三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    三浦綾子の生々しい人生が、美化されることなく描かれている。それでいて読後感は重たくなく、むしろ人生に疲れたときにそっと寄り添ってくれるような温かさがある。

    仕事、恋愛、人間関係、何かに悩んだときに読み返したくなる本だった。

    特に心に残ったのは、「愛するとは、その人が一人でも生きていけるようにすることだ」という言葉。相手を囲い込むことではなく、自立を願い支えることが愛なのだという考え方は深く共感した。

    優しさと強さを兼ね備えた、何度でも手に取りたくなる一冊。

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    2026年05月30日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    啓三と夏江を中心にそれぞれの感情がリアルに描かれていて興味深かった。
    ルリ子の衝撃の死から陽子を引き取るという決断までハラハラする内容が続いて気づいたら読み進めていた。啓三の「汝の敵を愛すことを一生の課題にする」という考えが面白いと思った。
    ラストの啓三の船の事故は読んでいるだけでつらくて涙が出た。若者にライフジャケットをあげた宣教師がとても印象的だった。

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    2026年05月29日
  • 氷点(上)

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    啓三と夏江を中心にそれぞれの感情がリアルに描かれていて興味深かった。
    ルリ子の衝撃の死から陽子を引き取るという決断までハラハラする内容が続いて気づいたら読み進めていた。啓三の「汝の敵を愛すことを一生の課題にする」という考えが面白いと思った。
    ラストの啓三の船の事故は読んでいるだけでつらくて涙が出た。若者にライフジャケットをあげた宣教師がとても印象的だった。

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    2026年05月29日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    よりによってなんで大事な日に客車が離れる事故が起きるんだよ!と、その見えない運命が憎すぎて腹が立った…。
    主人公の永野と友人の吉川兄妹の関係は彼らが小学生のころから知っている(大半のページにわたり書かれている)ので、この悲しすぎる結末に胸が痛くなり泣けた。とくにふじ子さんを想うともう…切なすぎる。

    最初からすーっと物語に入り込め、読む手がとまらず、しまいには居眠りしたときの夢の中でも物語が展開されるほど夢中になれる。

    「塩狩峠」はわたしが中学のころに母から教えてもらった本で母に借りたけど結局読まずに返却。あれから数十年、やっと読めた。読んで本当によかった。

    「不朽の名作」に納得です。

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    2026年05月28日
  • 塩狩峠

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    よりによってなんで大事な日に客車が離れる事故が起きるんだよ!と、その見えない運命が憎すぎて腹が立った…。
    主人公の永野と友人の吉川兄妹の関係は彼らが小学生のころから知っている(大半のページにわたり書かれている)ので、この悲しすぎる結末に胸が痛くなり泣けた。とくにふじ子さんを想うともう…切なすぎる。

    最初からすーっと物語に入り込め、読む手がとまらず、しまいには居眠りしたときの夢の中でも物語が展開されるほど夢中になれる。

    「塩狩峠」はわたしが中学のころに母から教えてもらった本で母に借りたけど結局読まずに返却。あれから数十年、やっと読めた。読んで本当によかった。

    「不朽の名作」に納得です。

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    2026年05月28日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    読んでよかった。
    自分の尊敬する人がキリスト教だけど、あの人はこういうことを考えて人と接していたのかなあとか考えた。
    確かに何百年も前の教えが時代も文化も言語も超えて、色褪せず人の心に在り続けるのすごいな。売ることを目的とせずに。だから正しいとか絶対ではないけど、それだけ響くんだろうな。
    主人公の幼少期の純粋な疑問が自分の思いと重なった。自分は日常に流してしまうけど時々掘り起こして自分の正義を見つけたい。

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    2026年05月19日
  • 塩狩峠

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    読んでよかった。
    自分の尊敬する人がキリスト教だけど、あの人はこういうことを考えて人と接していたのかなあとか考えた。
    確かに何百年も前の教えが時代も文化も言語も超えて、色褪せず人の心に在り続けるのすごいな。売ることを目的とせずに。だから正しいとか絶対ではないけど、それだけ響くんだろうな。
    主人公の幼少期の純粋な疑問が自分の思いと重なった。自分は日常に流してしまうけど時々掘り起こして自分の正義を見つけたい。

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    2026年05月19日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    明治時代の北海道を舞台に鉄道会社に勤める青年・永野信夫の生涯を描いた物語。モデルとなる人物がいたということに驚き。
    少年時代はキリスト教に否定的だったけど、そこから教会学校の校長になり周りから信頼され尊敬される存在になるまでの心境や成長が丁寧に描かれているので洗礼を受けるということが自然と受け入れられた。
    自責や葛藤を抱えつつも「自分がどう生きるべきか」「本当に自分が信じるべきもの」を問い続けていく信夫。
    後半の揺るぎない信念を得て周りから信頼を得ている君子のような信夫より、私は前半の人間味のある信夫の方が共感できるなぁ。

    私は信夫のような行動なんて到底できないし、自己犠牲は美徳といわれても

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    2026年05月16日
  • 塩狩峠

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    明治時代の北海道を舞台に鉄道会社に勤める青年・永野信夫の生涯を描いた物語。モデルとなる人物がいたということに驚き。
    少年時代はキリスト教に否定的だったけど、そこから教会学校の校長になり周りから信頼され尊敬される存在になるまでの心境や成長が丁寧に描かれているので洗礼を受けるということが自然と受け入れられた。
    自責や葛藤を抱えつつも「自分がどう生きるべきか」「本当に自分が信じるべきもの」を問い続けていく信夫。
    後半の揺るぎない信念を得て周りから信頼を得ている君子のような信夫より、私は前半の人間味のある信夫の方が共感できるなぁ。

    私は信夫のような行動なんて到底できないし、自己犠牲は美徳といわれても

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    2026年05月16日
  • 氷点(下)

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    全ての教会に置かれるべき。
    みんな読んでくれ…!

    読者としては、夏枝がいつまでも陽子を許さないことを怒りとともに不思議に思うが、それはあくまでも他人だからであり、実際に自分の娘が殺されたらそんなことはいえないのかもしれない。

    陽子の真の出自が明らかになった今、どんな物語が進行されるのか。続・氷点を読みたい。

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    2026年05月12日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    全ての教会に置かれるべき。
    みんな読んでくれ…!

    読者としては、夏枝がいつまでも陽子を許さないことを怒りとともに不思議に思うが、それはあくまでも他人だからであり、実際に自分の娘が殺されたらそんなことはいえないのかもしれない。

    陽子の真の出自が明らかになった今、どんな物語が進行されるのか。続・氷点を読みたい。

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    2026年05月12日
  • 氷点(上)

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    面白すぎる…
    重いテーマだけど、ページを繰る手が止まらない。
    ものすごい緊張感とサスペンス性。

    何かに傷つくと、自分が世界で1番不幸なんだという気になって、こんな目に合わせた犯人を無理やり探し出して、仕返しして傷つけてやろうとする。

    誰もが自分の思う正しい人間でありたいと思っているのに、どうして罪を重ねてしまうのか。

    傷ついた人間は、自己中心的であることを自覚できないようだ。

    上巻のラストは、海難事故から急死に一生を得た啓造が家族のもとへ帰るシーン。そのことは夏枝に知らせてない。
    嫌な予感しかしない。

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    2026年05月09日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    面白すぎる…
    重いテーマだけど、ページを繰る手が止まらない。
    ものすごい緊張感とサスペンス性。

    何かに傷つくと、自分が世界で1番不幸なんだという気になって、こんな目に合わせた犯人を無理やり探し出して、仕返しして傷つけてやろうとする。

    誰もが自分の思う正しい人間でありたいと思っているのに、どうして罪を重ねてしまうのか。

    傷ついた人間は、自己中心的であることを自覚できないようだ。

    上巻のラストは、海難事故から急死に一生を得た啓造が家族のもとへ帰るシーン。そのことは夏枝に知らせてない。
    嫌な予感しかしない。

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    2026年05月09日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    「上・下」巻でなく「正・続」タイトルの意味するところも考えさせられる
    個人的には「続」を読んで、この小説の深さに近づけた気がする 

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    2026年05月03日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    生きることは義務、なのか。
    なんだか1番沁みた言葉だった。
    キリスト教の教えについてはよく分からないけど、こういう信仰なのかと理解はできた。

    短歌は現代のSNSのようなものだろうか。感情や状況がよく表れていてよかった。自分でも作ってみたくなった。

    自伝はいいな。
    面白いけど創作の強い小説に少し飽きて、
    本を読む意味ってなんだろうとか考えてた。
    事実は小説よりも奇なり、辻褄合う事ばかりじゃないけど現実は淡々とそこにあって人の人生を眺められるのは本で読む意味にはなるか。

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    2026年04月25日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    傑作です。キリスト教の記述が出てきますが、これは宗教がテーマの話しではありません。人がどのように生きていくか、考えさせる本です。何回か読んでいますが、この本を読む度に心が洗われます。

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    2026年04月24日
  • 塩狩峠

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    傑作です。キリスト教の記述が出てきますが、これは宗教がテーマの話しではありません。人がどのように生きていくか、考えさせる本です。何回か読んでいますが、この本を読む度に心が洗われます。

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    2026年04月24日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    昭和43年に刊行された本だという事にまず驚きました。少しも古臭さを感じる事がない、文学って普遍的なんだなと。
    この本を手にとったきっかけは、本の紹介の所に、実際にこのような鉄道事故があった事という内容へのざっくりとした興味からでした。
    いつ事故が起きるのか、その鉄道事故が起点になり、物語が進んでいくのかと読む前は勝手に思っていましたが、進めど進めどそんな描写は出てこず、9割読み終わったラストシーンだったのですね。
    長編小説ですから、すっかりその世界に浸って読み進めていたので、鉄道事故のシーンは衝撃的過ぎました。号泣して目が真っ赤になってしまった。
    自分だったらこんな生き方をする事が出来るのか、

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    2026年04月23日
  • 塩狩峠

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    昭和43年に刊行された本だという事にまず驚きました。少しも古臭さを感じる事がない、文学って普遍的なんだなと。
    この本を手にとったきっかけは、本の紹介の所に、実際にこのような鉄道事故があった事という内容へのざっくりとした興味からでした。
    いつ事故が起きるのか、その鉄道事故が起点になり、物語が進んでいくのかと読む前は勝手に思っていましたが、進めど進めどそんな描写は出てこず、9割読み終わったラストシーンだったのですね。
    長編小説ですから、すっかりその世界に浸って読み進めていたので、鉄道事故のシーンは衝撃的過ぎました。号泣して目が真っ赤になってしまった。
    自分だったらこんな生き方をする事が出来るのか、

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    2026年04月23日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    歴史背景、茶の湯を世界を交えつつ、千利休のプライベートも描く下巻。おもしろかったです。簡単に人を殺すことで、解決しようとするこの時代に驚きました。
    茶の湯の世界考え方、もっと知りたくなりました。

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    2026年04月22日