事の次第

事の次第

作者名 :
通常価格 605円 (550円+税)
紙の本 [参考] 607円 (税込)
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作品内容

7つの物語が精妙巧緻にリンクする連作短編

今年四十歳になるタクシーの運転手、武上英夫は妻に言えない秘密を三つ持っていた。五年前、放火事件が起こった冬の夜にタクシーに乗せた女との経緯もその一つだった。彼に内緒で定額貯金を積み立てている妻にもまた、結婚前に付き合っていた危険な男との過去があり、五年前の冬の夜に武上英夫のタクシーに乗った女には、妻子ある山田宗雄との短い恋があった。山田宗雄が働く新聞社で記者を務める七種歩は妻のまゆみの浮気に気づき、まゆみとは高校時代の同級生だった有坂弓子は三十五歳になっても結婚できないのは妹のせいだと密かに思っていた。有坂弓子と交際中の竹中昭彦には事故で失った双子の弟がいたが、それを彼女に打ち明けていなかった。
そして街の裏社会に生きる“少年”倉田健次郎は雨の夜、武上英夫のタクシーに乗り込み――。ひとつの街を舞台に炙り出されていく、夫婦の関係、恋人の関係、不倫の関係、一晩かぎりの関係、過去の関係……。それぞれの事情を抱えた男と女が、それぞれの人生の境界線に直面したときに生まれる“事の次第”を巧みに描き出し、交錯し連鎖していく至極の小説集。表題作のほか「寝るかもしれない」「姉の悲しみ」「七分間」など、全七篇所収。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
小学館文庫
ページ数
288ページ
電子版発売日
2013年01月18日
紙の本の発売
2011年09月
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

事の次第 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月18日

    佐藤正午の事の次第を読みました。
    ごくふつうに生きている中年の男性や女性がひそかに抱えている秘密を描いた短編集でした。

    「姉の悲しみ」では姉からみた妹の姿が描かれ、「言い残したこと」では妹からみた姉の姿が描かれています。
    その対照が鮮やかで面白く読みました。

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    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    それぞれのショートストーリーがちょっとずつ繋がっている群像劇。そのストーリーが繋がることで進むわけでもなく、最後に全て回収するわけでもないのでちょっと消化不良の感じがあった。佐藤さんの作風は好きなので、それぞれのストーリーや、リンクしていく感じは楽しめました。

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    Posted by ブクログ 2016年06月19日

    『バニシングポイント』改題。
    佐藤さんらしい作品だと思います。基本的に男と女の物語ですが、どこか夜の街の破戒的な雰囲気が漂います。
    解説にもあるように、7つの短編が上手くリンクしているようなのですが、どうも、ドタバタとした日常の中で読んだため、途切れ途切れになって頭に入ってきませんでした。
    もっとも...続きを読む

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