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Posted by ブクログ 2016年10月15日
「時間は無駄には過ぎていかないと思うよ。人が時間を無為に過ごすことはあっても」
『僕には性欲と恋愛との区別がつけられない。性欲と恋愛と魔法の区別もうまくつけられない。』
『「嘘だけは聞きたくない」とそれから彼女はくり返した。「あたしたちのあいだで」
あたしたちのあいだで。初めて会ってから十日間に...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月17日
なんだろう。めちゃくちゃ面白かったんだけどこの気持ちをうまく言葉にできないな。結局愛の話なんだけど津田伸一が冗談と皮肉を言いまくってめちゃくちゃにするから訳がわからない。プロットがテクニカル過ぎて感情がついていかないような、なかなか面白い小説体験… 全く独立した物語でもあるけど、「鳩の撃退法」の主人...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月08日
平成の時代にもこんな文壇と、いかにも文学者然とした文学者がいたらほんとに楽しいだろうなあ、と、実に愉快な気分で読めた作品。
太宰治や吉行淳之介の作品も、現役の頃はこんな風に(当時の人に)読まれたんじゃないだろうか、と想像してしまう。「文学」の気分に浸れるのは、島田雅彦の作品以外になかなかない。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月18日
緻密な無駄の無い文体で最後まで一定の温度感で語られていた。
あまりにも遠く鼻が高い主人公に最後まで追いつくことが出来なかった。流れていく物語も低音で変化があまりなく、感情を揺り動かされるという場面も無かった。まぁ、そういうタイプの本ではないのは明らかだが。
だから、物語に入り込む時間や集中力が続かず...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月31日
これは重いぞー、重い。ページ数も多いけどそこに詰め込まれた文字数も多い。1ページにぎゅうぎゅうに文字が詰め込まれてない、改行しない。しかも割とどうでも良い、ぎゅうぎゅう?牛々?みたいな事が書いてあった、もうどうでも良いよ!って感じになって、それもまた楽し。
ともかく主人公の小説からしからぬ適当な物言...続きを読む
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