三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(上)

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    信仰のために私が十字架にあがる時は是非あなたに押し上げてほしいと願っています。
    過去に私を理解してくれたあなただからこそ、その役目を担うにふさわしいと思っています。
    でも何も気負う必要はありません。ぼくのことなんかすっかり忘れてもいい。ただ私の信仰が本物であれば自然と神が導いてくださります。

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    2025年06月01日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    下巻は展開が凄まじく、ラストは涙腺が緩む。
    「原罪」というテーマを深く考えずにはいられない。
    誰しも知らず知らずのうちに罪への傾向性を持っているのかも、と考えると人間は弱い者同士。
    気になる終わり方なので続編も読んでみたい。

    余談ですが、1963年朝日新聞の一千万円懸賞小説募集だったこと、当時としては破格の金額。
    長寿番組「笑点」は『氷点」を捩って(もじって)付けられた名前で、旭川の近くで笑点の収録があった時、綾子さんに出演の依頼があったが辞退した。というエピソードを初代秘書さんが語られていてほっこりしました。

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    2025年05月24日
  • 氷点(下)

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    下巻は展開が凄まじく、ラストは涙腺が緩む。
    「原罪」というテーマを深く考えずにはいられない。
    誰しも知らず知らずのうちに罪への傾向性を持っているのかも、と考えると人間は弱い者同士。
    気になる終わり方なので続編も読んでみたい。

    余談ですが、1963年朝日新聞の一千万円懸賞小説募集だったこと、当時としては破格の金額。
    長寿番組「笑点」は『氷点」を捩って(もじって)付けられた名前で、旭川の近くで笑点の収録があった時、綾子さんに出演の依頼があったが辞退した。というエピソードを初代秘書さんが語られていてほっこりしました。

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    2025年05月24日
  • 嵐吹く時も(新潮文庫)

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    苫幌村という小さな村で雑貨店を営む順平・ふじ乃夫婦の娘、志津代が主人公
    ほんの幼い頃から3児の母親となるまでの長い期間を追っています
    志津代の夫文治が「どこの家庭でも嵐を孕んでいる」と感じたように、常に少し不穏な空気が漂って(だいたい奔放なふじ乃が原因で)展開も早く、長編ですが最後まで飽きずに読めました
    時代が違うとはいえ、30代で初孫を抱いたふじ乃に衝撃…(笑)

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    2025年05月15日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    自己愛と罪悪感と償い
    ひどく冷たく愚かな人間は人を愛せるのか
    罪への自覚から愛を芽生えさせることはできるのか
    私はいつか必ず死ぬ、という当たり前のことに
    久しぶりに思い当たった

    小さな頃から、おばあちゃんになったら
    木造の平屋で猫を1匹膝にのせて
    本に囲まれて死にたいと思ってた

    さて、そんな呑気なことを言ってる場合なのか?
    今日から生活を変えねば、と思うほどに
    氷点は私の心に深く根づいた

    —————————————————

    p219 赤い花

    正木が自殺しても、彼がいうところの、個人の存在価値はこの世において無に等しいと感じさせることの解決にはならない。社会が複雑になればなるほど、個人

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    2025年05月05日
  • 氷点(下)

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    自己愛と罪悪感と償い
    ひどく冷たく愚かな人間は人を愛せるのか
    罪への自覚から愛を芽生えさせることはできるのか
    私はいつか必ず死ぬ、という当たり前のことに
    久しぶりに思い当たった

    小さな頃から、おばあちゃんになったら
    木造の平屋で猫を1匹膝にのせて
    本に囲まれて死にたいと思ってた

    さて、そんな呑気なことを言ってる場合なのか?
    今日から生活を変えねば、と思うほどに
    氷点は私の心に深く根づいた

    —————————————————

    p219 赤い花

    正木が自殺しても、彼がいうところの、個人の存在価値はこの世において無に等しいと感じさせることの解決にはならない。社会が複雑になればなるほど、個人

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    2025年05月05日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    2025年GW前の金曜日の東京は突然の大雨で
    リュックに入れた氷点の上巻は随分と濡れそぼってしまったけれど
    いま下巻を読み切ってみるとそれも良い思い出となるくらい
    今年この本を読めて良かったなと思う
    続氷点も気になる

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    2025年05月05日
  • 氷点(上)

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    2025年GW前の金曜日の東京は突然の大雨で
    リュックに入れた氷点の上巻は随分と濡れそぼってしまったけれど
    いま下巻を読み切ってみるとそれも良い思い出となるくらい
    今年この本を読めて良かったなと思う
    続氷点も気になる

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    2025年05月05日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    何かと忙しなくて苦手な春、現実逃避がしたくてここに戻ってきた。実際の十勝岳噴火による泥流被害を元にしているので 決して明るい気分になれる話ではないし、悲しさと悔しさで涙を流しっぱなしだけれど、自分の正しいと思うことを貫き通す勇気と、誰に認められなくてもひたむきに頑張る活力をもらえる。

    耕作や拓一よりも若かった初見の時から20年が経ち、もう佐枝さんの方が歳が近いのも不思議な感覚。読む度に感じるものも変わっているし、また気が向いた時に戻ってきてもっともっと深く味わいたい。

    8年程前から紆余曲折あり遂に決定した映画化も本当に応援したいし、今後も古典としてずっと読み継がれていってほしい。

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    2025年04月19日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    この本に書かれた時代「人と会い、なんとか食べていく中でも、考え、本を読み、誠実に話し、そして死んでいく」世界は、まだ私のような高齢者には、自分の子供の頃の人々の暮らしと、同じであると感じられる。でも、今の人達には、もう分からないのかもしれない。いつの時代も、こうして世代での変化は続いていくのだろう。本には痕跡が残るだけだが、いつまでも価値はあるのだと信じたい。人々の人生があったのだと、読んで頂ければ。

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    2025年04月11日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    ネタバレ

    原罪という難しいテーマだった。あまりに辛い展開で、読んでいて苦しかった。
    啓造も夏枝も自分勝手で意地悪い人間に思われるが、嫌悪感を感じながらも、最後まで嫌いになれなかった。第三者として綺麗事を言うのは簡単だ。でも、自分が啓造や夏枝の立場だったら、どうだったろうか。自分はこの2人を馬鹿にできるほど、立派な人間であるだろうか。
    この夫婦に対比して描かれる辰子や北原だって、一見よくできた人間のように思われるが、誰かの立場からしたら悪になり得るかもしれない。
    何の穢れもなく描かれていたはずの陽子ですら、最後は「ゆるし」を求めて自殺を図ったのだから。
    人にはそれぞれ氷点がある。啓造も夏枝も陽子も、その氷

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    2025年03月25日
  • 氷点(下)

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    ネタバレ

    原罪という難しいテーマだった。あまりに辛い展開で、読んでいて苦しかった。
    啓造も夏枝も自分勝手で意地悪い人間に思われるが、嫌悪感を感じながらも、最後まで嫌いになれなかった。第三者として綺麗事を言うのは簡単だ。でも、自分が啓造や夏枝の立場だったら、どうだったろうか。自分はこの2人を馬鹿にできるほど、立派な人間であるだろうか。
    この夫婦に対比して描かれる辰子や北原だって、一見よくできた人間のように思われるが、誰かの立場からしたら悪になり得るかもしれない。
    何の穢れもなく描かれていたはずの陽子ですら、最後は「ゆるし」を求めて自殺を図ったのだから。
    人にはそれぞれ氷点がある。啓造も夏枝も陽子も、その氷

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    2025年03月25日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『三浦綾子 電子全集 氷点』

    購入済み

    悲しい人間模様

    この作品を読んでいると暗い物語やドロドロの人間関係に感情移入してしまうこともあるのかもしれません
    私はこういった人間の本性や性格が出ている小説が好きなのでこの作品もおすすめの作品の一つで最後まで時間を忘れて読んでしまいました

    #泣ける

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    2025年02月25日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    上下巻ともに学びの多い本でした。

    明智光秀、ガラシャ夫人の気品はさることながら、やっぱり人間の価値は、見目形や社会的地位などで測れるものでないと思いました。そんなものはすぐに崩れ去るつまらないものと思えました。
    (ちょうど住まいを探しているタイミングでしたが、この本に影響されて、あばら家でも良いのだ、とさえ思ったりしました笑)

    人間、優しさと謙遜なんですね。そのとおりだと思いました。今のわたしに全く欠けているものでした(笑)

    (ガラシャ夫人は見目形も美しいのに、)そこにたのまない生き方が、かっこよかったです。辞世の句も潔く、女性らしい品格がありながら、精神的にはある意味、男性よりも男らし

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    2025年02月24日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    ネタバレ

    初めて歴史小説を読んだ。
    歴史に詳しくない私でも、すらすら読める内容だった。

    ガラシャの生き様、
    忠興の『武将』たしての生き方、
    もう、言葉にならない感動だった。

    最後の最後に初之助の骨が出てきたこと、
    胸にくるものがあった。

    信仰とは、人を救うんだなと思った。
    考えさせられる作品だった。

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    2025年02月10日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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     1年遅れで北大に入学した陽子。
    夏枝と離れて兄の徹や北原さんと穏やかな大学生活を送れると思っていたら、生みの母親の家族との接点が出来てしまう。

     不義の子を産んだ母も、不義の子として生まれた自分も許せず思い悩む陽子。罪と許しについて考えさせられました。こんな重い話、私の身には降りかからないけど。

     育ての母である夏枝が浅はかで、わがままで、苦手。でも私も似たようなもんなんじゃないかと思ったりして、自分省みるためにもたまに読もう。氷点〈上・下〉、続・氷点〈上・下〉全4巻の中で夏枝が圧倒的にやばいキャラかと思いきや、もっとやばい奴が出てきます。面白かった。

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    2025年02月08日
  • 続 氷点(下)

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     1年遅れで北大に入学した陽子。
    夏枝と離れて兄の徹や北原さんと穏やかな大学生活を送れると思っていたら、生みの母親の家族との接点が出来てしまう。

     不義の子を産んだ母も、不義の子として生まれた自分も許せず思い悩む陽子。罪と許しについて考えさせられました。こんな重い話、私の身には降りかからないけど。

     育ての母である夏枝が浅はかで、わがままで、苦手。でも私も似たようなもんなんじゃないかと思ったりして、自分省みるためにもたまに読もう。氷点〈上・下〉、続・氷点〈上・下〉全4巻の中で夏枝が圧倒的にやばいキャラかと思いきや、もっとやばい奴が出てきます。面白かった。

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    2025年02月08日
  • 続 氷点(上)

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     養女の陽子が服毒自殺を図ったところで終わった前作。どう続くのか気になってましたが、自殺騒動の後から続いてました。いきなり10年後とかじゃなくて良かった。

     養女にした経緯や、生みの親の素性など誤解は解けたはずなのに元通りとはいかない辻口家の皆さんですが、少しずつ前に進んでいきます。まずは日常を取り戻すところからなのでゆ〜っくりですが。

    啓造に想いを寄せていた女由香子はファザコンなんじゃないかな。早くに親を亡くし、唯一の肉親であるお兄さんが結婚しちゃって寂しくて心細かったのもあるんじゃないかな?

    あと夫の部下に言い寄られてウキウキしちゃった夏枝さんが嫉妬深い。愛人がいる人ほど配偶者の浮気

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    2025年02月07日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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     養女の陽子が服毒自殺を図ったところで終わった前作。どう続くのか気になってましたが、自殺騒動の後から続いてました。いきなり10年後とかじゃなくて良かった。

     養女にした経緯や、生みの親の素性など誤解は解けたはずなのに元通りとはいかない辻口家の皆さんですが、少しずつ前に進んでいきます。まずは日常を取り戻すところからなのでゆ〜っくりですが。

    啓造に想いを寄せていた女由香子はファザコンなんじゃないかな。早くに親を亡くし、唯一の肉親であるお兄さんが結婚しちゃって寂しくて心細かったのもあるんじゃないかな?

    あと夫の部下に言い寄られてウキウキしちゃった夏枝さんが嫉妬深い。愛人がいる人ほど配偶者の浮気

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    2025年02月07日
  • 海嶺(下)

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    日本が正しい、という感覚をずっと持ち続けていたのに、
    外国の人や考え方に触れ、そして外国から見た日本を改めて知ったときに正しさとは?何を信じるべきか?与えられているものを信じて正しいと思うだけではダメなのだなとおもった
    後書きでみんながそれぞれ人生を歩めていたのに安心した

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    2025年02月02日