三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

550円 (税込)

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人間にとっての「ゆるし」とは何かを問いかけるベストセラー『氷点』のその後。

自分が殺人犯の娘であると知った陽子は、睡眠薬自殺を図るが、一命を取り留める。意識が戻った陽子に、育ての親である啓造と夏枝は、陽子が殺人犯の娘ではなかったことを告げる。だが同時に、陽子は自分が不義によって生まれた子である事実を知るのだった。潔癖な陽子は、実母への憎しみを募らせていく。そんな陽子に特別な感情を抱く兄の徹は、陽子の実母に接近していき……。

1971年(昭和46年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。

「三浦綾子電子全集」付録として、随筆「『続 氷点』を終って」を収録!

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  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)
    550円 (税込)
    人間にとっての「ゆるし」とは何かを問いかけるベストセラー『氷点』のその後。 自分が殺人犯の娘であると知った陽子は、睡眠薬自殺を図るが、一命を取り留める。意識が戻った陽子に、育ての親である啓造と夏枝は、陽子が殺人犯の娘ではなかったことを告げる。だが同時に、陽子は自分が不義によって生まれた子である事実を知るのだった。潔癖な陽子は、実母への憎しみを募らせていく。そんな陽子に特別な感情を抱く兄の徹は、陽子の実母に接近していき……。 1971年(昭和46年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、随筆「『続 氷点』を終って」を収録!
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)
    550円 (税込)
    血の中を流れる罪を「ゆるす」といってくれる権威あるものをつかんだ陽子。感動の結末! 北海道大学に進学した陽子は、徹の友人・北原や札幌で知り合った順子らと、一見穏やかな日々を過ごすが、不義の子であるという自らの「罪」に悩み苦しむ。そんな陽子の前に、実の弟である達哉が現れる。達哉は異父姉とも知らずに、以後、陽子に近づき、母の秘密をかぎ出していく。そしてついに陽子が実母と顔を合わせる日がやってくる……。 1971年(昭和46年)にテレビドラマ化され話題を呼んだ。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」などを収録!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

三浦綾子 電子全集 続 氷点(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻なので本筋は置いて、
    村井はほんとのところ何を考えているんだ?
    20年も…
    村井と高木視点はないのかな

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

     養女の陽子が服毒自殺を図ったところで終わった前作。どう続くのか気になってましたが、自殺騒動の後から続いてました。いきなり10年後とかじゃなくて良かった。

     養女にした経緯や、生みの親の素性など誤解は解けたはずなのに元通りとはいかない辻口家の皆さんですが、少しずつ前に進んでいきます。まずは日常を取

    0
    2025年02月07日

    Posted by ブクログ

    清く正しく美しい心を輝かせていた陽子が
    世の中の澱みや人間の歪みを知り変化していく
    母夏枝の無邪気さと父啓造の気持ちの変化が
    物語を結末へと繋げていく

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    小説を愉しんだ後に思う場合が在る。作中の最終盤辺りの経過の後、「如何いうようになってしまう?」ということが凄く気になる場合が在って、「こういうように?」と勝手に考えを巡らせてしまう場合も在る。
    『氷点』という小説を読んだ。不幸な事件が契機で、一家は重大な秘密を密かに抱え込んでしまう。その秘密に関るヒ

    0
    2023年11月08日

    Posted by ブクログ

    早く読みたかった続編。
    前回に比べると緩い感じではあるが一気に辻口家に氷点の世界へと引き込まれていく。
    下巻も楽しみですp(^^)q

    0
    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    学生以来、2度目の読破。今になって良くわかる心理描写が多く、人の生きる姿勢についてあらためて考えさせられる。「一生を終えてのちに残るのは、集めたものではなくて、与えたものである」はこの小説により刻まれた言葉だったんだ。生きる目的、死、憎悪、罪、愛について、胸に響く内容。

    0
    2015年08月04日

    Posted by ブクログ

    続編は「ゆるし」がテーマ
    前作の終わり方が衝撃だったので、続編も読みたくなった。誤解が解けて落ち着いたようにみえても、真実を知ると新たな業を背負ってしまう。宿命を探し求めることは避けては通れないのかな。
    前作ほど緊迫感はなく、登場人物の心の成長がみれる。
    下巻の展開と終わり方を期待します。

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    『氷点』の続編。辻口夫婦の嫉妬や憎悪のような負の感情の動きに注目すると人の根本は変わらないと感じるも、娘の陽子の変化は予想がつかない。「死」という一つのキーワードが人間関係と絡むと、人間の思考が変わるものなのか。
    「許し」もこの物語において重要な要素であるが、許す行為を人間が行う時、大なり小なり「死

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    三浦綾子の代表作【氷点】の続編。
    無性に昭和小説が読みたくなるときがある。

    普段理知的な人ですら整合性の取れない行いを選びとってしまう「感情の生き物」としての人間の醜さ。だからこその愛おしさ。
    ストーリーはドロドロ展開の連続だけど、上下巻に通じる大テーマ「赦し」のベールが全体の印象をやさしくさせる

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    余韻を残して終わった『氷点』の続編。
    自殺未遂を起こした陽子ちゃんが助かり、特に後遺症もなく暮らしていくなかで、より著者のキリスト教的な視点が強く表現されていく作品でした。

    キリスト教における「原罪」と「許し」をティーンエイジャーの陽子ちゃんがどう自分のなかで消化(昇華)していくのかのお話。

    0
    2024年03月17日

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