三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    1909年(明治42年)、北海道にある塩狩峠で、若い鉄道職員(長野政雄)が自らの命を犠牲にして多数の乗客の命を救ったという鉄道事故があり、その実話をもとに文学的に脚色して、彼の生涯を描いた小説です。

    主人公の永野信夫は、明治時代の東京で育ち、父と妹と祖母の4人で暮らしていました。

    母親は自分が生まれた2時間後に亡くなったと祖母から聞かされていて、祖母からは士族の子どもとして厳しく育てられてきましたが、その祖母が亡くなった後、実は母親がキリスト教を信仰していたことで(父親はそのことを知っていた上で結婚した)、結婚後にそれを知った祖母曰く、
    「日本古来の神仏があるのに、なにも毛糖の拝む神を拝む

    0
    2026年08月17日
  • 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    1909年(明治42年)、北海道にある塩狩峠で、若い鉄道職員(長野政雄)が自らの命を犠牲にして多数の乗客の命を救ったという鉄道事故があり、その実話をもとに文学的に脚色して、彼の生涯を描いた小説です。

    主人公の永野信夫は、明治時代の東京で育ち、父と妹と祖母の4人で暮らしていました。

    母親は自分が生まれた2時間後に亡くなったと祖母から聞かされていて、祖母からは士族の子どもとして厳しく育てられてきましたが、その祖母が亡くなった後、実は母親がキリスト教を信仰していたことで(父親はそのことを知っていた上で結婚した)、結婚後にそれを知った祖母曰く、
    「日本古来の神仏があるのに、なにも毛糖の拝む神を拝む

    0
    2026年08月17日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妻の夏枝がとにかく憎い(笑)
    娘が殺された時に逢い引きをしていたのに「自分だけが苦しむのはおかしい」と開き直り、7年振りに再会した村井にウキウキし、陽子に様々な意地悪をしても夫や息子の前ではすっとぼけ、北原を陽子から離すためにあれこれし、最終的には陽子の出生の秘密までぶちまける。人前では感じよく振る舞って常に自分を正当化して、ほんと嫌なやつ~!となったが、大切に育ててきた子どもが自分の実の娘を殺した犯人の子だったと後から知ったら、私ならどうするだろう。
    こんな家庭で育ったのに、気丈に振る舞う陽子がすごい。中学の卒業式の答辞、感動した。だからこそ最後の「氷点」という言葉がグサッとくる。。続編も読

    0
    2026年08月12日
  • 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妻の夏枝がとにかく憎い(笑)
    娘が殺された時に逢い引きをしていたのに「自分だけが苦しむのはおかしい」と開き直り、7年振りに再会した村井にウキウキし、陽子に様々な意地悪をしても夫や息子の前ではすっとぼけ、北原を陽子から離すためにあれこれし、最終的には陽子の出生の秘密までぶちまける。人前では感じよく振る舞って常に自分を正当化して、ほんと嫌なやつ~!となったが、大切に育ててきた子どもが自分の実の娘を殺した犯人の子だったと後から知ったら、私ならどうするだろう。
    こんな家庭で育ったのに、気丈に振る舞う陽子がすごい。中学の卒業式の答辞、感動した。だからこそ最後の「氷点」という言葉がグサッとくる。。続編も読

    0
    2026年08月12日
  • 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    実話に基づく話とは知りませんでした。
    キリスト教賛美みたいなところはありますが、純粋に人としてこれだけ自己犠牲の精神で生きられる人はあまりいないのではないでしょうか。
    最後、結婚する予定だった女性の気持ちを思うと泣けました。

    0
    2026年08月10日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    実話に基づく話とは知りませんでした。
    キリスト教賛美みたいなところはありますが、純粋に人としてこれだけ自己犠牲の精神で生きられる人はあまりいないのではないでしょうか。
    最後、結婚する予定だった女性の気持ちを思うと泣けました。

    0
    2026年08月10日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    時代が違うせいか中盤はややスローテンポに感じたが、後半で怒涛の展開。早く下巻を読みたくなった。
    妻を復讐するために娘を殺した犯人の子を引き取るが、かえって苦しめられることになる啓造と、夫の行いに気づき復讐しようとする妻夏枝の描写が秀逸でゾクゾクする。
    60年前の北海道を想像し、時代劇か何かを見ているような気分で読んだ。

    0
    2026年08月10日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    時代が違うせいか中盤はややスローテンポに感じたが、後半で怒涛の展開。早く下巻を読みたくなった。
    妻を復讐するために娘を殺した犯人の子を引き取るが、かえって苦しめられることになる啓造と、夫の行いに気づき復讐しようとする妻夏枝の描写が秀逸でゾクゾクする。
    60年前の北海道を想像し、時代劇か何かを見ているような気分で読んだ。

    0
    2026年08月10日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    まじで面白い。全部面白すぎて一気読みした。サスペンスさと、人間関係の気持ち悪さと、全てが絡み合って、全員にイライラしながら全員に愛着が湧いて面白かった

    0
    2026年08月05日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    まじで面白い。全部面白すぎて一気読みした。サスペンスさと、人間関係の気持ち悪さと、全てが絡み合って、全員にイライラしながら全員に愛着が湧いて面白かった

    0
    2026年08月05日
  • 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (傑作)50年以上前の発行。以前から読みたかったが、新しい本を追うのに夢中で後回しになっていた。ご縁があって出先の図書室で発見。集中して一気に読んだ。言葉の力を信じる。良い言葉は人を強く支え、幸せにすると思う。自分もそういう言葉を見つけようと思う。ふじ子さんが不憫でならないが、信夫はこれ以上ない尊い死であった。

    0
    2026年08月05日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (傑作)50年以上前の発行。以前から読みたかったが、新しい本を追うのに夢中で後回しになっていた。ご縁があって出先の図書室で発見。集中して一気に読んだ。言葉の力を信じる。良い言葉は人を強く支え、幸せにすると思う。自分もそういう言葉を見つけようと思う。ふじ子さんが不憫でならないが、信夫はこれ以上ない尊い死であった。

    0
    2026年08月05日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(下)

    Posted by ブクログ

    なんと強く儚く物悲しい物語か。自分の気持ちを素直に言えない時代背景と状況と、相手を思いやり好きだからこそ伝えられない想いと。この時代を上手く描いている清く強く美しい物語。

    0
    2026年07月22日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

    Posted by ブクログ

    面白い。でもかなり切ない展開だな。とは言え昔はこうゆうことはざらにあったのかも。恋愛という恋愛がなかなか出来ない時代だし、男尊女卑だし、モラルは低いし。愛と憎しみの表裏一体感とそれでも愛が上回る強さ。悪は滅び、英雄が栄える的なところはあるにせよ、でもそれがやっぱり面白いじゃない?

    0
    2026年07月22日
  • 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    キリスト教がどうというよりかは、
    宗教を信仰することの認識をした気がする。
    人がどのように拠り所を見つけて生き方を模索するのか、というか。そんなことを感じた。

    小難しい宗教混じりのお話と思っていたが、読むと登場人物は少年少女、成長した若者あたりで、宗教観を通じて世の中の白黒つかないものに対して思考をする進行だった。言葉にできない蟠りやモヤモヤしたものをそのまま感情として言葉にされていたり、聖書や周囲の人間を喩えに考えを形成する感覚に、どこか懐かしさを感じた。

    私は特段キリスト教に思い入れがあるわけではないが、幼稚園での教育がキリスト教だった。言葉や人はわかりやすい表面的な要素で、本質は主に

    0
    2026年07月16日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    キリスト教がどうというよりかは、
    宗教を信仰することの認識をした気がする。
    人がどのように拠り所を見つけて生き方を模索するのか、というか。そんなことを感じた。

    小難しい宗教混じりのお話と思っていたが、読むと登場人物は少年少女、成長した若者あたりで、宗教観を通じて世の中の白黒つかないものに対して思考をする進行だった。言葉にできない蟠りやモヤモヤしたものをそのまま感情として言葉にされていたり、聖書や周囲の人間を喩えに考えを形成する感覚に、どこか懐かしさを感じた。

    私は特段キリスト教に思い入れがあるわけではないが、幼稚園での教育がキリスト教だった。言葉や人はわかりやすい表面的な要素で、本質は主に

    0
    2026年07月16日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    信夫が塩狩峠で、殉死するまでの人生に運命を感じてしまう。死んだと聞かされていた母が生きており、キリスト教信者であったこと。父親に約束の大切さを説かれ、雨の中級友との約束を果たすために出掛けたことで吉川と親友になる。その吉川の妹ふじ子との出会い。障害のあるふじ子にかなり早くから惹かれながらも、ふじ子が病気になり、そのふじ子を支えているものがキリスト教だと知っていよいよ信夫もキリスト教の道を進むことになる。幼い信夫を育てた祖母はキリスト教を嫌い遠ざけていたのに、祖母の突然死からどんどんキリスト教が近づいてくる。そして、祖母や父の突然死を目の当たりにして、どのように人は生きるべきか漫然とはしていられ

    0
    2026年07月15日
  • 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    信夫が塩狩峠で、殉死するまでの人生に運命を感じてしまう。死んだと聞かされていた母が生きており、キリスト教信者であったこと。父親に約束の大切さを説かれ、雨の中級友との約束を果たすために出掛けたことで吉川と親友になる。その吉川の妹ふじ子との出会い。障害のあるふじ子にかなり早くから惹かれながらも、ふじ子が病気になり、そのふじ子を支えているものがキリスト教だと知っていよいよ信夫もキリスト教の道を進むことになる。幼い信夫を育てた祖母はキリスト教を嫌い遠ざけていたのに、祖母の突然死からどんどんキリスト教が近づいてくる。そして、祖母や父の突然死を目の当たりにして、どのように人は生きるべきか漫然とはしていられ

    0
    2026年07月15日
  • 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の最後で、ふじ子は果たして救われたのだろうか。生まれつき足が悪く、肺を患い、回復してからいよいよ恋人と結納だというタイミングでその相手を失い。この後、ふじ子はどうなったのだろう。時代背景とかを考えるとこれ以降の結婚は難しいのかな。今の時代だったら、結婚だけが幸せじゃないって考えもあるけど、当時はそうもいかないだろうし。キリストへの信仰が心の支えにはなるだろうけど、それがどこまで大きな力となってくれるのかな。不憫でならない。吉川と信夫は良い関係性の友達になれて良かった。小学校時代の、唯一、夜間に学校に集まろうという約束を守ったもの同士。それがきっかけで仲良くなって、あろうことか義理の兄弟にも

    0
    2026年07月09日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の最後で、ふじ子は果たして救われたのだろうか。生まれつき足が悪く、肺を患い、回復してからいよいよ恋人と結納だというタイミングでその相手を失い。この後、ふじ子はどうなったのだろう。時代背景とかを考えるとこれ以降の結婚は難しいのかな。今の時代だったら、結婚だけが幸せじゃないって考えもあるけど、当時はそうもいかないだろうし。キリストへの信仰が心の支えにはなるだろうけど、それがどこまで大きな力となってくれるのかな。不憫でならない。吉川と信夫は良い関係性の友達になれて良かった。小学校時代の、唯一、夜間に学校に集まろうという約束を守ったもの同士。それがきっかけで仲良くなって、あろうことか義理の兄弟にも

    0
    2026年07月09日