三浦綾子の作品一覧
「三浦綾子」の「氷点シリーズ 全4冊合本版」「銃口 上下合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「三浦綾子」の「氷点シリーズ 全4冊合本版」「銃口 上下合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
旭川市立高等女学校卒。1964年朝日新聞の懸賞小説に『氷点』で入選。『塩狩峠』、『道ありき―青春編』、『銃口』『泥流地帯』など数多くの作品を手がける。『氷点』、『積木の箱』など映画化、ドラマ化になった作品も多数ある。
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塩狩峠の事故を美談として描いた一冊。
私は美談とは逆の感想を持った。
幸せとは何か。子が健康で、伴侶と仲が良くて、親孝行ができることではないかと私は思う。自己犠牲により多くの命を救う、それは信夫にとって大切なことであり、ふじ子はそれを誇らしく思った。美談かもしれないが、信仰がなかった場合どうだろうか。信夫は旭川に行かず、ふじ子を幸せにできたのではないだろうか。
私は多くの知らない人の命より、妻や家族を大切にする方を選ぶ。少なくとも死ぬようなことはしない。
話としてはおもしろかった。信夫の成長が緻密に描かれており、登場人物も魅力的だった。
Posted by ブクログ
塩狩峠の事故を美談として描いた一冊。
私は美談とは逆の感想を持った。
幸せとは何か。子が健康で、伴侶と仲が良くて、親孝行ができることではないかと私は思う。自己犠牲により多くの命を救う、それは信夫にとって大切なことであり、ふじ子はそれを誇らしく思った。美談かもしれないが、信仰がなかった場合どうだろうか。信夫は旭川に行かず、ふじ子を幸せにできたのではないだろうか。
私は多くの知らない人の命より、妻や家族を大切にする方を選ぶ。少なくとも死ぬようなことはしない。
話としてはおもしろかった。信夫の成長が緻密に描かれており、登場人物も魅力的だった。
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1年遅れで北大に入学した陽子。
夏枝と離れて兄の徹や北原さんと穏やかな大学生活を送れると思っていたら、生みの母親の家族との接点が出来てしまう。
不義の子を産んだ母も、不義の子として生まれた自分も許せず思い悩む陽子。罪と許しについて考えさせられました。こんな重い話、私の身には降りかからないけど。
育ての母である夏枝が浅はかで、わがままで、苦手。でも私も似たようなもんなんじゃないかと思ったりして、自分省みるためにもたまに読もう。氷点〈上・下〉、続・氷点〈上・下〉全4巻の中で夏枝が圧倒的にやばいキャラかと思いきや、もっとやばい奴が出てきます。面白かった。
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1年遅れで北大に入学した陽子。
夏枝と離れて兄の徹や北原さんと穏やかな大学生活を送れると思っていたら、生みの母親の家族との接点が出来てしまう。
不義の子を産んだ母も、不義の子として生まれた自分も許せず思い悩む陽子。罪と許しについて考えさせられました。こんな重い話、私の身には降りかからないけど。
育ての母である夏枝が浅はかで、わがままで、苦手。でも私も似たようなもんなんじゃないかと思ったりして、自分省みるためにもたまに読もう。氷点〈上・下〉、続・氷点〈上・下〉全4巻の中で夏枝が圧倒的にやばいキャラかと思いきや、もっとやばい奴が出てきます。面白かった。