三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    道ありき第二弾。三浦氏との新婚生活から「氷点」入選まで。長い闘病生活を経て力強く人生を歩む夫婦に、「あっ、生きるってこういうことなんだ」と学ばせていただきました。元気をもらいたいときに読む本。

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    2014年10月15日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    警察に撲殺されようとも信ずる道を突き進む多喜二を、人の心を掴むのが長けている母親が語りべとして朴訥と語る。その飾り気のない静かな語りが、かえって当時の凄まじさが際立たてせている。この本を読んだすぐ後に多喜二生家後に行った。小樽築港駅の線路端の砂利場で当時の面影はない。

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    2015年12月11日
  • 母

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    警察に撲殺されようとも信ずる道を突き進む多喜二を、人の心を掴むのが長けている母親が語りべとして朴訥と語る。その飾り気のない静かな語りが、かえって当時の凄まじさが際立たてせている。この本を読んだすぐ後に多喜二生家後に行った。小樽築港駅の線路端の砂利場で当時の面影はない。

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    2015年12月11日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)

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    謀反者として無念の死を遂げた明智光秀の娘、玉子の生涯。

    女性としての生き方に強い疑問を持ちながらも、戦乱の時代を強く生きた。

    政略のためならば、実の娘さえも人質にするのが当たり前な時代に、自分らしい生き方を見つけていく姿勢にどんどん惹きつけられる。

    信仰との出逢いに迷うところがとても共感できた。
    これから、どう向き合っていくのかが読みどころ。

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    2014年08月17日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    暴君信長の冷酷な仕打ちに追い詰められた明智光秀は、織田家に反旗を翻し、信長を打つより他なかった。

    がしかし、それが娘の玉子の運命を苦難に満ちたものにしてしまった。

    生きることは、死ぬことよりも辛いと感じた玉子を救ったのは『み心のままになさしめ給え』という祈り。

    秀吉によるキリシタン弾圧の中洗礼を受け、命を持って守ったものは信仰であった。

    短くも、最後の時まで愛と信仰に生き抜いたガラシャの生涯は実に重い。

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    2014年08月17日
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ

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    なぜ、新約聖書の冒頭は、外人の名前が羅列されているのか、愛の章とは、不正な家令の話など一信者の目線から聖書を解説している大変分かり易い本。聖書を読む前に読んでおきたい本。

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    2014年11月27日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    日々の夫婦生活や対人関係について学ばされることが多く、生活しながらこの本に書かれた言葉を思い出して過ごした。
    閉じてしまうとすぐに忘れてしまう私。その中でも一番心に刻みたい言葉は、「氷点」が朝日新聞の懸賞の一位に選ばれたとき、夫の光世さんの言った、「この土の器をも、神が用いようとし給う時には、必ず用いてくださる。自分が土の器であることを、今後決して忘れないように」という言葉。
    いろいろな意味で私には胸にささる言葉。大事にしたい。

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    2014年06月02日
  • 三浦綾子 電子全集 岩に立つ

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    実在の大工の棟梁、鈴本新吉(本名鈴木新吉)の一代記。
    次々と訪れる不幸と貧困の中に育つ。ヤクザ相手にも引かず、軍隊に入っても自分が正しいと信じるならば上官にも引かず。
    決して強いばかりでなく、弱い者への慈悲の心を持つ。強い男が悲しんだのは、自分の誠心誠意が通じない相手がいることを知った時。
    過酷な生い立ちは、何かの罰が当たってるんじゃないかと自身も他者も疑うほど。キリスト教と出会い、キリスト教の神は罰を与えない神で、イエスの職業が同じ大工だったことを気に入り洗礼を受ける。
    本文前の「身を殺して 霊魂をころし得ぬ者どもを 懼るな」(新約聖書 マタイ伝 第10章 28節)が、新吉の生き様そのもの。

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    2014年04月11日
  • 三浦綾子 電子全集 病めるときも

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    「井戸」、「足」、「羽音」、「奈落の声」、「どす黝き流れの中より」、そしてタイトルとなつてゐる「病めるときも」の六編からなる短編集です。

    どの短編も人間の弱さやら傲慢さやらが、サラリと描かれてゐるかと思へば、エゲツなさ全開に描かれてもゐます。ただ、「病めるときも」は他の短編とは異なり、人間のさういふものを超えた奥深きところが描かれてゐます。
    いづれにしても共通してゐるのは愛とは何なのか。…でせうかね。

    また、どの編もハッピー・エンドとして描かれてはゐないやうであつても、文末の句点以降の書かれてゐない白紙部分をどう読むのか。ソレをどう受け容れるのか、受け容れられぬのかを作者から問はれてゐるや

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    2014年01月13日
  • 病めるときも

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    「井戸」、「足」、「羽音」、「奈落の声」、「どす黝き流れの中より」、そしてタイトルとなつてゐる「病めるときも」の六編からなる短編集です。

    どの短編も人間の弱さやら傲慢さやらが、サラリと描かれてゐるかと思へば、エゲツなさ全開に描かれてもゐます。ただ、「病めるときも」は他の短編とは異なり、人間のさういふものを超えた奥深きところが描かれてゐます。
    いづれにしても共通してゐるのは愛とは何なのか。…でせうかね。

    また、どの編もハッピー・エンドとして描かれてはゐないやうであつても、文末の句点以降の書かれてゐない白紙部分をどう読むのか。ソレをどう受け容れるのか、受け容れられぬのかを作者から問はれてゐるや

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    2014年01月13日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    後妻の宗恩がキリシタンであったことが、利休の茶道へ少なからず影響を与えていたという設定が面白かった。世の中が平定されていく中で、武器を扱う堺商人の力がそがれていくという時代背景が良く分かった。権力に近づくことで、利休の茶は後世に残せたが、同時に命を落とす事になったことが印象的である。

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    2013年12月30日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    「利休にたずねよ」を読み、映画を見てからこの本を読んでいる。「利休にたずねよ」では、後妻の宗恩の嫉妬を描いていたが、この本では、本妻、お稲の嫉妬を取り上げている点が興味深かった。

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    2013年12月30日
  • 銃口 上

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    教師の狭くも深い世界を、主人公の成長を楽しみながら垣間見ることができる。いとこの楠夫との対比は主人公への理解を深める上でとても効果的だし、主人公の純愛も美しく清涼感溢れていた。子供ができたら読ませたいなと思わせるフレーズがいくつもあった。
    物語が転回する下巻も楽しみ。

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    2013年12月20日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

    購入済み

    愛とは

    久しぶりに、三浦先生の本を読みました。素晴らしい。涙が流れました。ぜひ沢山の方に読んでいただきたいです。

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    2013年11月11日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (下)

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    治安維持法のもと、いわれない無実の主人公がその経歴の為に翻弄される。
    主人公だけでなく、あらゆる人々が人としての生き方を戦争によって蹂躙され、そんな中でも人として正しく生きることの美しが描かれる。
    三浦綾子の長編としては最近の作のため、平易で美しい文章で読むことができる。

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    2013年09月03日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    穏やかな教員生活に、不穏な影が。
    戦中の時代なので、理不尽な言論統制があったのだが、三浦綾子が題材に取り上げ、「銃口」というタイトルを冠するからには、尋常でない物語がこれから始まるのだろう。

    読まなければならない。

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    2013年09月02日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    利休の死に涙した。
    彼の茶に対する姿勢は神を信仰するのと同じものなのだと感じた。
    茶道を始めようと改めて思う。
    形骸化した茶ではなく、道としての茶。

    違う視点からの利休の姿も追ってみたい。

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    2013年02月11日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    『道ありき』の続編。三浦綾子が光世と結婚し、『氷点』が入選されるまでの話。
    夫婦とは一生の努力が必要である、などの言葉が印象に残った。
    三浦綾子が光世やキリスト教に影響されて、物の考え方が変わっていく過程が面白い。
    また読み返したい。人にも薦めたい。

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    2013年01月13日
  • 銀色のあしあと

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    三浦綾子さんと星野富弘さんの対談。

    大すきなお二人にどんな接点が?と思ったら、このとおり、共通点がたくさん。

    4月24日生まれと25日生まれ。
    学校の先生をしていたこと、臥たきりになったこと、キリスト教を信じたこと。
    それと、いい伴侶に巡り会えたこと。笑


    そしてお二人とも、美しい自然のなかで生まれ育った方だから。
    必要なものは多くないと知っていて。
    読み終わったあと、お二人のような自然に添う生き方をしたいなと思う。

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    2012年10月18日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    読んでいると、
    茶の湯もキリスト教も、仏教も、
    根にあるものというか、
    人が人生に求めるものは一緒なのだろうと思った。

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    2012年10月18日