【感想・ネタバレ】拍手のルール 秘伝クラシック鑑賞術のレビュー

あらすじ

「古典コン」(クラシックコンサート)に行きましょう。CDにはない魅力、「古典」ゆえの楽しみ方、何を聴くか? 正しい拍手の仕方とは? 知りたかった疑問にお答えします。「のだめカンタービレ」クラシック音楽監修の〈もぎぎ先生〉が案内する、もっと楽しむための鑑賞の手引き。

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Posted by ブクログ

本棚の整理をしていて懐かしくなって15年ぶりに再読。
忘れてたところもあって、楽しく読めた。
タイトルの「拍手のルール」楽章の間に素晴らしい演奏に思わずしてしまう拍手は許容できる。交響曲がおわり最後の響きがホールに余韻を残しゆっくりと消えていくその瞬間をゆっくり味わいたい。コンサートの1番素晴らしい瞬間、それを破壊するフライング。これはもう犯罪である。
「業務上過失感動破壊」ここは何度読んでも本当に大きく同意する。

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2023年09月06日

Posted by ブクログ

著者はN響オーボエ奏者で「のだめカンタービレ」の音楽監修でも知られている。終盤の楽典や楽曲解説の部分は読むのが若干しんどかったが、全体的にユーモラスな語り口で、著者の他の著作同様面白く読めた。
拍手の作法は国によって違い、国民性が表れるが、演奏者からしてどういう拍手だとどう感じるかが、事細かに語られていて興味深い。一番よかったのは、自らの指揮者としての経験を語っている章。指揮の勉強法やオケとの関わりについて詳しく書かれていて、スコア片手にCDを聴きたくなった。

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2016年02月17日

Posted by ブクログ

茂木さんの本は4冊め。
古書店で手にした。
タイトルから、この人がいろんなところで発言したり、書いたりしているフライング拍手撲滅キャンペーンだろうと見当がつく。
もちろん、余韻が消えていくのを静かに味わいたいというのはよく分かるけど、あまりそれを言いすぎても、ますますクラシック音楽の敷居が高くなってしまう気がしていた。
いいじゃん、いろんなお客さんを許容しようよ、なんて思ってきた。
これだから日本の聴衆は、みたいにお説教されているみたいな気分なのだ。

で、なぜこの本を買うことにしたかというと、この本、なんと著者サイン本だったのだ。

読んでみるとやっぱり面白い。
ベートーベンの交響曲第七番は、実は作曲家の生前、一番成功して、経済的なペイもあったという話など、知らないこともあったし。
例の拍手の話にしても、各国での違いとか、オーケストラのする拍手(弓でたたく、足踏みをする)の違いとか。
時々、茂木さんのギャグがわからない時もあったけれど。

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2015年11月30日

Posted by ブクログ

銀座ヤマハの書籍売り場であまり考えず購入したのですが、とても読みやすく、クラシックが聞きたくなる、コンサートに行きたくなるような記述が随所にあり、とても面白かったです。筆者が推薦しているミサ曲も、これまで食わず嫌いでしたが、試して見たいという気持ちになりました。

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2012年05月23日

Posted by ブクログ

クラッシック鑑賞に関するエトセトラ。
クラッシックは敷居が高いところが魅力である
クラッシックは解らないからツマラナイ。解れば面白い。曲を知らないから退屈である
ということで演奏会のうんちく、拍手のルール、指揮者のやっていること、調別名曲解説、番号別(?)交響曲解説等々。
茂木先生曰わくに演奏会前にはCDで予習すべし。スコアを入手してCD追っかけてみるのもよし。
さすがスコアはある程度知識がないと追っかけられんぞ。

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2021年09月18日

Posted by ブクログ

「古典コン」を楽しむささやかなルール。

拍手をいつすればいいのか? クラシックのコンサートで緊張する一瞬。楽章の間では拍手しないとか言うけど、する人もいない? そんな小さな疑問と、それからクラシックにまつわる色々な豆知識が得られます。

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2018年01月04日

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