三浦綾子の作品一覧
「三浦綾子」の「三浦綾子 電子全集 泥流地帯」「氷点シリーズ 全4冊合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「三浦綾子」の「三浦綾子 電子全集 泥流地帯」「氷点シリーズ 全4冊合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
旭川市立高等女学校卒。1964年朝日新聞の懸賞小説に『氷点』で入選。『塩狩峠』、『道ありき―青春編』、『銃口』『泥流地帯』など数多くの作品を手がける。『氷点』、『積木の箱』など映画化、ドラマ化になった作品も多数ある。
Posted by ブクログ
原罪という難しいテーマだった。あまりに辛い展開で、読んでいて苦しかった。
啓造も夏枝も自分勝手で意地悪い人間に思われるが、嫌悪感を感じながらも、最後まで嫌いになれなかった。第三者として綺麗事を言うのは簡単だ。でも、自分が啓造や夏枝の立場だったら、どうだったろうか。自分はこの2人を見下げられるほど、立派な人間であるだろうか。
この夫婦に対比して描かれる辰子や北原だって、一見よくできた人間のように思われるが、誰かの立場からしたら悪になり得るかもしれない。
何の穢れもなく描かれた陽子ですら、最後は「ゆるし」を求めて自殺を図った。
人にはそれぞれ氷点がある。啓造も夏枝も陽子も、その氷点に達してしまった
Posted by ブクログ
原罪という難しいテーマだった。あまりに辛い展開で、読んでいて苦しかった。
啓造も夏枝も自分勝手で意地悪い人間に思われるが、嫌悪感を感じながらも、最後まで嫌いになれなかった。第三者として綺麗事を言うのは簡単だ。でも、自分が啓造や夏枝の立場だったら、どうだったろうか。自分はこの2人を見下げられるほど、立派な人間であるだろうか。
この夫婦に対比して描かれる辰子や北原だって、一見よくできた人間のように思われるが、誰かの立場からしたら悪になり得るかもしれない。
何の穢れもなく描かれた陽子ですら、最後は「ゆるし」を求めて自殺を図った。
人にはそれぞれ氷点がある。啓造も夏枝も陽子も、その氷点に達してしまった
Posted by ブクログ
上下巻ともに学びの多い本でした。
明智光秀、ガラシャ夫人の気品はさることながら、やっぱり人間の価値は、見目形や社会的地位などで測れるものでないと思いました。そんなものはすぐに崩れ去るつまらないものと思えました。
(ちょうど住まいを探しているタイミングでしたが、この本に影響されて、あばら家でも良いのだ、とさえ思ったりしました笑)
人間、優しさと謙遜なんですね。そのとおりだと思いました。今のわたしに全く欠けているものでした(笑)
(ガラシャ夫人は見目形も美しいのに、)そこにたのまない生き方が、かっこよかったです。辞世の句も潔く、女性らしい品格がありながら、精神的にはある意味、男性よりも男らし
Posted by ブクログ
塩狩峠の事故を美談として描いた一冊。
私は美談とは逆の感想を持った。
幸せとは何か。子が健康で、伴侶と仲が良くて、親孝行ができることではないかと私は思う。自己犠牲により多くの命を救う、それは信夫にとって大切なことであり、ふじ子はそれを誇らしく思った。美談かもしれないが、信仰がなかった場合どうだろうか。信夫は旭川に行かず、ふじ子を幸せにできたのではないだろうか。
私は多くの知らない人の命より、妻や家族を大切にする方を選ぶ。少なくとも死ぬようなことはしない。
話としてはおもしろかった。信夫の成長が緻密に描かれており、登場人物も魅力的だった。