晩ごはんはジェラートです～気楽で美味しいイタリアの暮らし

ワダシノブ

がんばらないけど、とびきり幸福な “日常のイタリアの食”！

イタリアに住んでいると伝えると、かなりの確率で言われるのが
「ごはんが美味しいでしょう」ということ。
正直なところ、ここで美味しくないものを食べる方が難しい！―――
「ピザとフォカッチャってどう違う？」
「イタリアの台所に小さなコンロがあるワケは？」
「たこ焼き器でなく“一家に一台ラクレットマシーン”!?」
イタリアに住んで18年の著者が描く「日常のイタリアの食」は、
おおらかでシンプル、とびきり幸福。
読むと肩の力が抜ける、おいしいエッセイ集！

もくじ

第１章 新鮮なパニーノを求めて ――イタリアに来て食べたいもの
・パニーノなんてどこで食べても同じだと思っていた
・基点としてのバール
・歩きながら食べられると美味しい
・メニューは怖くない
・サービスエリアはファミレスの味がする

第２章 カルチョーフィってどう食べる？――イタリアの食材と料理 １
・カルチョーフィ（アーティチョーク）
・海の幸、揚げがち
・フォンデュよりもラクレット
・グリッシーニという細長いクラッカーみたいなあれ
・パオラの店の好きなところ

第３章 何はともあれ、カフェが要る――イタリアの食と文化
・全てはエスプレッソから始まる
・歯ごたえとくたくたと
・ベジタリアン料理を習いに行ってみた
・思い出のカサティエロ
・このくらいのバレンタイン

第４章 切りたてのハムはごちそう――イタリアの食材と料理 ２
・奥深いハムの世界（サラミも含む）
・基本のピザ
・果物とジャム
・パスタの縞は有りか無しか
・ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナを食べる

第５章 暮らしてわかるイタリアの台所
・イタリアで台所を買った
・わたしの台所道具遍歴
・旅先で食べる総菜が好きだ
・農家の店のマルゲリータ
・まだマナーを知らない（が、努力はする）

第６章 ドルチェ、ワイン、ときめくイタリア
・ジェラートはごはん
・クラフトビールとはいったい何なのか
・ドルチェは南で大きくなる
・ワインが怖いので、相談してみた
・普段着の良いチョコレート

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / 紀行
• 出版社: 大和書房
• 掲載誌・レーベル: よんたび文庫
• ページ数: 232ページ
• 電子版発売日: 2025年05月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 63MB

[ブクログ · ★★★★★]

食欲そそる！北伊と南伊でも食文化が違うらしい。行ってみたいなイタリア。バールで立ちながらエスプレッソを飲む。かっこいい！

[ブクログ · ★★★★☆]

美味しそうなイタリア料理の数々に触れ、ますますイタリアに行きたいという気持ちが膨らみました。
イタリアの食事情だけでなく、お義父さんが作っていたカサティエロを旦那さんが受け継いで作るようになったエピソードなど、人との温かいつながりも描かれており、料理を通して伝わるイタリアの人々の優しさに心が和みました。

また、イラストレーターならではの視点で描かれる漫画やイラストが随所に散りばめられており、その世界観を想像すると一層楽しさが広がりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイトルにインパクトがあるなと思って読んだが、激しいものではなく、イタリアで暮らす著者の、美味しいものエッセイという感じ。文章のあとに著者のマンガが載っていて、具体的なのだが、写真も載せて欲しかったなと思いました。エッセイは魅力的なのだが、マンガからおいしいものに引き込まれず残念。

[ブクログ · ★★★☆☆]

著者はイタリア人のパートナーと
イタリアに住んでいる人なので
観光客じゃない「生活」のイタリア食を
いろいろ書いてくれていて楽しかった。

やっぱり水が違うのが大きな違いなのか。
野菜はくったくったになるまで煮込むそうです。
日本でやるようにサッと湯通ししたのでは
逆にあまりおいしくないことを
身をもって経験されたんですね〜。

文章によるエッセイの合間には
イラストエッセイもついています。
バールの飲み物の種類とか、ハムの違いとか
絵で描いてくれるとわかりやすいわ。