイからこれだけ奥深いものが引き出せるのだろうか。どこか人生の悲哀を感じつつも小さな驚きと感動がある。

    山口瞳に教わったという紀行文を書くための...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月17日

    沢木耕太郎の最新作といえば、新潮8月号9月号に掲載された超大作「天路の旅人」ということになると思うが、その発表の1か月ほど前に発刊されたのがこの本。前作「旅のつばくろ」の続編。「旅のつばくろ」はJR東日本の車内誌トランヴェールに連載されたもので、仙台に単身赴任してる最中に毎月楽しく読んでいた。今回の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月04日

    沢木耕太郎(1947年~)は、ノンフィクション作家、エッセイスト、小説家、写真家。著者が、1974~75年に香港からロンドンまでを旅した記録『深夜特急』(発表は1986~1992年)は、当時のバッグパッカーのバイブル的存在としてあまりにも有名。1979年 『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    五色沼 私も以前近くまで行ったけど、太陽が出ていないから美しく見られないだろうと諦めたことがある。翡翠。どんな天気でも見えるものだとしたら、、あの時見ていれば。沢木さん的にはこうゆう感情が次回の旅の動機になるのだろう。
    全てが計画通りの旅もいいけれど、たまたまの偶然に遭遇するための、ちょっとした隙を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    「旅のつばくろ」の続編。
    旅に生きる?著者のエッセイから紡がれる小話は生き生きとしており、まさに旅に出たいと思わせる内容となっている。
    深夜特急しかり、彼の文体に潜む「旅への渇望」が垣間見えたのかもしれない。それを解き明かすという意味でも、エッセイ本としてはとても読み応えのある一冊。

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    Posted by ブクログ 2024年01月06日

    作者による外国への放浪の旅ドキュメント「深夜特急」が好きで、実際に旅には出向かずとも心の何処かで旅へのあこがれを抱き続ける自分にとって本書はスケールは違えども醸し出す旅へのあこがれに共通するものを見出す。纏まった日数を要する海外旅行ではなく国内旅行を題材としてくれているのでより旅への動機付けをしてく...続きを読む

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