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激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産する。出所後、息子に会いたいあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。
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Posted by ブクログ
熟柿 最初は読み方すら分からず、叔母の好きだった熟柿がどのようにメインテーマにからんでくるのかと思いながら読み始めました。 犯してしまった罪を背負いながらの人生。 様々な波を乗り越えていく主人公の喜怒哀楽に自分の気持ちも重苦しくなりながら読み進めましたが、 重苦しくなるのにどんどん読み進めたくなる...続きを読む物語でした。 "熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つ" 苦しみながら焦らなくてもいい。 その時が来るのを待つことがあってもいいんだ。 その意味を知り、これから何か苦境があっても、少しずつ前を向けるようになるんじゃないかと思いました。 読み終わった今、この題名がこれほどしっくりとくるものかと感嘆しています。
読み終わって色んな感情がいっぱいで、感想がまとまらず。 途中まで思っていたのは、こういう一つの間違いで人生転落していく内容って、いたたまれなくて自分もホント一瞬の判断ミスで後悔してもしきれないことが起こり得るって思うと読んでて怖くて仕方なくて。でも、転職や土地に縁がある〜件から、なんとなく悪いことば...続きを読むかりでもなくなってきて、思っていた結末とは少し違っていたけど、縁も熟柿の一つなのかなとか、しかも久住呂ママ…言ってくれてありがとう(涙)とか、最後は土居さーん頼みましたよ、って心から思った。 2026年本屋大賞ノミネート作3作目 今年もレベル高い
久しぶりの一気読み!読み終わった後、熟柿という言葉の意味を深く理解できる。これでもかという鬱展開だけど、全て読めて本当に良かった。
幸福の中、図らずともひき逃げという罪を犯してしまった女性の物語。 獄中での出産、出所後に子のためという名目での嘆願されての離婚。ただ、子供のことは忘れられず、会えずとも一目だけでもその姿を見たいという、強い想いも叶わない。 戒めなのか、物理的に距離をとり、心の中では常に子供に語りかけ、ただただ誠実に...続きを読む働く日々。それでも過去の罪は苦しめる。誠実に生きようとしても、世情と罪から、やむを得ず各地を転々とすることとなる。 何年経ったのだろうか。いつまでこのままだろうか。 熟柿「熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと」 柿の実は熟すのか、、 ラストの展開は目頭が熱くなりました。
2026年本屋大賞ノミネート、佐藤正午さんの『熟柿』を読みました。 正直に言って、主人公に1ミリも共感できない。 でも、だからこそ「本物」を感じてしまう一冊でした。 読み心地の悪さが、癖になる この物語の主人公、とにかく考え方が現実から「絶妙にズレて」います。物事がうまくいかない理由を外に求め...続きを読む、自分に都合よく解釈する。その姿はどこか他責的で、少しばかり妄想的。でも、ふと立ち止まって考えると気づくんです。「あ、これ私の中にもある醜さだ」と。 「至らなさ」という名のリアリティ ドラマの主人公のような清廉潔白さはありません。 ここにあるのは、剥き出しの**「人間の至らなさ」**です。カッコ悪いし、イライラする。けれど、そのズレこそが、私たちが日常で無意識に蓋をしている「リアルな人間臭さ」なんだと思い知らされます。 救済は、劇的にはやってこない この物語が突きつけるのは、救済の地味さです。 人生をひっくり返すような大逆転劇なんて、そうそう起きない。 • 救いへのヒントは、ありふれた日常の瞬間に落ちている。 • それを見逃さず、泥臭くつかみ取るのは、結局自分の「勇気」でしかない。 読み終えた後、鏡を覗き込んだ時のような、少し気まずくて、でもどこかスッキリした不思議な感覚が残りました。 「共感できない」からこそ、目が離せない。佐藤正午さんが描く「人間の本質」に、じわじわと毒される感覚をぜひ味わってほしいです。
様々なドラマティックな部分 きっと色々あったんだろうなと思える部分がばっさりカットされていたり時間が経った後に知ったり、時間の長さと雄大さと話の巧さに久しぶりに本を読んでドキドキしていた 本当に酷い事が起こってしまって絶望しても生きていればなんとかなるかもしれないと思える本 しんどくても柿が熟すのを...続きを読む待っていても良いのかもしれない
今現在母親の介護をしている私には物語中の親子のやり取りが心に刺さりまくって涙が溢れてきました。犯罪者の烙印を押された主人公はひたすら悲惨な目に合うのが読んでて気が滅入りましたが、タイトルの意味がわかるときには晴れやかな気持ちになり、少し救われました。物語に引き込む力はとてつもないです。
仕事で辛い思いをしたときに読みたいと思う小説でした。重苦しい展開から始まり、何とか必死に生き抜いて行った先に、生きていく希望が湧いてくるラストに感動しました。人生は長期戦だということを改めて実感させてもらいました。
「熟柿」いい言葉… 熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時期が来るのを待つこと。 あと百合さんの「見て見ぬふりはできません」 も心に響いた。 話はドロドロした内容で途中感情ぐちゃぐちゃになったけど終わり方がキレイで落ち着いた感じだった。
2026年本屋大賞ノミネート作品という事で手に取りました。 主人公のかおりは、轢き逃げ事件を起こし、獄中出産。出所後に、夫から子供の為にと、離婚を迫られる。子供の将来を思うなら離れないといけない。1人後悔を背負って各地を転々とするも、一目最愛の子供に会いたいと思い‥ たった一度の過ちで人生が変わ...続きを読むる。あの時こうしていればという後悔は誰でも経験はあると思いますが、この物語の主人公は、もしかしたら自分だったかもしれないと強く感じさせられました。 そして、タイトルの「熟柿」、この言葉の意味を知らなくて本当に良かった。物語の前半と終盤でガラリとイメージが変わるこの言葉。読後の余韻も素晴らしい。 この物語は完成されているのだけども、主人公のかおり以外の視点のスピンオフ作品も見てみたいなぁ。
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