三浦綾子のレビュー一覧

  • 母

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    小林多喜二は名前を聞いたことがあった程度で、三浦綾子も初めて読んだ。
    語り口調でかつ訛りも入ってるのに、すごく読みやすくてページをめくる手が止まらなかった。
    母の子を思う気持ちが溢れていて、私も涙が止まらなかった。
    小林多喜二についてもっと知っていきたいし、三浦綾子の作品もどんどん読んでいこうと思う。

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    2022年11月05日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    とても惹かれた。
    こういう戦国時代の話って戦いや殺し合い、疑い合いがあって読むのが辛い部分もあるのだけれど、だからこそ人間ってなんで生きているんだろうと自分の運命を振り返ることも多かったのかも。
    ガラシャの場合、彼女の落ち度は何もないのに、戦国の世であるからこそ、その時々の時勢や時代の流れに逆らえない。

    文章がうまいからか、玉子の運命の一つ一つがやるせなく、何度怒りを覚えたかわからない。
    夫の忠興はやっぱり好きにはなれない…。
    いいところもあったのだが、客観的に見て夫としては傍若無人過ぎやしませんか?
    それでも、最後の玉子との別れにはグッときた。

    玉子はもともと気丈だし、聡い女性だけれども

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    2022年09月19日
  • 草のうた

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    氷点の作者の自叙伝
    作者の捉え方、感じ方が伝わる。
    温かい気持ちになる。
    周りのみんなも温かい。
    昭和初期の暮らしの様子も分かる。
    こんな暮らしだったんだなあと感じる。

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    2022年09月10日
  • 三浦綾子 電子全集 草のうた

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    氷点の作者の自叙伝
    作者の捉え方、感じ方が伝わる。
    温かい気持ちになる。
    周りのみんなも温かい。
    昭和初期の暮らしの様子も分かる。
    こんな暮らしだったんだなあと感じる。

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    2022年09月10日
  • 三浦綾子 電子全集 天の梯子

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    「祈る」ということに対して、こんなにも説明することができるのか!と感じた。不思議と「それはおかしいだろう」と思う部分がなかった。もう一度読んだ方がいいのかも。

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    2022年09月02日
  • 三浦綾子 電子全集 石ころのうた

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    読み終わったのが8/と原爆投下の日。偶然だけど、おぉっと思った。
    三浦綾子さんは、予想を越えるいい意味で変わった方だった。裁縫お料理が得意な、勝手に女性っぽいイメージを持っていたので。

    自伝ということで、どんな生涯を送ったのかな〜と思い読み始めたが、最後に思った事は戦争は二度と起こしたらいけないな。と感じた。
    戦時中の話を聞く機会が減った中で、このタイミングでこの本に出会えて感謝です。
    私の知らない戦時中のことを色々と知ることができた。

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    2022年08月07日
  • 石ころのうた

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    読み終わったのが8/と原爆投下の日。偶然だけど、おぉっと思った。
    三浦綾子さんは、予想を越えるいい意味で変わった方だった。裁縫お料理が得意な、勝手に女性っぽいイメージを持っていたので。

    自伝ということで、どんな生涯を送ったのかな〜と思い読み始めたが、最後に思った事は戦争は二度と起こしたらいけないな。と感じた。
    戦時中の話を聞く機会が減った中で、このタイミングでこの本に出会えて感謝です。
    私の知らない戦時中のことを色々と知ることができた。

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    2022年08月07日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    10年前、20歳くらいの時に初めて読みました。
    当時は「良一のような男性を選んじゃいけないな」くらいの感想しか持てなかったのですが、
    30歳のいま、「愛するとは、相手を生かし続けること。ゆるし続けること」この意味がよくわかります。
    自分の成長を感じた読書となりました。
    三浦さんの別の本も再読したい気持ちになりました。

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    2022年08月04日
  • 三浦綾子 電子全集 北国日記

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    体調の心配をしながら、執筆とか面会とか、本当に忙しく動かれていたんだなと思った。ずいぶん体調が悪そうだったので末期の作品かなって思ったら、このあとまだたくさん作品を発表されていた。どういうモチベーションでやっていたのか?信仰が支えになっていたんだろうなぁ。

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    2022年07月28日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    ネタバレ

    妹の本棚で、「道ありき」が目に留まり読んだ。読み進めていくうちに、この一日をこの本に使う価値があると感じ、二周した。
    虚無感で一人残されていることに嫌な感じを抱かなかった頃から神を信じクリスチャンになるまでのことが書かれている。
    私は、洗礼を受けていない。けれども、信じているからクリスチャンである。ただ、最近は求めていた道ではない道を歩いており、毎日のように枕を濡らしている。だから、綾子の考えを理解しやすかった。一度、信仰を持てたからといってそれで終わりではない。神様は、私の信仰が育つように、人を与えてくださる。それは、友人であったり、恋人であったり、はたまた思いがけない人であるかもしれない。

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    2022年03月17日
  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『三浦綾子 電子全集 氷点』

    購入済み

    人間模様が生々しい

    大人である男女の密会に関わって、幼子が命を失ってしまうという、とても不条理な事件を発端として描かれた作品です。三浦先生の心に迫る描写で、感情移入するとドロドロな感じが伝わってきてしまい、涙を流すことがあるかもしれません。

    #ダーク #深い

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    2022年03月01日
  • 銃口 上

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    ネタバレ

    前半は素晴らしい教師との出会い。教師になることの素晴らしさを知り、教師になって婚約者もでき、ハッピーな予感、という感じ。
    後半は戦争真っ只中の中、人々が亡くなる様子が書かれていて戦争なんて2度と繰り返して欲しくないなと思った。
    戦争って人も物も感情も何もかもを奪っていき、残るものんて無いんだよな。

    自分がどんな状況に置かれても、自分の信念だけは貫き、大切な人を守れる自分でいようと強く思った。

    すごーーーーく読み応えのある素晴らしい本でした。

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    2022年02月26日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    ネタバレ

    クズはクズ。一生治らない病気の様なものだなぁ〜
    というのが第一印象。
    ページをめくる度、期待通りに良一がクズすぎた。
    ただのクズ。

    親の言う事に間違いはない。
    ってのも実感した。

    登場人物が限られているので、読みやすく分かりやすく面白かった。
    男女のいざこざは、今も昔も変わらないんだなあ。

    最近の小説は時系列がごちゃごちゃしてたり、一人称が別人だったりと複雑すぎて難しいから、こういうシンプルな流れの小説が好き。

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    2022年02月14日
  • あのポプラの上が空 新装版

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    札幌市内や谷野井家の情景が、目に浮かぶ描写。内容は重いけど、読んだ後心にずしっと何かが残る作品。何度読んでも、数年後に読みたくなる。

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    2022年01月23日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    人として一番大事な心を教えてもらった一冊。時間を置いてまた読み返したい。

    (01/02/2022)

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    2022年01月03日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    この本を読んで救われました。
    人生に苦しんでいる時に「読んでみて」と妻に差し出されすがるように読んだ。
    読んでみて本当に良かったと思った。
    妻に三浦さんに感謝。

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    2022年01月02日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    三浦綾子さんの本は結構読んだが、その中でもとりわけ素晴らしい。続泥流地帯も楽しみ。

    (12/31/2021)

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    2022年01月01日
  • 三浦綾子 電子全集 石ころのうた

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    とても熱心に教師をしていたことで、終戦のあとの反動が凄まじかったのでしょう。こういう形で自らが考えていたことを残せることって、羨ましくもあり、すごいことだと思う。

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    2021年10月10日
  • 石ころのうた

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    とても熱心に教師をしていたことで、終戦のあとの反動が凄まじかったのでしょう。こういう形で自らが考えていたことを残せることって、羨ましくもあり、すごいことだと思う。

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    2021年10月10日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    泥流地帯の続編で、そのまま泥流地帯の内容なので、ここから読むと訳が分からないと思われる。耕一という代用教員が主人公でその周りの人の関係を描き、最後では聖書の内容と関連させている。
     続でも途中のような気がして、続々泥流地帯の小説が出てもおかしくない。
     北海道観光者にとっては、上富良野は北の国からだけしか紹介されない昨今、十勝岳の噴火による泥流被害が知られていいと思われる。三浦綾子記念館にはこの泥流地帯のパネルは昔はなかったように思われるが、今はあるのであろうか?

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    2021年10月08日