【感想・ネタバレ】熟柿のレビュー

あらすじ

激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産する。出所後、息子に会いたいあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。

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Posted by ブクログ

ストーリーの面白さはもちろん、それ以上に「日々を過ごして時機を待つ」ということのテーマが深く心に残る作品だった。
​私たちは日々、その場の感情に流されそうになったり、一瞬一瞬の出来事に納得がいかなかったりする。それでも衝動で動くのをこらえ、ただ日常を淡々と積み重ねていく。作中の人物たちが見せるその姿は、どこか私たちの現実の生活にも通じるものがあるのではないか。
​派手な急展開だけでなく、時間を味方につけるような、日常の積み上げの大切さを静かに教えてくれる傑作だった。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

最後の最後で涙が止まらなかった
出会えてよかったな
息子のために必死になって働いてたお母さん(かおり)、
熟柿が落ちるのを待つように、時機到来をじっと待つ
この意味を改めて考えさせられてたまらなかった

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大期待して読みました!!

良い終わり方だった。
途中闇しか見えなくて辛くなったけど、光で終わらずに光が少しだけ差しているような展開、気持ちで終われたのが良かった。

これからの人生が報われますように。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

主人公の身の上に起きたことは、誰にでも起きるようなこと。罪を背負って、悲しみと孤独を抱えて生きていく主人公が、報われてほしい、報われろと願いながら読んだ。
タイトルの意味も深く考えさせられる、素晴らしい作品。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

タイトル通りの本でした。前半は、主人公の行動や気持ちに寄り添えず、読み進めていた。最後の息子と会えた場面は、良かった。なんて、いい子に育ったのだろうと思うと、父親もきっとある意味十字架を背負っていたのだろうと思う。一瞬の判断によって暗闇に突き落とされていく様は、悲しいと同時にすぐ近くにあるものだなと
ラストに載せてくれていた土居さんの愛用している辞書、スマホに入れてみようと思う。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

熟した柿の実が自然に落ちるのを待つようにで16年は長いぜ。やっぱり縁ってすごいね、母親ってすごいね。主人公の親友?の鶴子のことだけはあまり好きにはなれなかったけど主人公との境遇の対比が苦しかった。鶴子の空気の読めなさが逆に主人公の辛さを引き立たせてた。途中のお金強盗はまじで腹正しかった。主人公がどんどん自分の境遇と久住呂さん、土居さんを始め人と関係をもつことで精神的に強くなり、介護施設で働くことを決意する。事件のことを思い出してとても辛いし、大変だろうけどその強さを培ってきたのはやはりこの10年がなければ成し得なかったもの。本当に主人公は頑張った。
私が息子のためにできることは働くことだけ、っていうので最後バッドエンドか?って思ったけど咲ちゃんの活躍で途中からこれ絶対咲ちゃんが合わせてくれるやつやんって思いながらの元夫の告白。あれは腹が立ったけど息子を育てるためには、、、いや、、、一緒に償うことだって、、、かおりと2人で再スタートをすることだってできたはず、、、その勇気がなかった。
けど主人公が我慢強く熟した柿の実を待つように待った成果が最後の息子とのやりとりっていうのはとても感動した!!報われたね!!よかったね!!!
最高でした!!

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

『熟柿』を読み終え、胸の奥に熟れきった粘り気のある果実を押し込まれたような、重苦しくて息が詰まる感覚に陥った。

日常の崩壊は、決して巨大な災難からではなく、隠し通せると過信した些細な嘘や私欲から始まるものだ。運命の泥沼でもがき、希望に見える蜘蛛の糸を掴もうとしながらも、一歩進むごとに互いをより深い絶望へと巻き込んでいく登場人物たちの姿に、たまらない無力感と胸の痛みを感じる。

決して彼らは絶対的な「悪」ではない。ただ弱く、ふとした瞬間に目の前の誘惑に負けてしまっただけなのだ。しかし、罪悪感が消えることはない。それはまさに熟れた柿のように、何気ない瞬間に鈍い音を立てて重く落下し、すべての平穏を粉々に打ち砕いてしまう。

勝者のいない悲劇。本を閉じた後も、この行き場のない深い悲哀が、いつまでも心にまとわりついて離れない。

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2026年07月15日

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心情の描写がうまい…章が進むごとに、はぁ?と、これ以上悪いことが起きないでくれと願う気持ち。人生好転の予感、で閉幕するけれど、一度罪を犯してしまった人が幸せを望むのは難しいなと。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

久しぶりに、読む手がとまらない感覚

熟柿ってなんだ?
と、意味もあらすじも知らずに読みはじめたけど
言葉の意味を知った時に、小説全体があるべきところに着地した感覚

おすすめです

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2026年07月11日

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ネタバレ

息子に会うまでの熟柿の物語。他人事ではなく、自分がかおりさんのようになる可能性があると思うと車を運転するのが怖くなった。事故であれなんであれ「犯罪者」となってしまい、会えない息子を想い、せめて息子にお金を残すことに人生を捧げるも行く先々で苦労する母親の人生を追うのが辛かった。まだ伝えられていない自分の罪を伝えられるようになるまで、土居さんなら待ってくれる、という希望が持てる終わり方で良かった。

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2026年07月05日

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本屋で目立つ場所に置いてあって、タイトルと表紙に惹かれて何となく読んだ本。とにかく重い、辛い。
だけど、主人公の生き様に共感できるシーンもあって最後まで夢中になって読んでた。子を想う母親ってすごい。

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2026年07月19日

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晴子伯母さんが夜な夜な仏壇の前で啜っていた「熟柿」の話がどこに効いてくるのかと思っていたら、最後に『気長に時機が来るのを待つこと』と土居さんが教えてくれて、なるほどここに繋がるのかと腑に落ちた。

主人公の人生がどうなって行くのか気になって、するする読み進められた。
息子に会わせてあげたいと思ったり、元旦那の狡さや鶴子の悲劇のヒロインさにイラッとしたり、同室の斉藤に腹が立ったり、同僚の百崎さんや久住呂咲ちゃんに明るさをもらったり、各エピソードの登場人物も実在しているみたいにリアルに感じた。

何と言っても最後の『熟柿』に限る。
がむしゃらに働いて、時機がきてやっと希望の光が見えてきた。

映画化しても面白い作品になると思った。

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2026年07月19日

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序盤の主人公の行動は、どこか心神喪失というか、気持ちは分からなくもないが感情移入はできない行動が多かった。時が経ち、様々な土地での生活、仕事、人々との出会いを経験する中で、主人公の気持ちもゆっくりと変化していく。主人公への感情移入が徐々に強まっていくのを感じた。子を持つ親として、考えさせられる内容で、ラストはうるっときた。

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2026年07月16日

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ネタバレ

 重い。犯してしまった罪は取り返しのつかないことだが、不慮の事故で人ひとりを死なせてしまった者が辿るその後の人生が、こんなにも暗く質素で暗澹たるものか。
 罪を犯した自分と母親である自分と新しい自分。世の中は別々には考えずあくまで罪を犯した人とみる。
 実直で健気に慎ましく生きる。それしかないし、そうしていても、受け入れてもらえない。
 けれどそんな中でも目指すべき道や、第二の人生を再スタートする土地、出会い、良くも悪くもさまざまな縁に導かれて辿り着いた先にいる人。やっと幸せな道への軌道に乗れそう、とまでは到底思えないが、鬱屈とした先に光が微かに見え始めたのは読んでいて救われた気持ちになった。

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2026年07月13日

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渋い。渋すぎる。
抑えた筆致がかえって心情の激しさを浮かび上がらせる。さすがに上手い
でも暗い展開が長く続くので読むのが辛い

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

自分のすぐ近くのあのひとのことにオーバーラップしてしまう。
人生はあの時こうしていれば、あの時こんな自分でいれば‥。そんなことの繰り返しだけど、そんなことばかり考えていてもしょうがない。毎日頑張れば、実は今は充実していたり、未来は明るかったりする。人生は、柿が熟すのを待つようなものなのかもしれない。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

熟柿。この言葉の意味が詰まった一冊。
苦労に苦労を重ねた主人公が、最後10ページで報われて本当に良かったと感じる。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

熟柿(気長に時機が来るのを待つこと)
母親、父親、子供、友人とタイトル通り皆熟柿だった。
内容、展開は面白いが憤りも覚えたりと話が重くて辛かった。
でも結果良い本でした。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

インザメガチャーチよりよかった。拓は若いのに本当にいいやつだ。これからの2人の関係はお互い歳を重ねるごとに熟していくだろう。土居さんもじっと待っていてくれるだろう。かおりちゃんに熟柿のように甘い幸せが訪れることを願う。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

良かった。真面目で好感の持てる、ごく一般的な女性。ごく普通に家庭を持ち、祝福される出産を迎えるはず、そして彼女に見合った人生を過ごしていくはずだった。が、ある事故を通じて絶望ともいえる程の転落、経験を重ね、それでも、淡々と生きていく。
支えていたのは息子への思い、会うことも、手紙を書くことすら許されない息子。彼にあてての毎日の語りかけ、彼のために準備した保険金の支払いのために働いてお金を稼ぐこと、を通じて、彼女はその精神を保っていたのだと思う。
息子の同級生母娘が良き理解者になってくれた幸運もあり、それが報われる一筋の光を見せて物語は終わる。
誰にでも起こるかもしれない思わぬ事故、過ち。
それでも人生は続いていく。
熟柿、と言う言葉が希望を持って腑に落ちる、読後感でした。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

くじゅうろさん(母)という現実ではありえない人が現れる割に展開にドラマチックなものがあまりなく、さらさらと読み進める感じだった。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

過去に罪を犯しその十字架を背負いながら生きる女性の物語。起こった出来事、刑務所に入るに至った経緯が淡々と説明されているので手記や回顧録を読んでいる感じがしました。

女性は凶悪犯ではなく身近にいる女性という感じでリアリティがありました。だからシンパシーを感じるかと思いきや、どちらかといえば自分のしたことを忘れて身勝手な考えに着地することに呆れや怒りを覚えることの方が多かったと思います。
普通ではないところをあげるとすれば、時々周りが見えなくなり他人からみると異常ともとれる行動をするところです。自分のことを好きで会えば喜んでくれると勘違いしているストーカーのような思考のせいです。
そんな彼女がなぜ服役することになったかというと、どうしようもなく運が悪いからです。出所後も不運が重なり追いやられるかのごとく西へ西へ行くはめになっていきます。

物語全体を通じてすごく暗いのですが、彼女のちょっと抜けている思考回路のおかげで、おもわず笑ってしまったりするのが良い塩梅になっているような気がします。あとは全員暗いわけでなく明るい人も何人かいたのが救いでした。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

とにかく長かった。
長くてしんどかった。辛かった。苦しかった。
この想いは主人公の気持ちと被るところがあるのかもしれない、と感じた。
しかし主人公には感情移入どころか、共感、同情さえ、何も浮かばなかった。
それは私が『母』ではないからかもしれない。
親の離婚を経験した『子ども』の気持ちの方が、同じ経験者として理解できたからかもしれない。

雨の夜。彷徨って道路に出てきた老婆を轢き、逃げた主人公・かおり。罪を償い職を転々としながら、会えない息子への想いを募らせる。
それが読んでいて一番辛かった。
息子への思いは一方通行で、相手の事など何も考えていない。その行動が全て病んでいる人と一緒で、イライラしたし、苦しかった。
誰かを頼り、流され、また罪を重ね…、いくらなんでも考えなさ過ぎるだろう。
しかし、そんな性格だったからこそ事件事故が起きたのだと気がついたとき、腑に落ちた。
かおりは、自責の念こそあるものの、被害者への謝罪は口にしない。
作者が罪を償えば、その先は…という考えなのかもしれないが、あまりにも酷すぎる。
度々口にする後悔の言葉が自分可愛さで出るばかりで、相手の人生を失わせてしまった後悔はないのだ。罪を犯したものにも人権はあるし、幸せになる権利はあると思うが、事故で家族を失った人は読まない事をオススメする。

ラストはずっと流されてきた主人公が、自身で仕事を決め、友だちを作り、今の息子たち家族も尊重し、風向きが変わっていく。病んでいた行動は、どんどん減っていった。そして熟柿の理由も明らかに。最初は呪いのように出てきた柿の話が好転した。
ストーリー作りは、とても良い作品だった。
でも好きになれない。なんでこれが本屋大賞2位になるほど人気なのか謎である。
ただ旦那がクズという他の読者の方々から挙がっていた感想には納得である。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

自分もなりかねない。怖い。過ぎたことは過ぎたことで終わらせることはできない。自分の人生だから。事実は事実で、起こってしまったらそれを受け入れるしかできないというのが、怖い。前向きに捉えよう、もできないよ…そんな甘くないよ…
時間が解決する、ってわけではないけど時間で物事が動くことはある。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

2026年本屋大賞で2位になった作品、という以外の情報を何も知らず、表紙とタイトルも内容を何も想起させてくれず、なんとなく不安な気持ちで読み始めました。
最初は苦手なオカルトかと思い、2章からは身を崩していく話かと思って、つらくなり、読み始めたのを後悔したのですが、読むのを止められなかった。
読み終わって、正直な感想は人心地ついた、です。
複雑な心境ですが、この気持ちにさせる何かがこの作品のすごさなんだと思います。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

後輩にすすめられて読みました。
キリスト教徒は千年王国の到来を「急ぎつつ、待つ」といいますが、人生という苦難においても外部からのきっかけにより開けるまでは「急ぎつつ、待つ」ことが必要なのだと思いました。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

報われないというか救われないというかとにかく暗い話で、読んでる間ずっと苦しかった。タイトルの意味が腑に落ちて満足感はあるけど、ハッピーエンドかと言われるとどうなんだろうか……。事故の加害者になる可能性は誰にでもあって、いつどこで人生が変わるか、幸せが崩れるのか分からない。怖くなった。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

重たいというかずっと暗い話だった。
主人公の手記でノンヒィクションみたいな感じ。
子供が居ないからこの本の良さが分からなかっただけだろうか。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじも知らずに本屋大賞第2位という期待を込めて読んでみた。

面白いと思って読むというよりは、最初から最後まで主人公の人生をただただ覗いているような感じ。

熟柿のタイトル回収が良かった。土居さんだいすき。隣でお酒飲んでるおじさん、後ろから靴脱いで足出してくるおじさん、反対側でリクライニング思いっきり下げてくつろいでるおじさんに囲まれてバスで読んでいたからか、土居さんがすごく魅力的にみえました。それがなくても、土居さんは最高にイケてるおじさんですが。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

タイトルの熟柿「熟した柿の実が自然に落ちるように気長に時期が来るのを待つ事」はこのストーリーの何処に掛けているのだろう。もちろん彼女を好いてくれている土居さんだけど、彼女の人生だろうか、生き別れようやく会えた息子の気持ちだろうか。

獄中で産んで離された息子への思慕。助手席に座っていた元夫は轢き逃げ事件になると分かっていて保身にはしり、自分一人が犯罪者になった事を17年も経って知った事。
前科がある事で転々とした彼女のこれまでは何だったのだろう。

とても嫌なのは親友の鶴子。轢き逃げ事故を起こしたきっかけだし、過敏になっている主人公を逆撫でするような連絡を度々よこす。
連絡を取り合える親しさを繋いでおきたい、軽口をたたける親しさを保っておきたい。そういった関係は私は要らないと思うなー。

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2026年07月19日

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