深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】

693円 (税込)

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風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はマレー半島を経て、やっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから一つ、また一つと自由になっていくのだった。此経啓助氏との対談「十年の後に」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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深夜特急 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ! 山口文憲氏との対談「出発の年齢」を収録。「あの旅をめぐるエッセイI 孤寒」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急2―マレー半島・シンガポール―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    香港・マカオに別れを告げてバンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。〈私〉は香港で感じたあの熱気を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに〈私〉はやっと気がつくのだった――。「あの旅をめぐるエッセイII コロッケと豆腐と人魚」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年七月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。高倉健氏との対談「死に場所を見つける」は収録しておりません。
  • 深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はマレー半島を経て、やっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから一つ、また一つと自由になっていくのだった。此経啓助氏との対談「十年の後に」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急4―シルクロード―(新潮文庫)【増補新版】
    693円 (税込)
    パキスタンの長距離バスは、凄まじかった。道の真ん中を猛スピードで突っ走り、対向車と肝試しのチキン・レースを展開する。そんなクレイジー・エクスプレスで、〈私〉はシルクロードを一路西へと向かった。カブールではヒッピー宿の客引きをしたり、テヘランではなつかしい人との再会を果たしたり。〈私〉は冬の訪れを怖れつつ、前へ前へと進むことに快感のようなものを覚えはじめていた――。今福龍太氏との対談「終わりなき旅の途上で」を収録。「あの旅をめぐるエッセイIV 秋の果実」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年八月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―(新潮文庫)【増補新版】
    737円 (税込)
    アンカラで〈私〉は一人のトルコ人女性を訪ね、東京から預かってきたものを渡すことができた。イスタンブールの街角では熊をけしかけられ、ギリシャの田舎町では路上ですれ違った男にパーティーに誘われて……。ふと気がつくと、あまたの出会いと別れを繰り返した旅も、いつのまにか「壮年期」にさしかかり、〈私〉はこの旅をいつ、どのように終えればよいのか、考えるようになっていた――。高田宏氏との対談「旅を生き、旅を書く」を収録。「あの旅をめぐるエッセイV 書物の漂流」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。
  • 深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―(新潮文庫)【増補新版】
    737円 (税込)
    イタリアからスペインへと回った〈私〉は、ポルトガルの果ての岬サグレスで、ようやく「旅の終り」の汐どきを摑まえた。パリで数週間を過ごしたあとロンドンに向かい、日本への電報を打ちに中央郵便局へと出かけるのだが――。Being on the road――ひとつの旅の終りは、新しい旅の始まりなのかもしれない。旅を愛するすべての人々に贈る、永遠の「旅のバイブル」全6巻、ここに堂々の完結! 井上陽水氏との対談「森の少女とカジノの男」を収録。「あの旅をめぐるエッセイVI 恐れずに」「あの旅をめぐるエッセイVII 若い旅人たちへ」が新たに追加された【増補新版】。※本電子書籍は、令和二年九月発行の新潮文庫(新版)を底本としています。

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深夜特急3―インド・ネパール―(新潮文庫)【増補新版】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ザダル・ストリート!
    ダシャシュワメード・ガート!
    懐かしい青春時代の地名に心が踊った。

    ガヤで野宿したくだりの描写が美しすぎて、私もまた、旅に出たいという思いが強烈に湧いてきた。

    いつかまたインドに戻りたい!

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    もし『深夜特急』を一冊だけ読むとしたら、私はこの本を推します。
    インド・ネパール編。

    何もかもが違う。
    死生観によるものなのか、カースト制によるものなのか、あくせくと日々の生活に摩耗している自分にとって、インドの風景はまさに別世界だった。病院で患者と向き合い、命や死に接しているはずの自分が、なお日

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    ディープなインドがとても衝撃的
    ガンジス川は聖なる川で、身を清めたりするのは聞いたことがあったが、そのほとりで人身を焼いたり、沈めたりというのはとても信じられない
    澤木さん、発熱後どうなってしまうのか、続きが気になる

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    ▪︎旅慣れた人の澱んだ感じ(責任のない放浪、金がなくて卑しくなって行く)
    ▪︎旅してもその国のことは知れない(暇な老人と子供としか触れ合わない)
    ▪︎語れない。行った場所の批評しかできないつまらなさ。
    ▪︎騙されたくないと必死になる自分が嫌になる(初心を忘れる)
    ▪︎虚無に耐えられなくなる。カトマン

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    深夜特急を3巻まで読んで何故この本にはまっているのか考えてみたところ、理由は大きく分けて2つありそう。

    1つ目は沢木さんの旅を追体験できること。計画性がありそうでない、彼の心と直感に従って旅をする経験に憧れるから。倹約精神と若さ故の無茶で乗り切る旅が好きだ。
    2つ目は沢木さんの綴る言葉や表現が好き

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    この本が執筆された1986年から、インドは著しく成長したのだろうなあ。コテンラジオのインド深掘り回を聞いて以降、インドの複雑さディープさに興味を持っていたので、時は遡るものの当時のインドの様子がわかるこの巻は読んでいてとっても興味深かった。
    あと巻末に収録されている此経さんとの対談がとても良い。

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    ついにインド。強烈だった!
    どのくらい強烈かわかるエピソードを一つ選ぶとするならば、街に巣食うドブネズミにピーナッツを投げて暴れさせ、それを鑑賞させることがちゃっかりビジネスになっているところ。
    たとえば日本でも鯉にあげるための餌を売っている公園とかはあるけども、相手は野生のドブネズミだし、そのドブ

    0
    2025年01月27日

    Posted by ブクログ

    先に4と5を読んでしまっていてけっきょく順番がめちゃくちゃになってしまったけれどじゅうぶん楽しい。インドは多くの旅人が言うように、やっぱり一味違う場所なんだろうなあ。

    自分では絶対に真似できない旅をこうして読めるなんてありがたいことだと思う。

    こうした体験をすると人はどう変化するものなんだろう。

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    インドはなかなか刺激的な国なんだなあ。
    タイやシンガポールのときよりも沢木さんのテンション高いのが伝わった。

    俺にはインドはきついかなあ。

    0
    2024年08月06日

    Posted by ブクログ

    大学生の今、この冒険を読めてよかった。今はもうインドも発展して当時のような凄まじい風景が見られることは少ないだろうけど、これを経験できたらこの先何があっても大したことないと思えるだろう。今まで私が思っていた旅の仕方は、表面的にその国に触ることしかしていないことに気付かされた。その国の人と会話や交渉を

    0
    2025年11月10日

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