作品一覧

  • 詰将棋の誕生
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詰将棋史上燦然と輝く二大棋書『将棋無双』『将棋無双』。詰将棋が独自の世界を築くことになった名作を、現代の第一人者が読み解く。
  • ディフェンス
    3.0
    1巻1,265円 (税込)
    チェスに魅了された少年は、たちまち才能を発揮して世界的プレイヤーとなる。優しい恋人でさえ入りこめない孤独な内面。著者の「最初の傑作」にして、最高のチェス小説。
  • 詳解 詰将棋解答選手権 初級・一般戦 2009~2019
    -
    1巻1,623円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みなさんは詰将棋解答選手権初級・一般戦をご存知でしょうか。 本大会は例年4月に開催されている、詰将棋の解答の正確さと速さを競う大会です。 昨年は、「札幌・おいらせ・青森・盛岡・天童・沼田・熊谷・松戸・船橋習志野・さいたま・東京・甲府・佐久・新潟長岡・石川・静岡・高山・瀬戸・名古屋栄・名古屋昭和・大阪・倉敷・広島・丸亀・福岡春日・大分・長崎」全国27箇所で開催され、計1313人が参加しました。 今最も勢いのある将棋系イベントと言えるでしょう。 また本大会の別部門であるチャンピオン戦には、斎藤慎太郎七段や宮田敦史七段をはじめとする多くのプロ棋士が参加しています。 藤井聡太七段も小学2年生の時から毎年参加しており、昨年は5年連続優勝を果たしたことで話題となりました。 本書は初級・一般戦の過去11年分の問題を、大会の創始者である若島正さんがやさしく分かりやすく解説したものです。 若島さんは詰将棋の2大賞である塚田賞7回・看寿賞9回を受賞している一流詰将棋作家でありながら、英文学者・翻訳家・チェスプロブレム作家の肩書を持つ天才。 本大会で出題される問題は一流の詰将棋作家達が創り上げた作品です。 初級戦は1手詰~5手詰が6問。一般戦は5手詰~15手詰が6問出題されます。 詰将棋解答選手権初級一般戦へ参加を考えている方や優勝を目指している方、詰将棋が好きな方は必携の一冊です。
  • 詳解 詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 2004~2019
    -
    1巻2,217円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詰将棋解答選手権チャンピオン戦は、例年東京・大阪・名古屋の三会場で行われており、 プロ棋士・女流棋士・奨励会員・アマチュア強豪・詰将棋作家の方達が多く参加しているハイレベルな大会です。 藤井聡太七段は小学2年生の時から毎年参加しており、昨年は5年連続優勝を果たしたことで話題となりました。 本書は、本大会の第1回~第16回の問題を大会の創始者である若島正さんが解説したものです。 若島さんは詰将棋の2大賞である塚田賞7回・看寿賞9回を受賞している一流詰将棋作家でありながら、英文学者・翻訳家・チェスプロブレム作家の肩書を持つ天才。 詰将棋解答選手権チャンピオン戦へ参加を考えている方や優勝を目指している方、詰将棋が好きな方には必携の一冊と言えるでしょう。
  • アーダ〔新訳版〕
    -
    1巻4,950円 (税込)
    美しい11歳の従姉妹アーダに出会ってまもなく、14歳のヴァンは彼女の虜となった。青白い肌の博学なアーダと知的なヴァン。一族の田舎屋敷で、愛欲まみれの恋を繰り広げる二人はしかし、ある事情により引き裂かれる。著者の想像力と言語遊戯が結実する傑作長篇!【紙版上下巻を一冊にした合本版です】
  • 乱視読者の新冒険
    4.0
    1巻880円 (税込)
    1993年刊の『乱視読者の冒険』(自由国民社)の大幅改訂新版。名作エッセイは残したものの、半分以上の新作で構成した(ちなみに、第III部「タイム・マシン文学史」は『is』(ポーラ文化研究所)の好評連載分)。まさに翻訳小説好きには堪えられない随筆集。なかでも、「戦後アメリカ小説の百冊」は必読。

    試し読み

    フォロー
  • 乱視読者の英米短篇講義
    3.7
    1巻880円 (税込)
    第55回読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞作。短篇小説のコレクターを自認する著者が特別に編み上げた英米短篇小説アンソロジー。イギリス人作家のジェイムズ・ジョイス、グレアム・グリーン、ヴァージニア・ウルフ、H・G・ウェルズから、アメリカ人作家のジョン・アップダイク、トルーマン・カポーティ、リチャード・ライト、ウラジミール・ナボコフ、ジョン・チーヴァー、ウイリアム・H・ギャスまで、短篇小説の面白さが満載。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 乱視読者の英米短篇講義

    Posted by ブクログ

    著者があの『ロリータ』の訳者若島氏であることからも想像できるように、多分にナボコフの『ヨーロッパ文学講義』や『ロシア文学講義』を意識したものである。そのことは、あとがきでも「身のほど知らずにも」と、謙遜まじりに触れられているが、ナボコフの『ヨーロッパ文学講義』は、素晴らしいもので、若島氏でなくても、小説について書いてみようかと思う人なら、一度はその真似をしたくなるものである。若島氏は、ほかにエーコやカルヴィーノの文学講義を挙げ、「彼らの文学講義がすばらしいのはなによりもまず、文学の大切な部分に触れているというその実感というか手ざわりが生々しいからだ」と、書いている。

    エーコとカルヴィーノにつ

    0
    2014年07月29日
  • 乱視読者の英米短篇講義

    Posted by ブクログ

    当時としては(今でも?)、マニアックなメニュー。
    楽しんで選んだのがわかる。
    これを開くと、あれもこれも読みたくなり、広がる。

    ウィリアム・トレヴァーはこの時点で絶版状態だったのね、逆にジョン・チーヴァーはこの時点では入手可能な状態だったんだ…などなど、栄枯盛衰にしみじみ。

    0
    2011年07月23日
  • 乱視読者の新冒険

    Posted by ブクログ

    若島先生の文学講義(「乱視読者の冒険」の加筆修正版)。「冒険」の方は学生時代に読んでいたのだが、先日、丸善で英米文学の棚を眺めていたら、たまたま見つけて、つい買ってしまった。と言っても、「冒険」を読んだのはもう10年以上前の話なので、ほとんど初読のようなもの。あらためて若島先生の芸達者ぶりに感服つかまつった次第。

    最近、「文学」とは縁遠いのだが、久しぶりにカルヴィーノを読み返したくなった。

    0
    2013年07月14日
  • ディフェンス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チェスに取り憑かれたルージンの物語。ルージンの妻となる女性に一貫して名前がないこと、彼女も夫をルージンと呼び、作中で登場人物がルージンに名と父称を尋ねてもルージンが答えないこと、最後にルージンが窓から飛び降りた後に、彼がアレクサンドル・イヴァノヴィチと呼ばれることに何か意味があるんだろうか。前書きに、ルージンはイリュージョンと韻を踏む、とあったから、チェスに魅せられた彼の人生は全てチェス盤上の幻で、彼が死んだ瞬間に幻から人間性を取り戻したんだろうか。僕はゲームから降りる、と言って飛び降りたルージンの人生はチェスのゲームであったとは言えそうだけど、そこまでが難しくて頭に入ってきづらい文章だった。

    0
    2023年12月29日
  • ディフェンス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3年ほど前に『ロリータ』を40ページほど読んで挫折したのを除けば、人生初・ナボコフ。
    ずっと前からナボコフの著作のなかで特に読みたいと思っていた本作がこのたび文庫化されたので即購入し、奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』でロシア文学の機運が高まっているのもあり、読み始めた。

    〜2ヶ月後〜

    ようやく読み終わった!!! 初めてナボコフの小説を読み切った感慨よりも、もうこの話に付き合わなくていいという開放感のほうがおおきい。

    文章がうまいのは否定しようがない。単に修辞的で技巧的なだけでなく、「流麗」とでも言おうか、ページの端から端まで一息で読ませる力がある。

    特に好きだったのは(幼少期を扱った序

    0
    2022年09月28日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!