ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
10pt
激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子を出産する。出所後、息子に会いたいあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ひき逃げをした主人公の服役後の生活の日々を淡々と描いた作品。 最初にひき逃げをしたことを除けば、彼女はとても真面目で人からも信頼されて、愛情深い人なんだと時間をかけて長い文章を読むことで感じることができた。 主人公の友人から強い女性と言われていて、本人はそれを否定していたが、1人で生きていく主人公が...続きを読む強いのではなく、会えなくて、周囲にどんなことをされても、それでも息子のことだけを考えて愛し続けている主人公は間違いなく強い女性だと思う。 物事にはきっと裏や本人達にしか分からないことも沢山あって全ての本質を自分で考えていくのは時に面倒くさくて省いてしまいそうな行いだけど、一次情報を大切にこれからも物事に向き合いたいなと思った。 かおりと拓、その周りの人達が物語の先で幸せに暮らせていますように。 最高の作品でした!
最高すぎた。かおりの壮絶な人生とタイトルになってる「熟柿」という言葉、終盤電車の中でどんだけ泣くのを我慢したか、この本に出会えて本当に良かった。
同じ母として感情移入しすぎたのもあり 途中読むのがつらく、でもやめられなかったです。 市木さん、でもなく かおりさん、でもなく 最後だけは紛れもなく拓のお母さん になっていて 涙が止まらなかった。
一筋縄ではいかない人生を見た。 悪意のある犯罪を犯したわけでなく、刑務所で罪を償ったとしても、社会からは厳しい目で見られて、真っ当に生きるのは難しい。それでも、生き別れになった子供のことをずっと想い続けながら、自分の人生に真摯に向き合う女性の強さに感動した。 ラストは「熟柿」っていうタイトルの意味...続きを読むと、それまでの主人公の人生を重ね合わせて心が震えた。彼女の今後の人生が幸福であることを願わずにはいられない。
不意の事故で加害者となることはだれにでも起こりうる そこで逃げてしまったらどんなことが起こるか、失うものの大きさを思い知る 元ダンナさんがひどくて、怒りをぶつけたくなる気持ちがよく伝わってきた かおりさん、よくあきらめずに踏ん張って生きたね 土居さんのあったかい言葉に癒された ”熟柿 柿の実が季節に...続きを読むなれば熟すように物事の成就には適した時期がある その時が自然に訪れるのを気長に待つ 待ちの時間が必要なときもあるんじゃないかな”
自分では経験しないような人生を追体験できる小説の醍醐味がつまった1冊。 少しでも似たような境遇がある人は読み進めるのが辛いと思う。 280ページあたりの謝罪文みたいところが個人的には1番辛かった。 熟柿は比喩
あんなにも初めは恐ろしく感じていた熟れた柿だったが、読み終える頃には、ずっと夢に見ていた願いが叶う瞬間という1つの希望として描かれていた。 そこで、かおりさんのこれまでの辛いことやどうしようもないこと、願っていたけど思いどおりにいかないこと、全てがストンと人生の一部として落とし込まれたような、悪く...続きを読むないと希望を持てるような不思議な感動があった。 落ちる時や焦る時、できないことばかりで苦しい時がたくさんあるけれど、どれも今はそういう時 だと受け入れられる自分でありたいと感じた。 そしてそれを積み重ねていくことが人生であり、生きていくことなんだなと思えた。
何が起きても、生きている限り生活は続く。暗闇で、どれだけ待てば訪れるか分からないけれど、光は差す。救いのあるお話だった。読んでよかった。 今までもこれからも、明るいだけではない人生のお守りになってくれる本。 咲ちゃんの真っ直ぐなところが好きだった。 幼稚園から高校まで、ずっと同じ優しさを主人公に向...続きを読むけてくれるのが眩しくてかっこいい。 久住呂家とても素敵だ〜
素晴らしかった。 序盤の不穏さ。中盤の重さと報われなさ。だからこそのカタルシス。 導入は純文学を思わせる、なんてことない葬儀の後の宴会。そこからの交通事故、ひき逃げ。 主人公のかおりは、早合点しがちな性格なのか、事件のせいで判断能力が鈍ったのか、その両方なのか。そんな小さな違和感のまま、歯車の噛...続きを読むみ合わない前進と後退を繰り返していくのがもどかしくも新しい。 かおりの心境になってヒヤッとしたり、呆然としたり、絶望したりさせられた。 ラストはたまらんねぇ。すごくリアル。作者がこしらえたストーリーを進めるための展開じゃない。そこに「人」がいて動いていると思えた。 うまく立ち回れないだよね。 本当に、熟柿、でしたねぇ。
ストーリーは決して明るいものではないですが 読み終えた後は前向きな気持ちになれました お心を患ってもおかしくない出来事が幾度となく起こっても乗り越えていく芯の強さ。 実際はじめのほうは心を患っていたでしょう。 関わってきた人の中には味方となってくれたり助言をくれたりする人がいたことが光だったと思いま...続きを読むす。 本のカバーに書かれた熟柿の意味ーーー 熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、 気長に時機が来るのを待つこと いいですね⭐︎
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
熟柿
新刊情報をお知らせします。
佐藤正午
フォロー機能について
「角川書店単行本」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
永遠の1/2
ありのすさび
試し読み
アンダーリポート/ブルー
かなりいいかげんな略歴 エッセイ・コレクションⅠ 1984-1990
王様の結婚
女について
書くインタビュー 1
カップルズ
「佐藤正午」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲熟柿 ページトップヘ