三浦綾子のレビュー一覧

  • 氷点(上)

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    まじでクソきも親父なんですけど、本筋に関係ないところでいうと妻の太ももに足を置いて靴下を履かせてもらう描写があってほんとによくここまで女性の尊厳が認められたなあと感心しました。

    0
    2025年10月16日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    まじでクソきも親父なんですけど、本筋に関係ないところでいうと妻の太ももに足を置いて靴下を履かせてもらう描写があってほんとによくここまで女性の尊厳が認められたなあと感心しました。

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    2025年10月16日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    再読。ン十年ぶり。カトリック女子大に通っていたころ、三浦綾子さんにはまってよく読んだ。
    すっかり日焼けした、小さな文字の文庫本の奥付には平成2年とある。
    実話をもとに書かれた小説であるが、まあ、そんなことはどうでもよい。とにかく純粋な主人公永野信夫という人とその人生にひきこまれる。
    明治の時代、不治の病と思われていた脊椎カリエスを患っている恋人を長年見舞い、一途に愛し続ける。それだけでもありえないような話なのに、その大切な人たちを置いて、縁のない偶然に客車に乗り合わせた人々のために自らのからだをもってその多くの命を救う。
    この人のなしえたことのただひとつも自分はできないであろう。

    多くの三浦

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    2025年10月08日
  • 塩狩峠

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    再読。ン十年ぶり。カトリック女子大に通っていたころ、三浦綾子さんにはまってよく読んだ。
    すっかり日焼けした、小さな文字の文庫本の奥付には平成2年とある。
    実話をもとに書かれた小説であるが、まあ、そんなことはどうでもよい。とにかく純粋な主人公永野信夫という人とその人生にひきこまれる。
    明治の時代、不治の病と思われていた脊椎カリエスを患っている恋人を長年見舞い、一途に愛し続ける。それだけでもありえないような話なのに、その大切な人たちを置いて、縁のない偶然に客車に乗り合わせた人々のために自らのからだをもってその多くの命を救う。
    この人のなしえたことのただひとつも自分はできないであろう。

    多くの三浦

    0
    2025年10月08日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    なんとなく結末は知っていたものの、主人公にモデルがいて、実際の事故を元にしたお話だとは知りませんでした。

    『氷点』シリーズを読んだ後だったので、信夫と、海難事故の際の牧師さんの姿が重なりました。

    他者のために自己犠牲が出来るかと自分に問うと、無理だと即答してしまいます。
    また、宗教心も全く持ち合わせていません。

    だからこそ、自分とは異なる信夫を通して、「生き方」「信仰」について考えさせられました。

    幸せの絶頂手前で、婚約者を失ったふじ子さんの、ラストの慟哭が涙を誘いました。
    が、あのふじ子さんなら、ひとしきり泣いた後は、信夫を誇りに思い、変わらず清廉に生きていくのではないだろうかとも思

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    2025年09月25日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    なんとなく結末は知っていたものの、主人公にモデルがいて、実際の事故を元にしたお話だとは知りませんでした。

    『氷点』シリーズを読んだ後だったので、信夫と、海難事故の際の牧師さんの姿が重なりました。

    他者のために自己犠牲が出来るかと自分に問うと、無理だと即答してしまいます。
    また、宗教心も全く持ち合わせていません。

    だからこそ、自分とは異なる信夫を通して、「生き方」「信仰」について考えさせられました。

    幸せの絶頂手前で、婚約者を失ったふじ子さんの、ラストの慟哭が涙を誘いました。
    が、あのふじ子さんなら、ひとしきり泣いた後は、信夫を誇りに思い、変わらず清廉に生きていくのではないだろうかとも思

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    2025年09月25日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    泥流地帯の完結編、実質下巻にあたる本作
    十勝岳噴火による泥流被害のその後を描く

    復興を目指す拓一と耕作達に光はあるのか

    時代は大正から昭和へ
    さらに襲い掛かる苦難

    しかしそれは、災難か試練か
    人生の苦難の意味を伝える心動かす作品

    没入感あり一気読み
    今とは違う昔の時代背景
    生き方や価値観も細かく、改めて心に残る話だと感じた

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    2025年09月23日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    上富良野の市街から一里以上離れた部落に住む兄弟、拓一と耕作。貧しいながらも真面目に生きていたある日、すべてを飲み込む泥流が大切なものを奪っていく。

    大正15年、北海道 十勝岳噴火。

    正しい者がなぜ苦しむのか、人々の苦難とこれからを描いた物語。

    災害被害にあい、生き延びた者、そうでない者。
    そしてこれから、生き延びたものはどう前に進むのかまでが書かれた本作。

    その後の話は
    続泥流地帯に続く。

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    2025年09月20日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    昔に読んだことがあったが、内容はほとんど忘れてしまっていた。
    こんなにもお互いの気持ちがすれ違うというか、心の中が見えるのが面白い。

    どんな結末になるのか?実は陽子ちゃんは殺人犯の子どもではなかったりするんだっけかな?
    どこかで陽子ちゃんも事実を知って葛藤して、自殺したりとか?
    悲しい結末を想像していまいます。
    そんなことを思いながら下巻を読みます。

    0
    2025年09月18日
  • 氷点(上)

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    昔に読んだことがあったが、内容はほとんど忘れてしまっていた。
    こんなにもお互いの気持ちがすれ違うというか、心の中が見えるのが面白い。

    どんな結末になるのか?実は陽子ちゃんは殺人犯の子どもではなかったりするんだっけかな?
    どこかで陽子ちゃんも事実を知って葛藤して、自殺したりとか?
    悲しい結末を想像していまいます。
    そんなことを思いながら下巻を読みます。

    0
    2025年09月18日
  • 母

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    中学の時に一度読んだきりの「蟹工船」だが、強い印象に残っている。その作者、小林多喜二の母の語りが本書だ。実話を元にしたノンフィクションとのこと。

    今の時代では考えられないような貧しさだが、母の心の清らかさと温かさには首を垂れるしかしない。誰から教えられることもなく、ここまで人を清らかに優しく、純粋にさせるものは何なのかと思う。当たり前のように心から子供たちがすることを信じて背中を押す姿もとても印象的だ。母を迎えた多喜二の父も同様だ。多喜二の優しさと清らかさ、賢さ、一途さも、こんな人は今まで知らない。小林多喜二とはこのような人だったのか。

    貧しさ故に学校に行くこともできず、子供の頃から働き詰

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    2025年09月07日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    中学の時に一度読んだきりの「蟹工船」だが、強い印象に残っている。その作者、小林多喜二の母の語りが本書だ。実話を元にしたノンフィクションとのこと。

    今の時代では考えられないような貧しさだが、母の心の清らかさと温かさには首を垂れるしかしない。誰から教えられることもなく、ここまで人を清らかに優しく、純粋にさせるものは何なのかと思う。当たり前のように心から子供たちがすることを信じて背中を押す姿もとても印象的だ。母を迎えた多喜二の父も同様だ。多喜二の優しさと清らかさ、賢さ、一途さも、こんな人は今まで知らない。小林多喜二とはこのような人だったのか。

    貧しさ故に学校に行くこともできず、子供の頃から働き詰

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    2025年09月07日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    一気に読みました。氷点がかなり面白かったので、続編こわいな〜と思って二の足を踏んでいましたが、読み始めたらすぐ読んでしまった。おもしろかった。読んでてしんどかったりもどかしかったりする話だけど離さない引力のある話だな〜と氷点同様思った。
    上巻、夏枝へのヘイト溜めすぎじゃない!?!?というほど執拗に書かれているような気がした。わたしは氷点のときから、夏枝という女がなんだかんだ嫌いではないというか、彼女はどうしようもなく箱入りのお嬢さんのままで、水と土が良ければ完璧な美しい花で、本当に素敵な女性で本当に素敵な母だったのだと思う。だからどちらかというと啓造のほうに苛立つというか、自分は正しいことしか

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    2025年09月03日
  • 続 氷点(下)

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    一気に読みました。氷点がかなり面白かったので、続編こわいな〜と思って二の足を踏んでいましたが、読み始めたらすぐ読んでしまった。おもしろかった。読んでてしんどかったりもどかしかったりする話だけど離さない引力のある話だな〜と氷点同様思った。
    上巻、夏枝へのヘイト溜めすぎじゃない!?!?というほど執拗に書かれているような気がした。わたしは氷点のときから、夏枝という女がなんだかんだ嫌いではないというか、彼女はどうしようもなく箱入りのお嬢さんのままで、水と土が良ければ完璧な美しい花で、本当に素敵な女性で本当に素敵な母だったのだと思う。だからどちらかというと啓造のほうに苛立つというか、自分は正しいことしか

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    2025年09月03日
  • 三浦綾子 電子全集 ちいろば先生物語(下)

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    決して聖人君子の話でないところが何より良い。
    牧師となりながら妻と口論したり迷い続ける人生。その中で神の摂理なのか、信仰が良い方向に進んでいく。
    享年52歳、決して長いとは言えなかった一聖職者の生涯を見事に描いた評伝小説上下巻でした。

    0
    2025年08月31日
  • ちいろば先生物語(下)

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    決して聖人君子の話でないところが何より良い。
    牧師となりながら妻と口論したり迷い続ける人生。その中で神の摂理なのか、信仰が良い方向に進んでいく。
    享年52歳、決して長いとは言えなかった一聖職者の生涯を見事に描いた評伝小説上下巻でした。

    0
    2025年08月31日
  • 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    一気に読み終わりました。

    まさか順子が佐石の娘だったとは!
    順子の手紙と陽子の日記は、心に残りました。

    三井弥吉の告白も、衝撃でした。
    「罪と赦し」というテーマがまさに凝縮されています。

    それにしても、夏枝はもはやこういう人とあきらめの境地に至ったところで、達哉という新たなイライラ人間の登場。
    彼に「罪の自覚と赦し」はなかなかハードルが高そうだから、まだまだ騒動がありそうですね。

    4巻通じて、ずっと辰子さんが一番好きです。

    0
    2025年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    一気に読み終わりました。

    まさか順子が佐石の娘だったとは!
    順子の手紙と陽子の日記は、心に残りました。

    三井弥吉の告白も、衝撃でした。
    「罪と赦し」というテーマがまさに凝縮されています。

    それにしても、夏枝はもはやこういう人とあきらめの境地に至ったところで、達哉という新たなイライラ人間の登場。
    彼に「罪の自覚と赦し」はなかなかハードルが高そうだから、まだまだ騒動がありそうですね。

    4巻通じて、ずっと辰子さんが一番好きです。

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    2025年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    ネタバレ

    人気作の続編なんて、たいてい蛇足的なもので面白みは劣るのではないか。
    そう思っていたのですが、間違いでした。

    相変わらずイライラすることもありました。

    しかし、冒頭、徹が夏枝に(私が)言いたかったことを全部言ってくれたり、終盤、夏枝が陽子に謝罪したりと、スッキリすることもありました。

    由香子ちゃんも生きてて良かった。辰子さんがついていてくれるから安心。
    それにしても、村井だけはずーっと一貫してクズですね!

    また、初めて陽子の生みの親が姿を現しました。
    彼女は、潔く過失を認めて、それを誰かのせいにしない。夏枝とは、対照的なところが印象に残りました。

    何より、この巻には心に響く名言があり

    0
    2025年08月26日
  • 続 氷点(上)

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    ネタバレ

    人気作の続編なんて、たいてい蛇足的なもので面白みは劣るのではないか。
    そう思っていたのですが、間違いでした。

    相変わらずイライラすることもありました。

    しかし、冒頭、徹が夏枝に(私が)言いたかったことを全部言ってくれたり、終盤、夏枝が陽子に謝罪したりと、スッキリすることもありました。

    由香子ちゃんも生きてて良かった。辰子さんがついていてくれるから安心。
    それにしても、村井だけはずーっと一貫してクズですね!

    また、初めて陽子の生みの親が姿を現しました。
    彼女は、潔く過失を認めて、それを誰かのせいにしない。夏枝とは、対照的なところが印象に残りました。

    何より、この巻には心に響く名言があり

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    2025年08月26日