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Posted by ブクログ
なんて素敵な写真 エッセイなんでしょう。 沢木耕太郎さんが旅した様々な国の日常の1コマ。添えられた 500字の短文が 写真の理解を深め、旅愁をかき立てます。写真は白い余白をたっぷり取り、程よく小さく、まるで小さな画廊に置かれた絵のよう。
写真のキリトリ方の旨さもさることながら、よくぞこの場面を捉えたなぁ‥という遭遇性にも驚かされます。
『‥カメラを持つことの最大の効用は、世界に「つまらない場所」が存在しなくなったこと‥』という言葉が、この本の内容をよく表していると思います。
こんなふうに世界のあちこちをカメラを持って ぶらぶら と散策してみたい‥。それは永遠の憧れ。私にとっては無いものねだり。
見せてくださってありがとう‥。 癒しのひとときをいただけました。
本のサイズが小さいのも、とてもいいですね。 私はこの本を持って、ゆっくりと歩きながら、声を出して文章を読み、まるで旅をするように読書していきました。
※雑誌「VISA」連載より、『旅の窓』の続編
Posted by ブクログ
長女が次女にプレゼントした本をちょいと拝借した。
南沢奈央さんがラジオで紹介していた本だという。
沢木耕太郎さんと言ったら、私の世代にとっては、バックパッカーのバイブルともいうべき「深夜特急」の著者。イメージは大沢たかおさん。
スマホの写真ではない。重たいカメラで撮った写真とエッセイ。「世界にはつまらない場所などない。」と語る沢木さんはカメラで、文化を歴史を自然をそして人の内面を切り取る。ひとつひとつの写真とエッセイに慈しみを感じる。
お気に入りはいくつもあるけど、「真剣勝負」かな。ひとりの女子学生が、老人から何かをレクチャーを受けている光景。彼がホノルルに滞在していた1ヵ月半の間、朝の9時から午後の1時まで、一切のブレークも入れずに繰り広げられていたというのだ。
ニューヨーク郊外の小さな駅で、覆い被さるように熱心に本を読んでいる女の子の姿もいい。
スマホしかしらないんだろうな。カンボジアの子どもが、一眼レフカメラをみて、「それなあに?」という表情をしている。カンボジアもスマホ天国なんだね。
旅の話を読みながら一番行きたくなったのはエストニア。タリンは中世の雰囲気漂う町らしい。
読んでよかった!
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