アンダーリポート/ブルー

アンダーリポート/ブルー

小説・文芸
759円 (税込)

3pt

衝撃の結末が加わった傑作長編小説の完全版。

15年前、ある地方都市のマンションで男が撲殺される事件が起こった。凶器は金属バット。死体の第一発見者は被害者の隣人で、いまも地方検察庁に検察事務官として勤める古堀徹だった。事件は未解決のまま月日は流れるが、被害者の一人娘・村里ちあきとの思わぬ再会によって、古堀徹の古い記憶のページがめくれはじめる――。
古堀は事件当時、隣室に暮らすちあきの母親・村里悦子と親しい間柄だった。幼いちあきを預かることも多く、悦子が夫の暴力にさらされていた事実や「もし戒める力がどこにも見つからなければ、いまあなたがやろうとしていることは、あやまちではない」という彼女の人生観に触れる機会もあった。その頃の記憶にはさらにもう一人の女性の存在もあった。女性はある計画について村里悦子を説得したはずだ。「一晩、たった一度だけ、それですべてが終わる」と。
よみがえる記憶を頼りに組み立てたひとつの仮説――交換殺人という荒唐無稽な物語が、まぎれもない現実として目の前に現れる! サスペンスフルな展開に満ちた長編小説『アンダーリポート』に加えて、新たに衝撃的なエンディングが描かれた短編小説『ブルー』を初収録した完全版。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    アンダーリポート/ブルー
  • タイトルID
    :
    336061
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年09月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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アンダーリポート/ブルー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公とは、性別も年も職業だって何から何まで共通点はないはずなのに。
    とことん感情移入してしまい、、、
    わたし自身もモヤモヤした日々を送りました。
    後半にさしかかり、
    あれ?これって一番最初に書かれてなかったっけ?と読むと同時に過去の記憶をたどる私。
    ああ、もう主人公じゃんわたし。
    記憶と記録と、そして体感に残るもの、香り。
    記されるもの、記されないもの。
    存在するもの、しないもの、でもたしかにあるもの。
    丁寧に、細やかに辿っていった先に待っていた結末に鳥肌ゾクゾク、ぞわぞわ。
    自分がまさに殺されると思いながら、
    どこか切なさを感じながら読み終えました。

    佐藤正午さんにハマりそう!
    次は何を読もうかな。

    0
    2022年09月25日

    Posted by ブクログ

    アンダーリポートのみを収録した方を先に読み、

     もうひと展開ほしいと思ったので星3つ。

    と書いたが、続きがあると知り早速読んだ。


    な、なるほど、、、
    なぜこんな構成にしたのか、最初から決めていたような気がするけど、なぜなのか、、、

    物語としてはスッキリしたけどスッキリしない。
    怖い。色々と怖い。

    でも、この構成のおかげで、後日譚を読むまでの数日間、ずっとモヤモヤしてた。
    きっと主人公も、あのカフェを訪ねてからずっとこんな気持ちだったのかな。
    もしこれが狙いだとしたら、怖すぎ。
    最高。

    0
    2021年06月07日

    Posted by ブクログ

    題材
    ・15年前の交換殺人

    テーマ
    ・人生最後の欲望

    誰が何をする話なのか
    ・古堀が、15年前に起きた殺人事件の真相を究明する話(自分が考えた物語が正しいかを知りたい。それは変わり映えのない日々に突如現れた刺激)

    最も伝えたかったこと、何が新しいのか
    ・構成の妙(最後の章の続きが最初の章になっている)

    キャッチコピーは何か
    『過去はあなたを離さない』
    『決断そして実行 ふたつの人生の 許されざる接点』

    その他(心に残ったことなど)
    ・登場人物が特段魅力的でもなく、物語の動機もなんだっけと思うほどで、交換殺人のトリックにフィーチャーしている様子もなく、だが読み耽った、不思議だ

    0
    2026年09月11日

    Posted by ブクログ

    15年前に起きた事件について、紐解いていく話。
    そう、単純に書けばそういう内容なのだが、
    そんな単純な物語なわけではなく。
    色々な情念が渦巻く内容となっている。
    人と人の出会いについて。
    確かに人と出会わなければ不幸になる可能性は低い。
    それがどうにも切なく、そして哀愁を漂わせていた。
    衝撃的な後日譚でもまたしかり。

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    うーん、筋書きはなかなか面白かったけど今まで読んだ佐藤正午の中では最もリーダビリティが低い作品だったと思う。なんか勿体つけたかったるい文章で読み進まなかった。不思議だ。いや、主人公が気に入らなかったのかな?語り手的すぎて本人の気持ちとか伝わらないし、感情移入する点がなかったからかもな。ただヒロイン的立場の人妻の描写はなんとも無邪気な艶かしさが伝わってきて良かった。ラストの後日談はなんとなく蛇足な気はするなー。傍観者じゃいられねえんだよ、って戒めなのかね。ああ戒めが出てこない場合はって考え方はなかなか興味深かった。

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    手の込んだミステリーというわけではないけど
    一つ一つが丁寧に書かれている印象。
    挿絵があるわけでもないのに登場人物がイラストとして頭の中で現れて動いている感じ。
    古掘さんの人生は綺麗で平和なんだろうな

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    長編アンダーリポートと短編ブルーが収録。アンダーリポートを読み終えて、アンダーリポートを読み直したくなり、ブルーを読んだらまたアンダーリポートを読み直したくなる。以下続く。

    0
    2020年01月26日

    Posted by ブクログ

    古堀くんは何をしたいのか?何を言いたいのか?読みながらイライラすることもあった。でも、そうするしかなかったのかもしれないとも思う。
    それにしても読み始めるとなんとも言えない気分に包まれる。佐藤正午の世界。心地いいというものではない。どちらかというと気持ち悪いのだけれど。

    0
    2019年11月03日

    Posted by ブクログ

    解説で伊坂幸太郎が書いた通り、ストーリーはもうわかってるという上で、緊張感とか心情の微妙な変化をうまく書いてて、そして、やっぱり読み返しちゃうっていうのが、小説ってこういうことができるんだなーと思えるところ。
    私は好きです。

    0
    2015年10月30日

    Posted by ブクログ

    皆さんが第1,2章が読み難いと書かれていたので、多少構えて読み始め、そのお蔭で分かり難くはあったが面食らわずには読めた。
    そして確かに読み終えると、と言うか私の場合は読んでる途中でもだったけど、そこに戻ってくる。
    しかし、そうした変わった構成だけで読ませた訳ではないですね。
    読んでる途中から、何だかミスリードされているのではないかという疑心暗鬼と言うか違和感のようなものがずっと引っ掛かっていて、読み終って最初の章に戻っても、「ブルー」という別に書かれて今回一緒に収められた、一種の完結編のようなものを読んでも、その印象は残る。
    変哲の無い、読みようによっては陳腐なお話しを、含みを持たせて一筋縄ではないものに仕立てたところが、この作者たるところ。

    0
    2015年10月03日

アンダーリポート/ブルー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    アンダーリポート/ブルー
  • タイトルID
    :
    336061
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2015年09月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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