書くインタビュー 1

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作品内容

小説巧者に訊く前代未聞のインタビュー読本。

「これは、直接会って言葉をやりとりするのではなくて、メールを用いたインタビューです。いっぱんの対面式のインタビューを『喋るインタビュー』だとすると、今回やろうとしているのは『書くインタビュー』です。いままでどおりに質問しようとしても、なかなかそうはいかない。こちらもいままでどおりに答えようとしても、そうはいかない。質問も回答も手間をかけて文章にしなければならないからです」(本文より抜粋)
 小説巧者として知られる作家・佐藤正午さんはいかにして作品を“つくって”いるのか――そんな疑問を直接ぶつけるインタビューが、前代未聞の形式で実現。面とむかって話す機会はおろか事前の打ち合わせもいっさい無し、メールのやりとりのみの「書くインタビュー」はスタートしましたが……。
「はっきりさせておきます。なにがなんでも答えたい質問などこちらにはありません。僕はべつに誰かの質問に答えたくてうずうずしているわけではないのです」
 まさかの聞き手交代劇にはじまり作家秘書の口述筆記も! のちにNHKでドラマ化される『身の上話』上梓直前の2009年6月から、『鳩の撃退法』の執筆準備に入る2010年12月までの質疑応答(?)を収録した第1巻。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
エッセイ・紀行 / エッセイ
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
小学館文庫
ページ数
240ページ
電子版発売日
2015年06月26日
紙の本の発売
2015年06月
サイズ(目安)
1MB

書くインタビュー 1 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年04月06日

    すべてメールでやり取りされるインタビュー集。
    相手は現役バリバリの作家、性格は偏屈な気性。
    表情が読み取れないから、
    聞き手は正しく理解される以前に
    誤解を生まない文章に仕立てなければならない。

    そう、普通はそう考える。
    一巻目に登場する聞き手の伊藤ことこ嬢は、豈図らんや、
    大胆というか、分をわき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月10日

    作家佐藤正午にメールでインタビューをするという連載もの。メール返信ということとにどんなことを考えるものかが垣間見えて面白い。最初にインタビュアーとして登場したライターはハチャメチャで作家を怒らせてしまうが、それがかなり面白かった。突然の交代は予定通り?そのままいったらどうだったんだろう。次のライター...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月07日

    佐藤正午に二人のライターがメールによるインタビューを試みるという企画。
    数年にもわたるこの企画が書籍化されたのがこの本。

    ものすごく面白かった。なんど顔がにやけてしまったか。
    でも基本的には人にはお勧めしない。
    正直、佐藤正午ファンではないければ全く面白くない。
    彼の本を読んだことがなければちんぷ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月26日

    インタビュアーの、雑で無礼な質問が続き、回答する小説家のインタビュアーに対する揚げ足取りや皮肉が続き、しまいには怒らせ罵倒されている文章を読むのは、精神的に辛かった。
    佐藤正午は、神経質なほど言葉に厳しい。だからこそ、読者である私は本を楽しめるのだけれども。

    小説の書き方が書かれているところはとて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月28日

    「た」止めについてのやりとりを読んでいるうちに、数年間抱いていたある作家Xの文章に対する疑問が解消しました。他の作家の本を読んでいて「Xの文章に似ている」と感じることがたびたびあり、そういえばそういう場合は全て「た」止めでした。文章があまりに似ているので、Xは文章アプリのようなものを使って書いていて...続きを読む

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1~4件目 / 4件
  • 書くインタビュー 1
    594円(税込)
    小説巧者に訊く前代未聞のインタビュー読本。 「これは、直接会って言葉をやりとりするのではなくて、メールを用いたインタビューです。いっぱんの対面式のインタビューを『喋るインタビュー』だとすると、今回やろうとしているのは『書くインタビュー』です。いままでどおりに質問しようとしても、なかなかそうはいかない。こちらもいままでどおりに答えようとしても、そうはいかない。質問も回答も手間をかけて文章にしなければならないからです」(本文より抜粋)  小説巧者として知られる作家・佐藤正午さんはいかにして作品を“つくって”いるのか――そんな疑問を直接ぶつけるインタビューが、前代未聞の形式で実現。面とむかって話す機会はおろか事前の打ち合わせもいっさい無し、メールのやりとりのみの「書くインタビュー」はスタートしましたが……。 「はっきりさせておきます。なにがなんでも答えたい質問などこちらにはありません。僕はべつに誰かの質問に答えたくてうずうずしているわけではないのです」  まさかの聞き手交代劇にはじまり作家秘書の口述筆記も! のちにNHKでドラマ化される『身の上話』上梓直前の2009年6月から、『鳩の撃退法』の執筆準備に入る2010年12月までの質疑応答(?)を収録した第1巻。
  • 書くインタビュー 2
    594円(税込)
    長編小説『鳩の撃退法』創作現場からの肉声。 「いったん書いたものを読み直して考え直す、考え直して書き直す、また読み直して考え直す、でも正解にはたどり着けない、でもそれをやらないことには先へ進めない、そういう厄介な手間に耐える勇気がなければどんな文章も書けない、そのような結論になります。ものものしいです。ほんとかよ? と思われるかもしれません。僕もちょっとそんな気がします。でも勢いで続けます。みんな(多かれ少なかれ)そうやって書いているのではないでしょうか」(本文より抜粋)  いよいよ新作長編に頭をむけ始めた作家は、ある場所へ取材に出かけます。執筆のためのメモも何十枚か溜まり、それを見て考えているうちに「物語の輪郭のいちぶが浮かびあがってくる」こともあると言います。 「明日からまた小説を書きます。いま決めました。仕事机の埃を払い、iMacの電源を入れ直します。久しぶりに仕事机にむかい、『鳩の撃退法』とタイトルを書き入れるところから始める。まずはそこからですね」  物語の種とは? 冷蔵庫理論とは? 新作執筆のため本格的に始動する2011年1月から5月、さらに著者最長編となる『鳩の撃退法』脱稿直後の2014年6月から2015年4月までの、メールによるインタビューを記録した第2巻。
  • 書くインタビュー 3
    660円(税込)
    僕はお金欲しさに小説書いてるんじゃない! 「作家はいざパソコンを前にキーボードを打ちはじめると──いったん物を書く現場の時間の流れに入ってしまうと──原稿料のことなど忘れてしまいます。自分が書いている原稿を、より良いもの、より読ませるものにするために頭を使います。エッセイでも書評でもそして小説でも、何でもおなじです。  読まれ方はどうあれ、書くほうは、何を書くにも絶対に力を抜いたりはしないんです。そうしないと物を書く張り合いがないからです。力を抜いたりすると、抜いたとたんに、物を書くことに何の面白みも見出せなくなるからです」(本文より) 20年ぶりに長編小説の書き下ろしを始めた作家。 連載ではなく、「書いても書いても原稿料を貰えない」現場では、自身の台所事情とは別に、「小説を書くこと」について、いろいろと思うところも――。 最新作『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までとまったく同じ時期、小説名人・佐藤正午が語っていた、「小説を書くこと」についてのすべて。
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    858円(税込)
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