三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    宗教と戦争がメインテーマの小説。10年くらい前の作品。フィクションなんだけど、史実に基づいているのでノンフィクションのように思えた。そして、当時(太平洋戦争ころ)の描写が生々しく書かれている。戦争関係の本はいままで読んだこともなかったので、ちょっと目を覆いたくなるような情景も少なからずあったが、読み終えた今、読んでよかったと思える小説だった。ちなみに、下巻もあります。

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    2009年10月04日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    わだしは、この子供らが、ぞっくり大きくなったら、今月はチヤの家、今月は三吾の家、今月は多喜二の家と、布団の皮を剥いで、洗い張りしてやったり、打ち直して綿を入れてやったりしてやるべーって、夢みてたの。
    ねえ、あんたさん、わだしの願いは、欲張りな夢だったべか、無理な夢だったべか。そんなつもりはなかったども、あんな小っちゃな夢でも叶えられんかった。

    わだしが思うに、右翼にしろ、共産党にしろ、キリスト教にしろ、心の根っこのところは優しいんだよね。誰だって、隣の人とは仲よくつき合っていきたいんだよね。うまいぼた餅つくったら、つい近所に配りたくなるもんね。むずかしいことはわからんども、それが人間だとわだ

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    2026年03月22日
  • 母

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    わだしは、この子供らが、ぞっくり大きくなったら、今月はチヤの家、今月は三吾の家、今月は多喜二の家と、布団の皮を剥いで、洗い張りしてやったり、打ち直して綿を入れてやったりしてやるべーって、夢みてたの。
    ねえ、あんたさん、わだしの願いは、欲張りな夢だったべか、無理な夢だったべか。そんなつもりはなかったども、あんな小っちゃな夢でも叶えられんかった。

    わだしが思うに、右翼にしろ、共産党にしろ、キリスト教にしろ、心の根っこのところは優しいんだよね。誰だって、隣の人とは仲よくつき合っていきたいんだよね。うまいぼた餅つくったら、つい近所に配りたくなるもんね。むずかしいことはわからんども、それが人間だとわだ

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    2026年03月22日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    ネタバレ

    印象に残っているのは、いよいよ最期のとき。

    侍女や自分の子供との別れを惜しみつつ、
    キリスト教信者であるため自害ができないので、
    家臣から命をうばわれる際、何を思ったのか自分の髪をまとめてから首を差出した…

    これには家臣もとまどいつつ「切腹ではないので」というような!?ツッコミをいれると、ガラシャ曰く「間違いましたか」と言って微笑したあと、胸元を開いたところを槍でひと突きされ命を絶たれた。


    この緊迫した場面でのユーモアというか天然ぶりというか…
    死ぬのは嫌だろうし切ないだろうし、なのにボケて微笑までするなんて…
    これだけで、ガラシャの人柄や潔さや負けず嫌いな感じとか、いろんなことを想像

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    2026年03月18日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    自己中心でしか生きれないんだなと

    どんな理由をつけても嘘は嘘
    嘘はついてしまったらつき続けなきゃいけないけど自分が耐えられないんだな

    隠したいと思う事実は煮れば煮るほど毒になると感じられた

    心が通じあった気になることが限界で期待は手前勝手の都合のいい解釈なんだと、癪に触った時は思えるといいのかな

    淋しい物語でした

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    2026年03月09日
  • 氷点(下)

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    自己中心でしか生きれないんだなと

    どんな理由をつけても嘘は嘘
    嘘はついてしまったらつき続けなきゃいけないけど自分が耐えられないんだな

    隠したいと思う事実は煮れば煮るほど毒になると感じられた

    心が通じあった気になることが限界で期待は手前勝手の都合のいい解釈なんだと、癪に触った時は思えるといいのかな

    淋しい物語でした

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    2026年03月09日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    最後が特に良い終わり これはいいストーリーだわ。まん真ん中にグッとくる言葉があって、最後の最後がめちゃくちゃいい終わりだった。これはいい小説!

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    2026年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    自責と他責、自愛と他愛
    自責他愛な生き方ができたらと思うけれど
    精神衛生上悪い生き方だとも思う

    自責し過ぎたら耐えられずに他責と割り切ってしまうし、他責するにも背徳感から自責するようになってしまう

    自愛の裏は他責であるし、他愛の裏は自責であるようにも思うし、他愛の先に他責、自愛の先に自責が、他責の先に他愛、自責の先に慈愛があるようにも思う

    ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
    解脱したくなる気持ちもわかるなと

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    2026年02月28日
  • 氷点(上)

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    自責と他責、自愛と他愛
    自責他愛な生き方ができたらと思うけれど
    精神衛生上悪い生き方だとも思う

    自責し過ぎたら耐えられずに他責と割り切ってしまうし、他責するにも背徳感から自責するようになってしまう

    自愛の裏は他責であるし、他愛の裏は自責であるようにも思うし、他愛の先に他責、自愛の先に自責が、他責の先に他愛、自責の先に慈愛があるようにも思う

    ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
    解脱したくなる気持ちもわかるなと

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    2026年02月28日
  • 三浦綾子 電子全集 生きること思うこと わたしの信仰雑話

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    ネタバレ

    夫婦そろってキリスト教の信者であることは知っていたけど、こんなにも生活が宗教中心であるというのに驚いた。
    まあ、キリスト教団の機関誌に書かれたエッセイだから、というのもあるのだろうけれど。

    時代的に個人情報がダダ洩れで、作家のもとにファンが訪れることも稀ではなかったとしても、あまりに多くの人々が、気安く、頻繁に、時間を問わず、悩み相談に訪れたり電話したりするのにも驚くけれど、気真面目に何時間もそれにつきあわざるを得ない(締め切り間近だとしても)作家の方も大変な時代だったんだなあ。

    職場にもキリスト教徒の人が何人かいて、アメリカに数年出向していた人に「実際、進化論についてどう考えているんです

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    2026年02月25日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    もう、ここまで来ると夏枝が鬼婆にしか思えなくなってくる。嫉妬に狂う人間はどんなに容姿が美しくても醜い。 しかし、夏枝だけでなく、多くの人の罪の積み重ねによって陽子を死への決断に追い込んだ所は胸が痛い。 私も自分が気付かないところで誰かを傷付け、その人を死へ追い込んだ事があったかもしれないと思うとゾッとする。 では、その罪をどうしたら良いのか?どうしたら許されるのか?その答えが続編に有ると信じて読み続けてみます。

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    2026年02月19日
  • 氷点(下)

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    もう、ここまで来ると夏枝が鬼婆にしか思えなくなってくる。嫉妬に狂う人間はどんなに容姿が美しくても醜い。 しかし、夏枝だけでなく、多くの人の罪の積み重ねによって陽子を死への決断に追い込んだ所は胸が痛い。 私も自分が気付かないところで誰かを傷付け、その人を死へ追い込んだ事があったかもしれないと思うとゾッとする。 では、その罪をどうしたら良いのか?どうしたら許されるのか?その答えが続編に有ると信じて読み続けてみます。

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    2026年02月19日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    この本を読む聖書を知らない人々にとって、初めて触れる「聖書」になるのではないでしょうか。
    日本は信仰に薄い人種ですが、もともとは侍魂や、商人とは、農民とは、など生き方の根底に信仰のようなものがあったようなもので、まったく無ではなかったのではないかと思います。今ではそれももはや無きに等しい時代になりました。本来なら今こそその「愛」について「隣人」について考えなければならない世の中なのだと思います。傾倒する必要はなく、ただ少し「教え」に触れるだけでも救われる人もいるのではないかとそう思いました。その触れるというものの一つに、この本はとても良いように思われます。
    私は信仰については戦争など悪しきイメ

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    2026年02月18日
  • 塩狩峠

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    この本を読む聖書を知らない人々にとって、初めて触れる「聖書」になるのではないでしょうか。
    日本は信仰に薄い人種ですが、もともとは侍魂や、商人とは、農民とは、など生き方の根底に信仰のようなものがあったようなもので、まったく無ではなかったのではないかと思います。今ではそれももはや無きに等しい時代になりました。本来なら今こそその「愛」について「隣人」について考えなければならない世の中なのだと思います。傾倒する必要はなく、ただ少し「教え」に触れるだけでも救われる人もいるのではないかとそう思いました。その触れるというものの一つに、この本はとても良いように思われます。
    私は信仰については戦争など悪しきイメ

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    2026年02月18日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    人の心はなんと移ろいやすいことか

    自分を正当化するとき、自分に正義を感じている時、誰かを見下しているという言葉にグサリ

    自分の非を認めたと思って改めようとしている時、都合よく相手もそうであると思っている自分はなんて好都合なんだろうと思った

    罪と罰って簡単に使われる言葉だけれど真っ当な罰はなくて結局は自己正当化でしかない
    罪をハッキリと許す権威が欲しい
    宗教が存在する心理だと感じた

    好きは感情だが、愛は意思
    完全には理解できていないけれど深く心に残る表現だった

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    2026年02月16日
  • 続 氷点(下)

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    人の心はなんと移ろいやすいことか

    自分を正当化するとき、自分に正義を感じている時、誰かを見下しているという言葉にグサリ

    自分の非を認めたと思って改めようとしている時、都合よく相手もそうであると思っている自分はなんて好都合なんだろうと思った

    罪と罰って簡単に使われる言葉だけれど真っ当な罰はなくて結局は自己正当化でしかない
    罪をハッキリと許す権威が欲しい
    宗教が存在する心理だと感じた

    好きは感情だが、愛は意思
    完全には理解できていないけれど深く心に残る表現だった

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    2026年02月16日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    人間は円みたいだと思った

    どこか一点を見て測れるものではない
    けれど人が人を評価する時は一点を見ている時であるし、その時はそれが人の全てに思えてしまう
    自分に対してもそうであるのは救いでもあるように感じた

    心はつくずく移ろいやすく面倒で面白いものだね

    読後に続であることに気づいた
    順番がないことを願う

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    2026年02月14日
  • 続 氷点(上)

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    人間は円みたいだと思った

    どこか一点を見て測れるものではない
    けれど人が人を評価する時は一点を見ている時であるし、その時はそれが人の全てに思えてしまう
    自分に対してもそうであるのは救いでもあるように感じた

    心はつくずく移ろいやすく面倒で面白いものだね

    読後に続であることに気づいた
    順番がないことを願う

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    2026年02月14日
  • 続 氷点(上)

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    それぞれの気持ちがよくわかる。考えすぎたり、思ってもない事をしてしまったり、後悔を引きずっているのが人間らしい

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    2026年02月12日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    それぞれの気持ちがよくわかる。考えすぎたり、思ってもない事をしてしまったり、後悔を引きずっているのが人間らしい

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    2026年02月12日