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有意識の自分と無意識の自分が織りなす「夢」の世界。そこにいままで気づかなかった、自分の素の姿が出現することがあるのです。本書には、キリスト、ショパン、実在の作家たちをはじめ、古今東西の人々が登場するドラマチックな、本当に見た夢の数々が紹介されています。著者の心の本音、信仰心、創作の原点などが素の姿で綴られた、エッセイとはひと味ちがう、興味つきない夢日記。
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Posted by ブクログ
人の夢の話はつまらない とよく言うがどうだろう。 読み初めはそんなつもりで読んでいたが、気がついたら夢中になってる。 文字通り、夢の中に引き込まれているよう。 これも三浦綾子の才能の一つなのだろうな。 あとがきまでしっかり、感情を揺らされました。
三浦綾子の著作を読んできたけど、これは異色中の異色。「よくもまぁ、本になったな!(褒め言葉)」が率直な気持ち。「十五、六の少女がライフル銃を構えて、道の真ん中に転がっている鮭に乱射している。」で始まる話が1番好きです。
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