三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    この本に書かれた時代「人と会い、なんとか食べていく中でも、考え、本を読み、誠実に話し、そして死んでいく」世界は、まだ私のような高齢者には、自分の子供の頃の人々の暮らしと、同じであると感じられる。でも、今の人達には、もう分からないのかもしれない。いつの時代も、こうして世代での変化は続いていくのだろう。本には痕跡が残るだけだが、いつまでも価値はあるのだと信じたい。人々の人生があったのだと、読んで頂ければ。

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    2025年04月11日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『三浦綾子 電子全集 氷点』

    購入済み

    悲しい人間模様

    この作品を読んでいると暗い物語やドロドロの人間関係に感情移入してしまうこともあるのかもしれません
    私はこういった人間の本性や性格が出ている小説が好きなのでこの作品もおすすめの作品の一つで最後まで時間を忘れて読んでしまいました

    #泣ける

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    2025年02月25日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    上下巻ともに学びの多い本でした。

    明智光秀、ガラシャ夫人の気品はさることながら、やっぱり人間の価値は、見目形や社会的地位などで測れるものでないと思いました。そんなものはすぐに崩れ去るつまらないものと思えました。
    (ちょうど住まいを探しているタイミングでしたが、この本に影響されて、あばら家でも良いのだ、とさえ思ったりしました笑)

    人間、優しさと謙遜なんですね。そのとおりだと思いました。今のわたしに全く欠けているものでした(笑)

    (ガラシャ夫人は見目形も美しいのに、)そこにたのまない生き方が、かっこよかったです。辞世の句も潔く、女性らしい品格がありながら、精神的にはある意味、男性よりも男らし

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    2025年02月24日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    ネタバレ

    初めて歴史小説を読んだ。
    歴史に詳しくない私でも、すらすら読める内容だった。

    ガラシャの生き様、
    忠興の『武将』たしての生き方、
    もう、言葉にならない感動だった。

    最後の最後に初之助の骨が出てきたこと、
    胸にくるものがあった。

    信仰とは、人を救うんだなと思った。
    考えさせられる作品だった。

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    2025年02月10日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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     1年遅れで北大に入学した陽子。
    夏枝と離れて兄の徹や北原さんと穏やかな大学生活を送れると思っていたら、生みの母親の家族との接点が出来てしまう。

     不義の子を産んだ母も、不義の子として生まれた自分も許せず思い悩む陽子。罪と許しについて考えさせられました。こんな重い話、私の身には降りかからないけど。

     育ての母である夏枝が浅はかで、わがままで、苦手。でも私も似たようなもんなんじゃないかと思ったりして、自分省みるためにもたまに読もう。氷点〈上・下〉、続・氷点〈上・下〉全4巻の中で夏枝が圧倒的にやばいキャラかと思いきや、もっとやばい奴が出てきます。面白かった。

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    2025年02月08日
  • 続 氷点(下)

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     1年遅れで北大に入学した陽子。
    夏枝と離れて兄の徹や北原さんと穏やかな大学生活を送れると思っていたら、生みの母親の家族との接点が出来てしまう。

     不義の子を産んだ母も、不義の子として生まれた自分も許せず思い悩む陽子。罪と許しについて考えさせられました。こんな重い話、私の身には降りかからないけど。

     育ての母である夏枝が浅はかで、わがままで、苦手。でも私も似たようなもんなんじゃないかと思ったりして、自分省みるためにもたまに読もう。氷点〈上・下〉、続・氷点〈上・下〉全4巻の中で夏枝が圧倒的にやばいキャラかと思いきや、もっとやばい奴が出てきます。面白かった。

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    2025年02月08日
  • 続 氷点(上)

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     養女の陽子が服毒自殺を図ったところで終わった前作。どう続くのか気になってましたが、自殺騒動の後から続いてました。いきなり10年後とかじゃなくて良かった。

     養女にした経緯や、生みの親の素性など誤解は解けたはずなのに元通りとはいかない辻口家の皆さんですが、少しずつ前に進んでいきます。まずは日常を取り戻すところからなのでゆ〜っくりですが。

    啓造に想いを寄せていた女由香子はファザコンなんじゃないかな。早くに親を亡くし、唯一の肉親であるお兄さんが結婚しちゃって寂しくて心細かったのもあるんじゃないかな?

    あと夫の部下に言い寄られてウキウキしちゃった夏枝さんが嫉妬深い。愛人がいる人ほど配偶者の浮気

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    2025年02月07日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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     養女の陽子が服毒自殺を図ったところで終わった前作。どう続くのか気になってましたが、自殺騒動の後から続いてました。いきなり10年後とかじゃなくて良かった。

     養女にした経緯や、生みの親の素性など誤解は解けたはずなのに元通りとはいかない辻口家の皆さんですが、少しずつ前に進んでいきます。まずは日常を取り戻すところからなのでゆ〜っくりですが。

    啓造に想いを寄せていた女由香子はファザコンなんじゃないかな。早くに親を亡くし、唯一の肉親であるお兄さんが結婚しちゃって寂しくて心細かったのもあるんじゃないかな?

    あと夫の部下に言い寄られてウキウキしちゃった夏枝さんが嫉妬深い。愛人がいる人ほど配偶者の浮気

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    2025年02月07日
  • 海嶺(下)

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    日本が正しい、という感覚をずっと持ち続けていたのに、
    外国の人や考え方に触れ、そして外国から見た日本を改めて知ったときに正しさとは?何を信じるべきか?与えられているものを信じて正しいと思うだけではダメなのだなとおもった
    後書きでみんながそれぞれ人生を歩めていたのに安心した

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    2025年02月02日
  • 三浦綾子 電子全集 海嶺(下)

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    日本が正しい、という感覚をずっと持ち続けていたのに、
    外国の人や考え方に触れ、そして外国から見た日本を改めて知ったときに正しさとは?何を信じるべきか?与えられているものを信じて正しいと思うだけではダメなのだなとおもった
    後書きでみんながそれぞれ人生を歩めていたのに安心した

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    2025年02月02日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    愛とはゆるすことだよ、相手を生かすことだよ。
    まさにその言葉を体現したような内容だった。
    この本は約半世紀前に認められたものであって、当時の人々に真の愛とは何かを問いかけるものであったのだろうが、現代ではどうだろうか。私は当時よりも一段と愛というものを誤認して、知った気になっている人が増えているように感ずる。人々は簡単に恋や性の直線上に愛を語るが、それは真に愛することだといえるのだろうか。
    また真に愛すること、即ち相手を赦し、生かすことはどれほど傲慢でどうしようもないような相手でさえも愛に包み得るのだろうか。
    不完全ながらもここで語られる愛を遂行した、或いはするべきだと説いた主人公の父親が牧師

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    2025年01月05日
  • 氷点(下)

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    名作が名作である所以がちゃんとある くっそ面白い。深い。こんなにも人間が浅ましくも汚い、ズルくキレイな存在であることを、表層の部分と深遠まで描いている物語があるのか、と思うほど。
    テーマは、「人間の原罪」だって。
    もうまさに。まさにそれだよ。三浦綾子、すごい。

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    2026年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    名作が名作である所以がちゃんとある くっそ面白い。深い。こんなにも人間が浅ましくも汚い、ズルくキレイな存在であることを、表層の部分と深遠まで描いている物語があるのか、と思うほど。
    テーマは、「人間の原罪」だって。
    もうまさに。まさにそれだよ。三浦綾子、すごい。

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    2026年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    能登地震を受け、復興というテーマで読み始めた。辛い話が続きなかなか読み進められず、何ヶ月もかかってしまった。
    拓一の言葉や美しい自然の描写に何度も救われたが、どうしても未来や希望という存在に靄がかかって見えてしまう。
    時代が大きく変わり、現代を生きる私たちは彼らとは異なる選択をしなくてはいけないこともあるだろう。生活、故郷、そこから紡がれた自己とどう向き合うか、私にはまだ答えが見つけられない。

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    2024年10月27日
  • 氷点(上)

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    人間の奥深さがありありと描かれている 面白い。展開がポンポン変わる、ってのもあるけど、それに合わせて登場人物の心情および状況も変わっていく。本心を隠しているので、実のところは相手に隠して過ごしている、これが苦しみを生む。
    醜い感情、それと反対にある愛情。誠実さ、素直さ。いろんな感情が渦巻いているのが、まさに人間を表している。

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    2026年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    人間の奥深さがありありと描かれている 面白い。展開がポンポン変わる、ってのもあるけど、それに合わせて登場人物の心情および状況も変わっていく。本心を隠しているので、実のところは相手に隠して過ごしている、これが苦しみを生む。
    醜い感情、それと反対にある愛情。誠実さ、素直さ。いろんな感情が渦巻いているのが、まさに人間を表している。

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    2026年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(下)

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    ネタバレ

    貴乃はひたすらに耐え続けた。人間だから耐えなければならないと。しかしひたすらに耐え続けた貴乃は幸せだっただろうか?
    完治と結婚した時から貴乃の心は凍てついてしまったように見えた。自分の心を凍らせなければ、耐え抜くことはできなかっただろう。

    辛いことを耐えずに礼文島へ帰った女性は幸せに暮らしているという描写がある。
    耐え抜くことが必ずしも正義ではなく、辛ければ逃げてもいいと言うメッセージだろうか?

    天真爛漫なあき子はお金だけでは生きていけなかった。優しい夫がいるにも関わらずに。
    あき子は貴乃と孝介の関係を知らなければ死ななかっただろうか?
    知らなくともいつかは孝介の前から姿を消していたように

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    2024年09月30日
  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて

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    人間がいかに罪な存在か。それを自分が認めて受け入れるることで他人の身勝手な行動を仕方がないものだとあきらめられるし、また自分も同じ人間だから自分が許されるためにも相手を許さなければならない、と考えることができた。

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    2024年09月18日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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     感動した。
    戦国時代、戦いに明け暮れる男同様、女も大変な時代であったと思うが、細川ガラシャほど、波瀾万丈、そして気高く生きた女性は他にいただろうか?父、明智光秀の謀反による実家の消滅後、生きていくことの方が辛かっただろうと思う。あとがきにあったように、ガラシャの死を持って、徳川方が結束を強め関ヶ原の戦いの勝利をもたらせたという点で、ガラシャは、歴史を変えた人物の一人と言えるであろう。
     三浦綾子さんの文章は、池波正太郎氏の文章のように、人間の生き様をわかりやすく丁寧に描いており、気持ちよく読める。
     個人主義が強い現代において、若い人達にぜひ読んで欲しい一冊である。

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    2024年09月15日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    ネタバレ

    本当に、お互いに必要な存在であれば、諦めなければ、何年待っても、どんなに離れても必ず一緒にいることができる。

    神様は全てを完璧なタイミングで与えてくださる。もう少し早く出会っていれば、そうではない。今出会えたことに神様の大きな意思を感じる。

    千利休はひたすらに茶の湯の道に生きたかった。それを理解してくれる人、高めてくれる人、同じ方向を向いて生きて行く伴侶として、おりきを神様が与えてくださったと思う。

    どれだけ裕福に暮らしていてもお稲は最後まで幸せではなかっただろう。
    しかし、お稲の態度は現代でも、私を含めて誰しも心当たりがあるのではないだろうか。

    逆に言うと夫を尊敬し、一番の味方でいれ

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    2024年09月09日