無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
―――私たちはもうヒマじゃない―――
銀色夏生さんが読者の質問をバッサバッサと斬ってく一冊。
質問に近い体験をしていたり、わかることは、自分の言葉でいっぱい回答してくれるんだけど、自分がわからない部類の質問にはハッキリ「ごめん、わかんない」と言ってくれるスタンスがおもしろい。
憂鬱な感情は自分とは違う、ということについて書いていた章が魅力的だった。
憂鬱には勝手に暗いことを考えさせといて、自分は他のことをしていなさい。という教え。
「憂鬱」という自分の一部をさも他人のように扱うのは、悟りの境地だ。
それから結婚について。
恋愛も結婚もみんな他人の意見を参考にするけど、恋愛も結婚もひとりひとり違うのだから、自分で悩んで自分で決めるしかない。
人に相談すると遠回りになるよ。一見、早いように見えて。
これは、よくぞ言ってくださいましたという感じ。
当たり前なんだけど、当たり前のことしか言ってないんだけど、ぐらぐらしちゃうんだよな、にんげんって。
大きな怒りを忘れる方法について。
小出しに削っていくのが無難だけど、たまに、誰かに会ったことで消えてしまう時がある。
あれはたぶん、気持ちの、魂のレベルが引き上げられるからだろう。
穏やかで、寛大でやさしく慈愛に満ちて。
あれがなあ、ああいう時間が長ければいいのに。
私にも、誰にでも身に覚えがある事を、まとまりよくわかりやすく言ってくれる。
銀色さんの言葉で、私の魂のレベルも引き上げられたような気がする。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。