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自らの夫婦生活を素直に、ユーモラスに語りながら、人生を深く見つめた随筆集。
「肺結核と脊椎カリエスで9年来臥ていて、今もなお、ギプスベッドに絶対安静で、ときどき喀血する。年齢も2つ上で、美人ではない。枕もとには死んだ恋人の写真と骨が飾ってある。いつ治るかわからないが、ぼくは彼女が治るのを待って結婚する。治らなければ、ぼくも結婚しない」という、考えれば考えるほど不思議な光世さんと結婚した著者。「悪妻の見本」という著者が素直に、ユーモアあふれる語り口で、人生の送り方を深く見つめた随筆集。本書のことを記した「随想・地球の上にある」を付録として追加。
「三浦綾子電子全集」付録として、本書のことを記した「随想・地球の上にある」を収録!
Posted by ブクログ 2022年11月27日
夫と出会った頃に読んだ。
結婚なんかしないわ…。
と、たかを括っていた、
めちゃくちゃな恋愛をしてきた、
自分勝手極まりない私が、
この人だけは絶対に傷付けない。
と夫に対して思えたのは
三浦綾子さんのこの作品のおかげだったのではないか…と思っている。
読み返してないので美化もされてて
☆☆...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月30日
210502
母が高校生のときに読んだらしい。
そんな昔の本だったから、文庫ではなく新書だった。笑
数十年前に書かれた本なのに、それを感じさせない内容で、今も昔も変わらないだな、と。
独身の私には、「自分が変わった時には、いつの間にか自分のその生き方を育ててくれる男性が現れるものだ」という箇所が...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
夫婦でいることが一番大切なのに、どうして些細なことで我をはったり、揚げ足とったりしていたのだろう。夫を言い負かして、一瞬得意げになって、それがうれしいことなのか?相手をイヤな気持ちにさせてまで言わなきゃいけないことなのか?何が一番大事なのかと言うことを考えて、これから生活していきたいと思います。もう...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月12日
本書は、著者が女性自身に連載した随筆を何作か追加して送り出したものだ。自分はダメな妻だといいながらも、ストレートで愛情ある家庭を築いていることがひしひしと伝わる。ただ、妻とは、女とは、夫とは男とは、と、現代ではとんでも本になるような内容だが、愛があり、労りがあるので、その辺は差っ引いて読むと良い。自...続きを読む
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