熟柿

小説 15位

熟柿

2,035円 (税込)

10pt

激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産する。出所後、息子に会いたいあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。

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熟柿 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    素晴らしい作品。重い展開が続き読むのも苦しくなるが、まさしく“熟柿“だった。自分も子を持つ親としての立場で考えさせられた。車の運転って一般人が簡単に、且つ悪気なく人を殺してしまう唯一の手段だと思う。本当に気をつけなければならないし、犯罪者のレッテルを貼られる恐怖を再認識した。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    本当に面白かった。本屋大賞の2位だったが、小説そのものの面白さではこっちに軍配が上がるかもしれない。とにかく、とにかく辛くて、タイトルのようにひたすらじっくりと微かな光を待ち続ける小説だった。だからこそ、その光はとてつもなく尊いものになるのだろう。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    お母さんがいない人もいるのに2人もお母さんがいるなんて贅沢だって、考えた事もなかったな。この作品が主人公の視点で描かれるから、主人公を取り巻く環境とか周りの人間の言動とかに怒りを覚えたりするのは当然だけど、私も何気ない一言で傷つけてる事いっぱいあるんだろうな…と思って少し居心地の悪いような罪悪感みた

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    題名がなぜ熟柿なのか、最後まで読むとわかります。実体験なのかと思うほど、ストーリーが頭に入ってきました。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    子を持つ親として共感する部分と未知の感情を知る部分があった。
    主人公の息づかいが生々しくて自分の回りがその世界観に取り込まれたよう。何とも言えない感情が残ったまま。また年齢を重ねた時に読むと感じる事も違うんだろうな。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    すごく満足度の高い物語でした。
    内容は重ためですが、最後には光もあり、読後感がとてもよかったです。
    懸命に生きていこうとするかおりの人生がつらくてせつない。罪は償っても消えない。出会った大切な人たちに過去を話すことができない葛藤がとてもリアルでした。

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    読み始めから重くて、気持ちがどんどん沈んでいったので、読み進めるのがしんどかった。それでも先が気になりページは進む。
    毎日の生活で消耗していく石和温泉から大阪時代は、彩りのないただ生きている日々の描写がホントに辛かった。福岡時代からは少しずつ希望が見えてきて、読むスピードもアップ!
    タイトル「熟柿」

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    いや〜
    確かに本屋大賞に選ばれるだけの物語でした

    最初軽く出だしのイメージから、陰鬱なでも実際に有りそうな展開で、約2センチの厚さの最後の5ミリで泣かされました!
    面白く無い物語ぽく展開して最後にそう来たか!
    そこは想像出来なかった!

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    読み終わったあと深いため息が出た。
    いつもであれば「あと3ページ書いてくれ!」と思ってしまうような終わり方だったが、なんだか色んな感情が蠢いて、今から余韻で色々考えたいなと思った。

    かおりのことは、正直芯がなくてフラフラと住む場所も変えていくような人なんだと思ってしまっていたが、元旦那と再開したあ

    0
    2026年06月01日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。

    前を向いていこう!じゃなく、
    追い風によって自然と前を向いて進んでいたという感じ。

    起承転結の結の部分はよくある話という感じがするけど、かおりさんの半生が本当にしんどい。いや、しんどいって言ったらダメだと思うけど、どうか彼女に幸せを与えてあげてと思わせるものだった。

    0
    2026年05月31日

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