心の窓

心の窓

1,045円 (税込)

5pt

3.8

開けてごらん「旅の窓」を
感じてごらん「心の窓」で


私にとってカメラを持つことの最大の効用は、世界に「つまらない場所」というのが存在しなくなったことであるーー。ブッダガヤで出会った「瞳の少女」、ヘルシンキで胸を熱くした幼き兄妹の姿、夜のコルドバで心を騒がせた「路地裏の哀愁」……。沢木耕太郎が旅先で撮った八十一枚の写真と、その情景から想起する人生の機微を描いた短いエッセイ。大人気フォトエッセイ『旅の窓』、待望の続編。

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心の窓 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    沢木耕太郎さんのフォトエッセイ
    「旅の窓」の続編
    どの写真もその風景に溶け込んだ人々が
    何気なく写っている
    これらを見ると
    どんな国であれどんな環境であれ
    人は変わらず
    生きている
    ことがよくわかる
    心が落ち着いたり、せつなくなったり、
    楽しくなったり
    見るものにいろんな感情を与えてくれる

    今もな

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    旅先でパチリと一枚。その一枚に著者の感想が添えられた一冊。世界の面白さや美しさ、想像が広がりワクワクする。『ヴェトナムの小林秀雄』『バリ島の稲田』『大英博物館前のスターバックス』…各国を旅した気分だ。

    0
    2024年09月17日

    Posted by ブクログ

    なんて素敵な写真 エッセイなんでしょう。 沢木耕太郎さんが旅した様々な国の日常の1コマ。添えられた 500字の短文が 写真の理解を深め、旅愁をかき立てます。写真は白い余白をたっぷり取り、程よく小さく、まるで小さな画廊に置かれた絵のよう。

    写真のキリトリ方の旨さもさることながら、よくぞこの場面を捉え

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    81篇からなるフォトエッセイ。
    著者と一緒に旅しているような感覚で心が和む。
    現地の人々の何気ない瞬間を独特な視点で捉え、時に寄り添い、時に遠くから見守る。
    絶妙な距離感の写真が素晴らしい。
    人々の表情や姿が印象的で頷いたり微笑んだりしながら読む。

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    旅先で沢木さんが撮る写真にはほとんど、人物が写ってる。
    いわゆる観光地には行きたくないと仰っている通り、何気ない土地の人の表情や偶然の自然を余所者の距離を保ちながら記録していく姿勢。
    そこだけは若い時から本当に変わらない。そこがちょっとわざとらしいところも沢木さんなんよな笑

    0
    2024年12月14日

    Posted by ブクログ

    ノルマンディの記事は、心に響く。ドイツの置かれた状況。戦争を始めた国ではあるが、国民への負担は、想像の域を遥かに超えたものであったろう。こうなると知っていたら、ヒトラーを党首に選ばなかったろうに。残念な事に現在も世界のあちこちで、誤った党首を人々が選んでいる。

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで藤原新也のメメント・モリを思い出す。20代の頃なので、インドに行きたいと思った。今はもう行けませんがね。

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    ページを開いて左側が著者の撮った写真。右側がそれに関するエッセイ。
    エッセイは文字数制限があり決められた文字数でよくここまで表現出来るなと感心。
    やっぱり作家はすごい。
    読後の感想は一言で、ただひたすら旅に出たくなった。

    0
    2024年07月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長女が次女にプレゼントした本をちょいと拝借した。
    南沢奈央さんがラジオで紹介していた本だという。
    沢木耕太郎さんと言ったら、私の世代にとっては、バックパッカーのバイブルともいうべき「深夜特急」の著者。イメージは大沢たかおさん。
    スマホの写真ではない。重たいカメラで撮った写真とエッセイ。「世界にはつま

    0
    2025年02月06日

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