三浦綾子のレビュー一覧

  • 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    一気に読み終わりました。

    まさか順子が佐石の娘だったとは!
    順子の手紙と陽子の日記は、心に残りました。

    三井弥吉の告白も、衝撃でした。
    「罪と赦し」というテーマがまさに凝縮されています。

    それにしても、夏枝はもはやこういう人とあきらめの境地に至ったところで、達哉という新たなイライラ人間の登場。
    彼に「罪の自覚と赦し」はなかなかハードルが高そうだから、まだまだ騒動がありそうですね。

    4巻通じて、ずっと辰子さんが一番好きです。

    0
    2025年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    一気に読み終わりました。

    まさか順子が佐石の娘だったとは!
    順子の手紙と陽子の日記は、心に残りました。

    三井弥吉の告白も、衝撃でした。
    「罪と赦し」というテーマがまさに凝縮されています。

    それにしても、夏枝はもはやこういう人とあきらめの境地に至ったところで、達哉という新たなイライラ人間の登場。
    彼に「罪の自覚と赦し」はなかなかハードルが高そうだから、まだまだ騒動がありそうですね。

    4巻通じて、ずっと辰子さんが一番好きです。

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    2025年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    ネタバレ

    人気作の続編なんて、たいてい蛇足的なもので面白みは劣るのではないか。
    そう思っていたのですが、間違いでした。

    相変わらずイライラすることもありました。

    しかし、冒頭、徹が夏枝に(私が)言いたかったことを全部言ってくれたり、終盤、夏枝が陽子に謝罪したりと、スッキリすることもありました。

    由香子ちゃんも生きてて良かった。辰子さんがついていてくれるから安心。
    それにしても、村井だけはずーっと一貫してクズですね!

    また、初めて陽子の生みの親が姿を現しました。
    彼女は、潔く過失を認めて、それを誰かのせいにしない。夏枝とは、対照的なところが印象に残りました。

    何より、この巻には心に響く名言があり

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    2025年08月26日
  • 続 氷点(上)

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    ネタバレ

    人気作の続編なんて、たいてい蛇足的なもので面白みは劣るのではないか。
    そう思っていたのですが、間違いでした。

    相変わらずイライラすることもありました。

    しかし、冒頭、徹が夏枝に(私が)言いたかったことを全部言ってくれたり、終盤、夏枝が陽子に謝罪したりと、スッキリすることもありました。

    由香子ちゃんも生きてて良かった。辰子さんがついていてくれるから安心。
    それにしても、村井だけはずーっと一貫してクズですね!

    また、初めて陽子の生みの親が姿を現しました。
    彼女は、潔く過失を認めて、それを誰かのせいにしない。夏枝とは、対照的なところが印象に残りました。

    何より、この巻には心に響く名言があり

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    2025年08月26日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    ネタバレ

    愛とはなにかが知りたくて読んだ。
    愛とはゆるすこと、ゆるしつづけること。

    毎日お酒を飲んで酔っ払って、たまに暴力を振るって、不倫までする夫に、いろんな配慮をして申し訳ないという気持ちが持てる奈緒実は美しく素敵だと思った。

    確かにそれでも一緒にいる、いようと努力をするというのは愛なのかも。人それぞれいろんな愛があるだろうから、どんな種類の愛なのかはさておき。
    でも友達に良一のような夫がいたら絶対に離婚してほしいし、例えば殺されても愛があったからよかったのと思えるのか?どこまでが愛でゆるせる範囲なのか?
    良一がたまたま亡くなっていなかったら、出かける間際の会話があんな冷ややかじゃなかったら、本

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    2025年08月23日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    佐石の娘、順子がここまで生きてきた理由が辛く悲しい。いい養父母のもとで育ってそれだけは幸せだ。
    対して陽子は、裕福な家で育ったが順子の様な愛の中で育ったとは言えない。当たりのきつい夏枝、兄弟の愛情とは違う感情の徹、徹とはまた違う愛情を持つ啓造。さらに感情的すぎる実弟の達哉、穏やかなようでそうでもない北原、どこまで気の毒な…
    それなのに陽子は、常に罪と赦しを悩み続けている。何処かで自分を解放してほしいと読みながら思っているのに最後に北原を選ばざるを得なくなるのか。
    登場人物の中で辰子が一番人間味あると思うが、ラストを辰子は何というのだろうか。陽子くんが決めたことなら、というのかな。
    本の中で垣間

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    2025年07月24日
  • 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    佐石の娘、順子がここまで生きてきた理由が辛く悲しい。いい養父母のもとで育ってそれだけは幸せだ。
    対して陽子は、裕福な家で育ったが順子の様な愛の中で育ったとは言えない。当たりのきつい夏枝、兄弟の愛情とは違う感情の徹、徹とはまた違う愛情を持つ啓造。さらに感情的すぎる実弟の達哉、穏やかなようでそうでもない北原、どこまで気の毒な…
    それなのに陽子は、常に罪と赦しを悩み続けている。何処かで自分を解放してほしいと読みながら思っているのに最後に北原を選ばざるを得なくなるのか。
    登場人物の中で辰子が一番人間味あると思うが、ラストを辰子は何というのだろうか。陽子くんが決めたことなら、というのかな。
    本の中で垣間

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    2025年07月24日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    ネタバレ

    ちょうど自分が、陽子の年の頃に読み、何度か読み返しているはず。
    陽子が茅ヶ崎で書いた手紙が響く。
    切なくなる。夏枝の父親の言った「自分一人ぐらいと思ってはいけない」「一生を終えてのち残るのは集めたものではなくて与えたものである」
    私の与えたものってなんだろう、思い浮かばない。
    原罪、赦しについて考える19歳の陽子はなんと大人なんだろう。下巻を読む。

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    2025年07月22日
  • 続 氷点(上)

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    ネタバレ

    ちょうど自分が、陽子の年の頃に読み、何度か読み返しているはず。
    陽子が茅ヶ崎で書いた手紙が響く。
    切なくなる。夏枝の父親の言った「自分一人ぐらいと思ってはいけない」「一生を終えてのち残るのは集めたものではなくて与えたものである」
    私の与えたものってなんだろう、思い浮かばない。
    原罪、赦しについて考える19歳の陽子はなんと大人なんだろう。下巻を読む。

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    2025年07月22日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (下)

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    二度目の『銃口』。今回は北森竜太が戦場で出会った近藤上等兵に胸が熱くなり、それだけに喪失感が大きかった。山田曹長の人間性と判断力にも揺さぶられた。
    読み終えた時、昭和という激流の時代を生き抜いたようなそんな錯覚をおぼえた。
    綴り方に熱心な教師が、何の罪もおかしていないのに,逮捕され拷問された時代。多様な考えを持つことが許されなかった時代はまさに狂気の時代だ。戦争に被害者も加害者もない。巻きこまれた人達はみんな被害者だ。その時代を確かに生きてきた父と母から私は生まれた。父は,飛行機の設計をしていた。母は満州に渡って,敗戦とともに日本にひきあげてきた。満州開拓団の集団自決には心に痛みが走った。自分

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    2025年07月17日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作と言われている『銃口』。久方ぶりに再読している。
    「どうしたらいいかわからん時は、自分が損になる方を選ぶといい。」
    担任の坂部先生は温かい心にふれて、主人公竜太は教師を志す。
    日中戦争が始まった昭和12年、竜太は旭川でなく炭鉱の町の小学校へ赴任する。純粋な彼は、先輩の木下先生にも教師としての憧れを抱きつつ、真っ直ぐに教育の道を突き進む。音楽の備品が整わない中行った研究授業は、まさに目から鱗の授業だった。しかし、綴り方教育に力を入れている彼に特高の影がちらつき始める。
    戦争が激化し、物資が減り、それとともに思想が統制されていく。表現の自由がせばめられていく環境の

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    2025年07月15日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    40年以上前に塩狩峠を読み、今回この本を読みました。
     作者が結核と脊椎カリエスを患ったのは知っていましたが、この様な闘病生活を送ったことは初めて知りました。キリスト教の方たちが皆、この様な素晴らしい人たちなのか、三浦さんの人柄でこの様な方々が集まるのか分かりませんが、前川さんがお亡くなりになった所では号泣しました。
     この経験や入信があったからこその塩狩峠や三浦文学だったんですね。納得です。

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    2025年07月10日
  • ちいろば先生物語(上)

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    熱血教師が恩師たちとの出会い、戦争体験を通じて信仰に目覚める過程を丹念に描く。
    前半、軍国主義にとらわれていくところはステレオタイプ、単調に思われたが教徒の戦友の生き様に心打たれ、キリスト教に興味を持っていく。
    やがて終戦、人生に対する迷いを主人公榎本信郎はどう解決していくか。

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    2025年07月06日
  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)

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    熱血教師が恩師たちとの出会い、戦争体験を通じて信仰に目覚める過程を丹念に描く。
    前半、軍国主義にとらわれていくところはステレオタイプ、単調に思われたが教徒の戦友の生き様に心打たれ、キリスト教に興味を持っていく。
    やがて終戦、人生に対する迷いを主人公榎本信郎はどう解決していくか。

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    2025年07月06日
  • 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    よかった
    登場人物に関しては
    陽子が真面目というかまっすぐすぎる
    夏枝と達哉はどうも好きになれない
    辰子さんが1番好き
    と言った感じ

    ゆるしについては私もずっと考えてるけどわからない。正直多分ずっとそうだと思う

    0
    2025年06月13日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    よかった
    登場人物に関しては
    陽子が真面目というかまっすぐすぎる
    夏枝と達哉はどうも好きになれない
    辰子さんが1番好き
    と言った感じ

    ゆるしについては私もずっと考えてるけどわからない。正直多分ずっとそうだと思う

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    2025年06月13日
  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)

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    信仰のために私が十字架にあがる時は是非あなたに押し上げてほしいと願っています。
    過去に私を理解してくれたあなただからこそ、その役目を担うにふさわしいと思っています。
    でも何も気負う必要はありません。ぼくのことなんかすっかり忘れてもいい。ただ私の信仰が本物であれば自然と神が導いてくださります。

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    2025年06月01日
  • ちいろば先生物語(上)

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    信仰のために私が十字架にあがる時は是非あなたに押し上げてほしいと願っています。
    過去に私を理解してくれたあなただからこそ、その役目を担うにふさわしいと思っています。
    でも何も気負う必要はありません。ぼくのことなんかすっかり忘れてもいい。ただ私の信仰が本物であれば自然と神が導いてくださります。

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    2025年06月01日
  • 嵐吹く時も(新潮文庫)

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    苫幌村という小さな村で雑貨店を営む順平・ふじ乃夫婦の娘、志津代が主人公
    ほんの幼い頃から3児の母親となるまでの長い期間を追っています
    志津代の夫文治が「どこの家庭でも嵐を孕んでいる」と感じたように、常に少し不穏な空気が漂って(だいたい奔放なふじ乃が原因で)展開も早く、長編ですが最後まで飽きずに読めました
    時代が違うとはいえ、30代で初孫を抱いたふじ乃に衝撃…(笑)

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    2025年05月15日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    何かと忙しなくて苦手な春、現実逃避がしたくてここに戻ってきた。実際の十勝岳噴火による泥流被害を元にしているので 決して明るい気分になれる話ではないし、悲しさと悔しさで涙を流しっぱなしだけれど、自分の正しいと思うことを貫き通す勇気と、誰に認められなくてもひたむきに頑張る活力をもらえる。

    耕作や拓一よりも若かった初見の時から20年が経ち、もう佐枝さんの方が歳が近いのも不思議な感覚。読む度に感じるものも変わっているし、また気が向いた時に戻ってきてもっともっと深く味わいたい。

    8年程前から紆余曲折あり遂に決定した映画化も本当に応援したいし、今後も古典としてずっと読み継がれていってほしい。

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    2025年04月19日