深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】
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深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】

737円 (税込)

3pt

イタリアからスペインへと回った〈私〉は、ポルトガルの果ての岬サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを摑まえた。パリで数週間を過ごしたあとロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけるのだが――。Being on the road――ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。旅を愛するすべての人々に贈る、永遠の「旅のバイブル」全6巻、ここに堂々の完結! 井上陽水氏との対談「森の少女とカジノの男」を収録。「あの旅をめぐるエッセイVI 恐れずに」「あの旅をめぐるエッセイVII 若い旅人たちへ」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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深夜特急 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ! 山口文憲氏との対談「出発の年齢」を収録。「あの旅をめぐるエッセイI 孤寒」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    香港・マカオに別れを告げてバンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。〈私〉は香港で感じたあの熱気を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに〈私〉はやっと気がつくのだった――。「あの旅をめぐるエッセイII コロッケと豆腐と人魚」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。高倉健氏との対談「死に場所を見つける」は収録しておりません。
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はマレー半島を経て、やっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから一つ、また一つと自由になっていくのだった。此経啓助氏との対談「十年の後に」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    パキスタンの長距離バスは、凄まじかった。道の真ん中を猛スピードで突っ走り、対向車と肝試しのチキン・レースを展開する。そんなクレイジー・エクスプレスで、〈私〉はシルクロードを一路西へと向かった。カブールではヒッピー宿の客引きをしたり、テヘランではなつかしい人との再会を果たしたり。〈私〉は冬の訪れを怖れつつ、前へ前へと進むことに快感のようなものを覚えはじめていた――。今福龍太氏との対談「終わりなき旅の途上で」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIV 秋の果実」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】
    737円 (税込)
    アンカラで〈私〉は一人のトルコ人女性を訪ね、東京から預かってきたものを渡すことができた。イスタンブールの街角では熊をけしかけられ、ギリシャの田舎町では路上ですれ違った男にパーティーに誘われて……。ふと気がつくと、あまたの出会いと別れを繰り返した旅も、いつのまにか「壮年期」にさしかかり、〈私〉はこの旅をいつ、どのように終えればよいのか、考えるようになっていた――。高田宏氏との対談「旅を生き、旅を書く」を収録。「あの旅をめぐるエッセイV 書物の漂流」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】
    737円 (税込)
    イタリアからスペインへと回った〈私〉は、ポルトガルの果ての岬サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを摑まえた。パリで数週間を過ごしたあとロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけるのだが――。Being on the road――ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。旅を愛するすべての人々に贈る、永遠の「旅のバイブル」全6巻、ここに堂々の完結! 井上陽水氏との対談「森の少女とカジノの男」を収録。「あの旅をめぐるエッセイVI 恐れずに」「あの旅をめぐるエッセイVII 若い旅人たちへ」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    長い旅が終わった。
    1巻から読み通して間もあけつつ約半年、いやもっと言えば、1巻だけ読んで投げてしまったのは4年も前だったか。

    きわめて個人的な話だが、僕は続き物の本が苦手だ。司馬遼太郎なんかはいろんなシリーズの1巻だけを読んで放っておきどおしだし、そもそも複数巻というだけで尻込みして手を出せてす

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    ついにゴールのロンドンへ。長旅お疲れ様でした。最後は意外とあっけなく、予想外の展開で笑ってしまった。

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    ラストが思ったよりあっさりしてた。でも実体験を基にしてるのだから、案外こんなもんかなぁ
    この旅を実際に経験した沢木耕太郎にしか、このラストの感慨はわからないのかも知れない

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    15年前に出会って以来、ずっと私の宝物だった本。異国の地で再読することで、極めてシンプル、だけど大切なことを幾つも思い出させてくれたと思う。
    ただひとつ分かることは、分からないということ。分からなくていいということ。
    行くことを目的とせず、そこに吹く風を、流れる水を、降り注ぐ光を、そして行き交う人を

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    最後まで面白かった

    最後はどう終わるのかと思ったら、まさかの
    「俺たちの旅はまだまだ終わらないぜ!!」的な

    それも良いけど、出来れば帰国するまで書いて欲しかったかな

    巻末に載っている対談
    他の巻みたいに、旅の途中で会った方とかなら未だしも
    今回唐突に井上陽水(恐らく当時の付き合い等があったんだ

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    ついに完結。
    ヨーロッパに行った事がない自分としては、イタリア、スペイン、ポルトガルに行ってみたい気持ちになった。
    海外旅行に行きたい欲が爆上がり。

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    ロンドンまでの旅の最終話。
    旅が終わりに近づくにつれて、読者も「from youth to death」を感じる。
    スマホがある現代では、全く同じような旅を実現することはおそらく困難であるが、人生で一度は味わってみたい魅力的な旅であった。

    0
    2024年06月28日

    Posted by ブクログ

    旅で自らの自意識やエゴイズムを脱却できた人は、すでにこの世にいない。現実を生きながらえている人は、必ず何かのエゴイズムを抱えて生きている。それを「我到着せず」

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    最終巻。単行本第三巻の後半部分だから、5巻と同様に如何に旅を終わらせるかと言う点について自問しながら旅をする。イタリアからモナコを経由してスペインに入りポルトガルまで行き、ヨーロッパの果てまで来て旅の終わりを確認する。その後はパリに出て、ロンドンに移動する。文庫本に入っている対談で沢木さんはあまり美

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    Cの国から始まりTの国を渡り、そして再びCの国に舞い戻る。だからこんなに良い出会いが巡っていたわけだ。
    イタリアの美しい街並み、アートが想像力を掻き立て、パスタを食べたくなる、人々の悪意のないいい加減さ。凄く行きたくなった。
    沢木さんは色んなものを引き寄せている。
    コミュニケーション能力も高くて誰か

    0
    2023年12月30日

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