三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    ネタバレ

    最後の10ページほどが「えぇ!?」の連続だった…。
    序盤は夏枝の事がどんどん嫌いになってしまって。あまりに身勝手だし、どうして息子の友達に色目を使うのかも分からないし。
    けれど高木の告白で、夏枝も振り回され過ぎてて、でも皆が悪いのよ。陽子以外の大人が。
    なんとも言えない気持ちになりました。
    そこで終わるの!?という驚き。
    続編があるようなので、読んでみようかな。
    でもスッキリ出来るのかな…。

    0
    2025年11月08日
  • 氷点(下)

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    ネタバレ

    最後の10ページほどが「えぇ!?」の連続だった…。
    序盤は夏枝の事がどんどん嫌いになってしまって。あまりに身勝手だし、どうして息子の友達に色目を使うのかも分からないし。
    けれど高木の告白で、夏枝も振り回され過ぎてて、でも皆が悪いのよ。陽子以外の大人が。
    なんとも言えない気持ちになりました。
    そこで終わるの!?という驚き。
    続編があるようなので、読んでみようかな。
    でもスッキリ出来るのかな…。

    0
    2025年11月08日
  • 続 氷点(下)

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    読んでいて不快感のある登場人物たちも、家庭環境や親からの影響によって、望まずしてそうなってしまったところが大きいのだと思うと、親が子にもたらす影響力の強さに恐ろしさを覚えるのと同時に、気の毒だとも思えた。

    0
    2025年10月26日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    読んでいて不快感のある登場人物たちも、家庭環境や親からの影響によって、望まずしてそうなってしまったところが大きいのだと思うと、親が子にもたらす影響力の強さに恐ろしさを覚えるのと同時に、気の毒だとも思えた。

    0
    2025年10月26日
  • 氷点(下)

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    塩狩峠を読んだ際は「こんなにも他人に対して自己犠牲ができる人はいるのだろうか?このような善人は本当に存在するのか?」と感じたが、この本では「こんなにも人は自分勝手、自分本位になれるものか」と絶望し続けた。読んでいて本当につらかった。
    ここまで人間の汚さや醜さが書き上げられているのは凄かった。

    0
    2025年10月26日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    塩狩峠を読んだ際は「こんなにも他人に対して自己犠牲ができる人はいるのだろうか?このような善人は本当に存在するのか?」と感じたが、この本では「こんなにも人は自分勝手、自分本位になれるものか」と絶望し続けた。読んでいて本当につらかった。
    ここまで人間の汚さや醜さが書き上げられているのは凄かった。

    0
    2025年10月26日
  • 氷点(下)

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    下巻でも嫉妬の嵐が続き、夏枝は相手をいかに傷つけるかばかりを考えている。
    客観的に見るとその思考には苛立ちを覚えるが、加害者の子どもという逃れられない事実を背負っていると思うと、まったく共感できないわけでもない。
    陽子は生まれながらの潔癖な心を持ち、それが美徳であると同時に、氷点に達するほどの弱さでもある。
    『続氷点』も非常に気になるが、皆がまた苦しみを抱えながら生きていくのかと思うと、私まで胸が痛む。
    だから、続きは読まずここまでにしようと思う。

    0
    2025年10月25日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    下巻でも嫉妬の嵐が続き、夏枝は相手をいかに傷つけるかばかりを考えている。
    客観的に見るとその思考には苛立ちを覚えるが、加害者の子どもという逃れられない事実を背負っていると思うと、まったく共感できないわけでもない。
    陽子は生まれながらの潔癖な心を持ち、それが美徳であると同時に、氷点に達するほどの弱さでもある。
    『続氷点』も非常に気になるが、皆がまた苦しみを抱えながら生きていくのかと思うと、私まで胸が痛む。
    だから、続きは読まずここまでにしようと思う。

    0
    2025年10月25日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    暗く重い小説だったが、登場人物それぞれの心情には共感できた。
    愛があるがゆえの嫉妬や憎しみ、そして復讐。
    殺人犯の娘に罪はないのに、被害者家族からはどうしても受け入れられないのだろうか。
    誰もが苦悩を抱えながら生きており、家族でありながら相手の不幸を願う心情が恐ろしい。
    心理的な緊迫感が途切れることなく続き、つい先の展開が気になって一気に読んでしまった。

    0
    2025年10月25日
  • 氷点(上)

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    暗く重い小説だったが、登場人物それぞれの心情には共感できた。
    愛があるがゆえの嫉妬や憎しみ、そして復讐。
    殺人犯の娘に罪はないのに、被害者家族からはどうしても受け入れられないのだろうか。
    誰もが苦悩を抱えながら生きており、家族でありながら相手の不幸を願う心情が恐ろしい。
    心理的な緊迫感が途切れることなく続き、つい先の展開が気になって一気に読んでしまった。

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    2025年10月25日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    人間には邪な気持ちや、邪悪な心が潜んでいると思っている私にとって、伸夫の清廉潔白さは受け入れがたい。
    でも、物語としては読んでよかった。ふじ子が事故現場に向かうところはウルッときた。

    0
    2025年10月11日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    人間には邪な気持ちや、邪悪な心が潜んでいると思っている私にとって、伸夫の清廉潔白さは受け入れがたい。
    でも、物語としては読んでよかった。ふじ子が事故現場に向かうところはウルッときた。

    0
    2025年10月11日
  • 氷点(下)

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    登場人物たちの嫉妬の行き交いが凄まじい。場面設定は思い切りが良すぎるが、この状況だからこその感情の描き方が秀逸すぎる。ストーリーは重いので読後感は良くないけど読み応えはかなりあって面白い。傑作。

    0
    2025年10月05日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    登場人物たちの嫉妬の行き交いが凄まじい。場面設定は思い切りが良すぎるが、この状況だからこその感情の描き方が秀逸すぎる。ストーリーは重いので読後感は良くないけど読み応えはかなりあって面白い。傑作。

    0
    2025年10月05日
  • 氷点(上)

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    ようやく三浦綾子さんの小説を初読。

    とにかく心情描写が巧みの一言に尽きます。人の醜い部分がこれでもかと抉り出されています。でも、そういう感情の揺れに少し共感してしまう部分もあったり。人はみんな罪人なんだなぁと身につまされます。

    0
    2025年10月02日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    ようやく三浦綾子さんの小説を初読。

    とにかく心情描写が巧みの一言に尽きます。人の醜い部分がこれでもかと抉り出されています。でも、そういう感情の揺れに少し共感してしまう部分もあったり。人はみんな罪人なんだなぁと身につまされます。

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    2025年10月02日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    上下巻読み終えての感想。
    最初は逆のことを思いながら、それを隠して人と接することに共感しつつ、読み進めていくうちに怖くなった。真実を伝えることが正義のような、隠し通すことも愛であるような、愛するから憎むのか、感情の裏と表が透けていてどちらが表なのか分からない、もどかしい気持ちで一気読み。

    0
    2025年10月01日
  • 氷点(下)

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    上下巻読み終えての感想。
    最初は逆のことを思いながら、それを隠して人と接することに共感しつつ、読み進めていくうちに怖くなった。真実を伝えることが正義のような、隠し通すことも愛であるような、愛するから憎むのか、感情の裏と表が透けていてどちらが表なのか分からない、もどかしい気持ちで一気読み。

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    2025年10月01日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    祖母、父を子供時代にあっけなく亡くして、生と死に向き合いだす。

    尊敬できる友人と出会い、影響を受け成長し、自分自身にも正直になっていく。
    執着せず、フットワークも軽く、変化していく。
    主人公の変化、成長していくさまの描き方がよかった。

    人の生き方、幸せとは、自分を満たすことだけではない。
    現代の生き方や幸せは、お金に集中しすぎているけど、いろんな生き方、考え方があると思えれば、もう少し生きやすいのかもしれない。


    内容とはそれるが、宗教の教えに忠実に生きる人が聖人のようになる一方で、戦争の原因になるのも宗教で、
    どうしてこんなにも両極になるんだろうと思う。

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    2025年10月01日
  • 塩狩峠

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    祖母、父を子供時代にあっけなく亡くして、生と死に向き合いだす。

    尊敬できる友人と出会い、影響を受け成長し、自分自身にも正直になっていく。
    執着せず、フットワークも軽く、変化していく。
    主人公の変化、成長していくさまの描き方がよかった。

    人の生き方、幸せとは、自分を満たすことだけではない。
    現代の生き方や幸せは、お金に集中しすぎているけど、いろんな生き方、考え方があると思えれば、もう少し生きやすいのかもしれない。


    内容とはそれるが、宗教の教えに忠実に生きる人が聖人のようになる一方で、戦争の原因になるのも宗教で、
    どうしてこんなにも両極になるんだろうと思う。

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    2025年10月01日