三浦綾子のレビュー一覧

  • 氷点(下)

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    上巻の最後も下巻が早く読みたくなるような終わり方だったが、下巻の最後も続編を読みたくなる面白さだ。
    会話文には時代の古さを感じ少し違和感があるが、それ以外は今の時代とあまり変わらない気がした。
    特に日本人の建前で話すところ。
    家族であっても建前で感情を隠し、怒りの感情さえも永年隠し続けながら暮らすところは昔も今も日本人らしいと感じながら読んだ。


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    2026年02月15日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    上巻の最後も下巻が早く読みたくなるような終わり方だったが、下巻の最後も続編を読みたくなる面白さだ。
    会話文には時代の古さを感じ少し違和感があるが、それ以外は今の時代とあまり変わらない気がした。
    特に日本人の建前で話すところ。
    家族であっても建前で感情を隠し、怒りの感情さえも永年隠し続けながら暮らすところは昔も今も日本人らしいと感じながら読んだ。


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    2026年02月15日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    読み終わった時涙が出た
    永野が幼い頃から死ぬまでの一生を味わった感じ
    途中の学校肝試しのシーンは都立入試かなにかの入試の国語で見かけた覚えがある。

    約束を破るのは、犬猫に劣るものだよ。犬や猫は約束などしないから、破りようもない。人間よりかしこいようなものだ。守らなくてもいい約束なら、はじめからしないことだな。

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    2026年02月11日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    読み終わった時涙が出た
    永野が幼い頃から死ぬまでの一生を味わった感じ
    途中の学校肝試しのシーンは都立入試かなにかの入試の国語で見かけた覚えがある。

    約束を破るのは、犬猫に劣るものだよ。犬や猫は約束などしないから、破りようもない。人間よりかしこいようなものだ。守らなくてもいい約束なら、はじめからしないことだな。

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    2026年02月11日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    ネタバレ

    十勝岳の山津波の後、硫黄に汚染された大地を耕し、復興を目指す拓一や村長。それに対し、無駄な努力で負債を増やし、街のものにその損害を負わせていると反対する深城を始めとする反復興派は、村長に無実の言いがかりをつけて反対運動をしている。そんな中耕作を庇って反復興派に殴られて拓一は不具となる。正しい者が不幸に遭い、悪を行う者が蔓延る世界に疑問を持つ耕作だが、母の聖書のヨブ記を読み、また拓一の揺らがぬ姿勢を見て、因果応報は現実ではなくて人の願いに過ぎず、現実は善因善果とは限らないことを悟っていく。それでも最後は拓一の稲が実り、深雪楼に売られていた福子は深城の娘の節子が救い出して汽車に乗せ、きっとこれから

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    2026年02月08日
  • 銃口 下

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    上巻最後のすぐ続きから始まり、物語は戦争一色へと一気に姿を変えていく。

    無慈悲に竜太に襲いかかる悪夢のような現実に、映画「私は貝になりたい」を観ているときのような、逃げ場のない不吉さと息苦しさを思い出した。
    けれど、嫌だな、嫌だなと思いながらも、不思議と頁をめくる手は止まらず、むしろ上巻以上に走り抜けるように読み進めた。
    散々と言うほどの理不尽に苛まれ、こんなことがあっていいのかと思うような現状があるのに、どういう訳かそこに完全なる絶望がないからかもしれない。

    作中、坂部先生が竜太に「竜太、人間が人間として生きるというのは、実に大変なことだなあ」と言うシーンがある。
    無実でありながら、正し

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    2026年02月08日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    歴史の事実として、
    利休の最後は有名なので、最後の最後を読むのだけは時間がかかりました。


    三浦綾子さんの細川ガラシャ婦人
    宮尾登美子さんの松風の家

    合わせて読むと、世界が深まります。
    ぜひ。

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    2026年01月31日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    本書を読んだ知人に連れられ、塩狩峠へドライブに行った経験があります。その旅の思い出が、この本を手に取るきっかけでした。
    知人からの話から当書にはホラーのイメージがありましたが、実際に読んでみるとまさに「愛と信仰の物語」でした。

    他者のために自らを犠牲にし、命までも投げ捨てる。残念ながら私には不可能です。家族や恋人のように愛してやまない人ならともかく、それほど深い関係にない人たちに命を懸けることはできません。
    キリスト教含む宗教は、「人生の判断基準となる軸や指針」の側面があると考えています。私は無宗教の人間です。更に人生経験も浅いため、人生軸は細くブレます。信夫にとっての人生の判断軸がキリスト

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    2026年01月31日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    本書を読んだ知人に連れられ、塩狩峠へドライブに行った経験があります。その旅の思い出が、この本を手に取るきっかけでした。
    知人からの話から当書にはホラーのイメージがありましたが、実際に読んでみるとまさに「愛と信仰の物語」でした。

    他者のために自らを犠牲にし、命までも投げ捨てる。残念ながら私には不可能です。家族や恋人のように愛してやまない人ならともかく、それほど深い関係にない人たちに命を懸けることはできません。
    キリスト教含む宗教は、「人生の判断基準となる軸や指針」の側面があると考えています。私は無宗教の人間です。更に人生経験も浅いため、人生軸は細くブレます。信夫にとっての人生の判断軸がキリスト

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    2026年01月31日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    一人の人間がキリスト教という信仰に辿り着くまでの、峻烈な道程を目の当たりにした。その真剣さに圧倒された。
    特に深く胸を打たれたのは、作中に登場するキリスト教徒たちの「隣人愛」の精神である。他者のために生き、血の繋がらない他人を家族のごとく愛する。その在り方の崇高さと有り難さは、言葉に尽くしがたい。
    本来、生命あるものにとって、親類でもない他者のために自らの命を捧げるなど、到底なし得ぬ業であろう。しかし、イエス・キリストという存在が、人間にそれを可能にさせる。キリスト教という信仰が持つ愛の力を感じさせる一冊だった。

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    2026年01月28日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    ネタバレ

    上富良野で祖父母と暮らす耕作と兄拓一を主人公に、一生懸命に働いても豊かにならない小作農の暮らしや、貧乏ゆえに家族と離れて働いたり売られたりする女性たちを描く。最後には山津波で耕作は祖父母と姉妹と教え子を失い、その一帯の人々のほとんどが犠牲になるという救いのない話には見えるけれど、それを正しく生きる者に与えられた神の試練として描こうとしていると思われる、が、今のところはともかく救われないところで終わっているので、続編でその伏線が回収されるのではないかと思われる。中学に一番で入れるだけの成績を持ちながら結局家族のために進学を諦めた耕作は、自分は自分のことしか考えていないとよく反省しているけれど、他

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    2026年01月27日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    ネタバレ

    なぜ真面目な者が災いや不幸に見舞われ、不真面目な者が助かるのか?因果応報は正しいのか?
    仏教的な観点で言えば、徳を積めば良い結果が返ってくる。だから善い人は必ず報われる。
    しかしキリスト教的な観点で言えば、善い人、正しい者にこそ災いや試練が降りかかる。とすると、真面目に生きることは無意味なのか?
    この運命の矛盾への問いかけが、一冊を通して深く描かれていた。続編に期待

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    2026年01月22日
  • 新約聖書入門 新装版~心の糧を求める人へ~

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    この本は三浦綾子氏がキリストへの信心を持って書かれたものです。
    そういう意味で、聖書の解説書を超えて、まさに今苦悩の中にいる人にとっての救いにもなる本です。
    私は仕事で悩み、色々なビジネス書や人間関係の本、マネジメント、などなどの本を読んできましたが、本書が1番私の心を救ってくれたと思います。

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    2026年01月13日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    最初、読み始める前に裏表紙のあらすじを読んでしまったのが本当に失敗だった。主人公が死ぬって書いてあり、とんでもないネタバレ。それを分かってて、最後まで読み進めるのは本当に辛かった。ずっと「この人死ぬんだな」と思いながら読んでた。で、あの結末。しばらく引きずるわ。結納の日に事故だよ?もうどうしようもないじゃん。奥さんどうすんのよ。やっと病気良くなったんだよ?人助けるって、あんな善人にはなれないじゃん。と思いながら、若い頃に読んでたら、もしかしたらそれでも立派な聖人として認められるキリスト教に興味を持っちゃうかもと思う。
    私は特定の宗教を信仰してるわけではないし、むしろそういうのを信仰する人々につ

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    2026年01月12日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    最初、読み始める前に裏表紙のあらすじを読んでしまったのが本当に失敗だった。主人公が死ぬって書いてあり、とんでもないネタバレ。それを分かってて、最後まで読み進めるのは本当に辛かった。ずっと「この人死ぬんだな」と思いながら読んでた。で、あの結末。しばらく引きずるわ。結納の日に事故だよ?もうどうしようもないじゃん。奥さんどうすんのよ。やっと病気良くなったんだよ?人助けるって、あんな善人にはなれないじゃん。と思いながら、若い頃に読んでたら、もしかしたらそれでも立派な聖人として認められるキリスト教に興味を持っちゃうかもと思う。
    私は特定の宗教を信仰してるわけではないし、むしろそういうのを信仰する人々につ

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    2026年01月12日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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     とてつもなく魂が震える作品である。人生の意味、誠実に生きること、死とは、信仰とは何かを読者に突きつける傑作。一人の人間として、悩み、苦しみ、ひたむきに生き抜いた永野信夫。強い絆で結ばれた幼馴染み、吉川。彼との愛に生きる、のぶ子。そして、三堀の変化。まさに人生のバイブル!

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    2026年01月11日
  • 塩狩峠

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     とてつもなく魂が震える作品である。人生の意味、誠実に生きること、死とは、信仰とは何かを読者に突きつける傑作。一人の人間として、悩み、苦しみ、ひたむきに生き抜いた永野信夫。強い絆で結ばれた幼馴染み、吉川。彼との愛に生きる、のぶ子。そして、三堀の変化。まさに人生のバイブル!

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    2026年01月11日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    ネタバレ

    三浦光世と結婚した筆者は、小さな家で二人の生活を始める。お互いの声が聞こえる小さな家で二人で暮らすことのささやかで大きな幸せが伝わってきた。掲示板を立てて宣教をしたり、クリスチャンの心ある棟梁に頼んで家を建てたり、雑貨屋を始めたり。そして千万円の懸賞小説に応募して見事に一位入選を果たす。
    うまく行っている時ほど、得意になったりせずに謙虚に神に祈らなければならない、とか、聖書の言葉は自分ごとに落とし込んで実践していかなければならない、とか私の戒めにしたい言葉もたくさんあった。と同時に、夫三浦さんの揺るぎない信仰が、まさに聖書の中の嵐の中に漕ぎ出すキリストのようですごい。親孝行の金は神が与えてくだ

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    2026年01月11日
  • 塩狩峠

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    昭和43年に刊行された、明治時代のお話。
    読み始めは表現や時代の古さになじめないところはあったけど、すぐに慣れてぐいぐい引き込まれた。
    キリスト教について、深く考えたことが無かったし接点もなかったけど、この小説を読んでもっと深く知ってみたいと思った。
    信夫のようには生きられないけど、少しでも恥ずかしくない生き方をしたいと思った。

    それにしても、50年以上前の作品が今だに売れている、読まれているのはすごい。読んでみて納得したけど。

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    2026年01月11日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    昭和43年に刊行された、明治時代のお話。
    読み始めは表現や時代の古さになじめないところはあったけど、すぐに慣れてぐいぐい引き込まれた。
    キリスト教について、深く考えたことが無かったし接点もなかったけど、この小説を読んでもっと深く知ってみたいと思った。
    信夫のようには生きられないけど、少しでも恥ずかしくない生き方をしたいと思った。

    それにしても、50年以上前の作品が今だに売れている、読まれているのはすごい。読んでみて納得したけど。

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    2026年01月11日