三浦綾子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
よりによってなんで大事な日に客車が離れる事故が起きるんだよ!と、その見えない運命が憎すぎて腹が立った…。
主人公の永野と友人の吉川兄妹の関係は彼らが小学生のころから知っている(大半のページにわたり書かれている)ので、この悲しすぎる結末に胸が痛くなり泣けた。とくにふじ子さんを想うともう…切なすぎる。
最初からすーっと物語に入り込め、読む手がとまらず、しまいには居眠りしたときの夢の中でも物語が展開されるほど夢中になれる。
「塩狩峠」はわたしが中学のころに母から教えてもらった本で母に借りたけど結局読まずに返却。あれから数十年、やっと読めた。読んで本当によかった。
「不朽の名作」に納得です。 -
Posted by ブクログ
よりによってなんで大事な日に客車が離れる事故が起きるんだよ!と、その見えない運命が憎すぎて腹が立った…。
主人公の永野と友人の吉川兄妹の関係は彼らが小学生のころから知っている(大半のページにわたり書かれている)ので、この悲しすぎる結末に胸が痛くなり泣けた。とくにふじ子さんを想うともう…切なすぎる。
最初からすーっと物語に入り込め、読む手がとまらず、しまいには居眠りしたときの夢の中でも物語が展開されるほど夢中になれる。
「塩狩峠」はわたしが中学のころに母から教えてもらった本で母に借りたけど結局読まずに返却。あれから数十年、やっと読めた。読んで本当によかった。
「不朽の名作」に納得です。 -
Posted by ブクログ
明治時代の北海道を舞台に鉄道会社に勤める青年・永野信夫の生涯を描いた物語。モデルとなる人物がいたということに驚き。
少年時代はキリスト教に否定的だったけど、そこから教会学校の校長になり周りから信頼され尊敬される存在になるまでの心境や成長が丁寧に描かれているので洗礼を受けるということが自然と受け入れられた。
自責や葛藤を抱えつつも「自分がどう生きるべきか」「本当に自分が信じるべきもの」を問い続けていく信夫。
後半の揺るぎない信念を得て周りから信頼を得ている君子のような信夫より、私は前半の人間味のある信夫の方が共感できるなぁ。
私は信夫のような行動なんて到底できないし、自己犠牲は美徳といわれても -
Posted by ブクログ
明治時代の北海道を舞台に鉄道会社に勤める青年・永野信夫の生涯を描いた物語。モデルとなる人物がいたということに驚き。
少年時代はキリスト教に否定的だったけど、そこから教会学校の校長になり周りから信頼され尊敬される存在になるまでの心境や成長が丁寧に描かれているので洗礼を受けるということが自然と受け入れられた。
自責や葛藤を抱えつつも「自分がどう生きるべきか」「本当に自分が信じるべきもの」を問い続けていく信夫。
後半の揺るぎない信念を得て周りから信頼を得ている君子のような信夫より、私は前半の人間味のある信夫の方が共感できるなぁ。
私は信夫のような行動なんて到底できないし、自己犠牲は美徳といわれても