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身の回りやこの世のどこかでもこの様な事が
当たり前に起きているのだろうなと思わされました。
愛は命をも超え受け継がれる。
自分もそう思える素敵な人を大切にしていかなくてはと再確認させられました。
Posted by ブクログ
雲のない夜空には、満ち欠けを繰り返す月が見えます。
月は幻想的な光を放ち、わたしには知るすべのない神秘を湛えているようです。
夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したという逸話が残っているように、月の神秘とロマンはラブストーリーのモチーフにふさわしいと感じられます。
この小説にも、それがよく現わされていると思いました。
一方で、満月が近づくと心身に影響を受けやすく、不調を訴える人もいるそうです。
わたしはこの小説に、月が秘めている「怖さ」も感じました。
平穏な日常にもたらされる異変。違和感をかかえたまま、やがて悲劇が起こります。
この小説によると、死に方には「樹木の死」と「月の死」の二種類があり、人類は「樹木の死」を選んだという伝説があるそうです。でも、もし「月の死」を選べるとしても、わたしは選ばないけれど、ペットの猫には選んで欲しいかもしれません。
切なくて、美しくて、おそろしい、ホラーラブストーリー、そんな小説かと思います。
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