作品一覧

ユーザーレビュー

  • オケマン大都市交響詩 オーボエ吹きの見聞録

    Posted by ブクログ

    【library222所蔵】

    のだめの監修で一躍名前を売ったN響オーボエ奏者の茂木氏のエッセイ。
    氏のエッセイはどれもとてもわかりやすくて面白い。
    これは氏がヨーロッパオケのオーディションを受けまくり、あるオケの正式メンバーとなるまでの顛末。
    オケのオーディションの裏側、そしてまさしく「ガクタイ」(オケの団員のこと)と呼びたくなるようなオケメンバーの素顔、ヨーロッパの日常におけるクラシックのありかた・・・・どれもとても生き生きとしておもしろい。
    これを読んだらヨーロッパのオケを直接聞きに行きたくなること間違いないなし。
    それも、一流のオケでなく、地方のローカルなオケを。

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    2010年04月30日
  • 拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術

    Posted by ブクログ

    本棚の整理をしていて懐かしくなって15年ぶりに再読。
    忘れてたところもあって、楽しく読めた。
    タイトルの「拍手のルール」楽章の間に素晴らしい演奏に思わずしてしまう拍手は許容できる。交響曲がおわり最後の響きがホールに余韻を残しゆっくりと消えていくその瞬間をゆっくり味わいたい。コンサートの1番素晴らしい瞬間、それを破壊するフライング。これはもう犯罪である。
    「業務上過失感動破壊」ここは何度読んでも本当に大きく同意する。

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    2023年09月06日
  • 決定版 オーケストラ楽器別人間学

    Posted by ブクログ

    真剣に読んではいけない。あくまでも話半分、冗談半分に^ ^そんな感じで「くだらないなぁ〜」と思いながら、箸休め的な読むとめっちゃおもしろい。

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    2022年03月16日
  • オケマン大都市交響詩 オーボエ吹きの見聞録

    Posted by ブクログ

    モギギ先生の本は何冊か読んでいるので、本書で書かれている留学時代の話も、どこかで読んだ話も多い。
    でも、成功した人の青年期の終わりの時期というのは、もちろんご本人にとっては苦難もあっただろうけれど、成熟する充実感に満ちていて、独特な美しさがある。
    それは都市という舞台を意識させる構成になっていたからかな。

    「ドブラックナーフェン『交響曲第五番ハ短調』」は、楽曲解説のパロディ何だろうと思いながら読んだけれど、どこがおもしろいのかさっぱり。
    「第九のステージをウサギが舞うとき」は、やりすぎ感あり。

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    2017年11月25日
  • はみだしオケマン挑戦記 オーボエ吹きの苛酷なる夢

    Posted by ブクログ

    ついこの間、指揮者佐渡裕さんの本を読んだばかり。
    今回は逆にオーケストラのメンバーの側からの本を選ぶ。

    N響の主席オーボエ奏者の著者が、オケ活動(特に旅、茂木用語ではビータ)の日々の傍ら、自主企画のコンサートを催したり、CDを録音する。

    クラシックの演奏家は、勿論コンサートのプログラムを考えたり、レコーディングの時にはサウンドチェックをするんだろうとは漠然と想像していたが、想像を上回るハードさ。
    演奏家自身が集客の心配もするのね...。世の中厳しい。

    N響のツアーでも、ダブルブッキングで部屋がないとか、ホテルのぼや騒動に巻き込まれるとか、まあ、本当にいろいろあること。
    そのあたりを面白お

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    2016年11月27日

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