ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
「月の満ち欠け」
2022年12月2日公開 出演:大泉洋、有村架純、目黒蓮
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
面白くて2度読み。 生まれ変わったら、なんて言葉はロマンチックだけれど、実際のところ、大変困る。 生まれ変わっちゃった人も、生まれ変わられちゃった人も。 やっぱり一生は一回切りだから、 後悔はできるだけ少なく やりたいことやって、 愛したい人を愛して 死のう。いや、生きよう。
ファンタジーのような、大恋愛のような、いろんな顔を持った小説だった。 誰も死んだことがないから確証はないが、実際に前世の記憶を持つ人がいるかもしれない。もし大切な人が早くに亡くなり、目の前にその人の記憶を持つという別の人が現れたら奇跡を感じるだろうなと思った。
身の回りやこの世のどこかでもこの様な事が 当たり前に起きているのだろうなと思わされました。 愛は命をも超え受け継がれる。 自分もそう思える素敵な人を大切にしていかなくてはと再確認させられました。
佐藤さんの作品は、「永遠の1/2」「身の上話」しか読んでおらず、直木賞受賞作の「月の満ち欠け」は途中で挫折していたことを思い出してaudibleで聴いた。 当時は前半でオカルトチックな道具立てや複数の時間軸とエピソードを読みこなす余裕がなかったのだろうが、待った無しのaudibleで聴いたお陰か?き...続きを読むちんと最後までいつもの会話の妙も楽しみ、過去と現在がつながり伏線回収されて物語の軸である純愛ストーリーまでたどり着いた。そして、さらにどんでん返しからのもう一つの…
前世とかうまれかわりとか、あまり考えた事はなかったけど、それほど愛情深く蘇る事がその人にとって又周りの人にとって幸せなのか考えさせられる。もしかして、誰もがその事実に気づかずに日々を過ごしているのだとしたら、その事実に気付く事でどんなふうにかわるのだろう。 そして、私自身前世に思いを馳せてみる。 私...続きを読むの心も頭も何も記憶していない。 その現実に私は満足している。 もし、過去生を記憶せずに、次の人生をえらべるのであれば、私に能力があり懸命に勉強して、人の役に立てる職業につきたいと思う。 そして、愛する四人の子ども達の母親になりたいと思う。
久しぶりの佐藤正午。 相変わらず、物語の流れに引き込まれてどんどん読み進めてしまう。 一冊を通じて飽きることなく、最後まで心地よく読み切れた。 深く心に染みるタイプの作品ではないのに、なぜか読後の印象がしっかりと残る。 この独特のリズムは好きな作家のうちの1人です。
この話の展開はどうなるのかが気になり、どんどん読み進められた。ただ非現実的な内容であることから、オチは予想通りではあったかな。
積読本解消。小山内堅15年前妻娘を交通事故死で地元八戸に。大手ゼネコン勤務三角哲彦34年前学生時代主婦正木瑠璃との恋物語と27才での事故死、夫正木竜之介は再就職先社長娘7才のぞみが妻の生まれ変わりと疑う、小山内瑠璃の親友緑坂ゆいの娘るりは自分は瑠璃の生まれ変わりだと主張し小山内と会う。7才上弦の月に...続きを読むはスピチュアルななにかが?ダライ・ラマ14世チベット仏教最高指導者はこれからも後継は生まれ変わりで決定とか。第157回直木賞受賞、映画化も
終わり方がすごく良かった。 生まれ変わりとかは信じられないけど、前世から引き継ぐ何か(直感とか断片的な記憶やその場所や人に対する印象とか)って、あるんじゃないかなと思った。
輪廻転生を繰り返す瑠璃という女性。 全ては一人の男性ともう一度出会うため。 これだけ見ると、とてもロマンチックな印象を受けるが、 読んでいて、果たしてこの再会は幸せなのだろうかと感じたのも正直な意見。 後半で明らかになる小山内の悟った真実。 これもまた、待ち受けるのは本当に幸福なのか? 苦しみでし...続きを読むかないのではないかとそんな風にも思った。 自分だったら、いつか壊れてしまうのではないかと そんな風に思い、ゾッとしてしまった。 そう、そんなことを佐藤正午は全て理解した上で、 この物語を我々に突きつけているのではないだろうか。 この数奇なる愛の軌跡をどう受け止めるか。 読んだ我々は試されているのではないだろうか。 想像力という読書において最大限に発揮される人間の能力を。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
月の満ち欠け
新刊情報をお知らせします。
佐藤正午
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
鳩の撃退法 上
ありのすさび
試し読み
アンダーリポート/ブルー
永遠の1/2
かなりいいかげんな略歴 エッセイ・コレクションⅠ 1984-1990
王様の結婚
女について
書くインタビュー 1
「佐藤正午」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲月の満ち欠け ページトップヘ