佐藤正午の作品一覧
「佐藤正午」の「熟柿」「一か八か ギャンブル傑作コレクション」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「佐藤正午」の「熟柿」「一か八か ギャンブル傑作コレクション」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
長崎県立佐世保北高等学校卒。『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞。『リボルバー』、『ジャンプ』が映画化された。その他作品に『王様の結婚』、『恋を数えて』、『アンダーリポート』などがある。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
ミステリーとかサスペンスみたいにドキドキハラハラってわけでもなく、伏線が散りばめられていてどんどん先を読み進めたい!という感じではないのに、なぜか読む手を止められないおもしろさでした。なんなんだろう?書き方?話し言葉というか本当に人がラジオのように話しているような書き方で難しい言い回しも少なくて、目を離さずにざぁーーーっと読める感じ
自分のせいで我が子に会えない気持ちをずっと燻らせて懸命に生きて生きて、たまに失敗しながら生きて生きて、最後に一縷の光がさした感じ。
この後、少しでも、ほんの少しでも拓にもかおりにも温かい光が注ぎますように。少しでも幸せだと思える瞬間が二人の間にありますように。
まじで、咲ちゃんグッジョブ。いい子だな。
Posted by ブクログ
一言、すごかった。
途中は読んでいて本当に心が折れそうになった。交通事故の一つの過ちから人生が一気に崩れていく。頑張ろうとしても、一生懸命やっても苦しめられ、その苦しさから正常ではない行動に向かってしまう。
読んでいるこちらからすると、「そうじゃないんだって」と何度も伝えたくなる。でも、きっと本人はそういう思考になってしまうんだろうと思う。誰にでも起こり得そうなことに感じてしまうからこそ、本当に苦しかった。
後半も「大丈夫なのか」と思うところが何度もあったけれど、最後はちゃんと良い方に進んでくれて、本当によかった。
福岡の人がいい人でよかった。
かおりさん、頑張ったね。ちゃんと地に足をつけて進んできてよかったね。ずっと頑張ってきたことを、土居さんは見抜いてくれたのかな。
長い本だったけれど、途中から読む手が止まらなくなってしまった。後半に向けて少しずつ良い方向に進んでいけるような雰囲気があり、ドキドキしながら読みました。
これまで『成瀬は天下をとりにいく』が、読書を始めるきっかけになった一番大好きな作品でした。
でも、この『熟柿』は、それに並ぶくらい、自分の中で衝撃の作品になりました。
Posted by ブクログ
読み終わった後の余韻がすごかった。すぐに、二回目読んでいます。文章の構成が素晴らしい。少しずつ出てくる、事故の真実。事故が発生した時は、出てきたのは亡霊?とぼんやりした記憶。美容室に行く度、過去を思い出す描写。再会した時の、息子から産みの親へのストレートな感情。元夫からの、事件直後意識はあったとの告白。
車を運転することが怖くなった。また今ある何てことない日常を、より大切にしたいと思った。
「犯罪者の母親の子供と、母親が死んだ子供、どちらがより不幸か考えろ。」刑務所から出てきた人に言う言葉としては、最低な言葉。ただもしこれが現実起こったら、向きあえないのかもしれませんが。つい、おまえもちゃんと向きあえよ!と思ってしまった。夫にも読んでもらいたい本。
そして、この物語こそ私にとっての本屋大賞だと感じた。色んな作家さんの本を読むきっかけとなる、本屋大賞は永遠に続くべき賞レース!