三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 心のある家

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    再読三冊目。
    これは高校時代に買ったものの最初10ページで放置して、大学三年でようやく読み終わった本。
    思いのままに生きるか、思いやりに生きるか。
    全てに時あり。
    風土が人を育む。
    今になっても忘れることのできない言葉が沢山詰まった大切な本です。

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    2012年03月05日
  • 三浦綾子 電子全集 夕あり朝あり

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    前半ありえないくらい波乱万丈。でもこれが100年前の日本だったのだなぁ、と認識する。ストーリーテラー三浦綾子を堪能。

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    2012年02月20日
  • 三浦綾子 電子全集 天の梯子

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    刊行誌に月一で掲載されていたものを一冊にまとめられています。一年分の12章あります。夫々の章でいろいろな「祈り」について書かれています。
    どのよーに書かれているのか、ちょびっとでも紹介してしまうと、ネタバレになりそーなほど簡潔に書かれています。故に割愛します。あしからず。

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    2012年01月21日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(下)

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    上巻にひき続き、十字架を背負わされた主人公の人生が描かれている。運命に翻弄されながらも、常に凛としている姿が格好良く、胸にささる。自己中心的に生きていないか、問いただされているような気がする。

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    2011年11月16日
  • 三浦綾子 電子全集 光あるうちに ―道ありき 第三部 信仰入門編

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    自伝最終章。
    僕は信仰とは縁のない人間だけど、信仰に対する考え方はこれらの本を通じてガラリと変わりました。
    『自分の子供を殺されたクリスチャンの母親がいた。その母親は「許せない、絶対に許さない、でも許さなければ」という心の葛藤を何年も何年も繰り返し、ついに犯人を許した。そして刑務所で文通をするようになり、出所して3年経てその犯人が洗礼(クリスチャンになる儀式)を受けた。その時に母親生まれた感情は、ただただ溢れんばかりの嬉しさだった』
    …どうやったらそんな境地になれるのか。他にも普通に生きているだけでは信じられないようなエピソードがたくさんあり、「信仰」というものについてもっと知りたいなと強く感

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    2011年11月02日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    著者の自伝、結婚後〜氷点の受賞まで。
    「夫婦とは、一生かかってなるものです」
    許し続けることの行き着く先を初めて知った。
    一人の人間の生き様としても、信仰を持たない僕にとっては非常に刺激的な本でした。こんな綺麗で力強い生き方もあるのか…

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    2011年11月02日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    誰かが自分勝手なことをすると、一方で誰かがが十字架を背負う。深いテーマだ〜。にしても、やるせない。下巻ではどんな運命が待ちうけているのか。

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    2011年10月28日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    三浦作品は読むたびに深く新鮮な感動を与えてくれる。
    千利休が高い地位や見知にありながらも茶人としての在り方を問い続け改革し続けた生き方に心が揺さぶられた。その利休に大きな影響を与えたおりきの姿と二人の深い尊敬と信頼で結ばれた愛情にも。
    千利休の茶の湯がどんなものだったのか、もっと知りたい。

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    2011年09月22日
  • 銃口 下

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    ネタバレ

    戦中、旭川の質屋の長男として生まれた、主人公。
    質屋という商売だったが、人情にあふれる恵まれた環境で育つ。
    戦中の理不尽な天皇崇拝の教育で、唯一の小学校の時の担任だった恩師は
    納得できる思想・生き方、何が大事か?を教えられ、
    主人公は憧れて教師を目指す。

    とは言え、主人公は戦時教育に反していたわけではなく、
    根本には天皇を崇拝する心は、多くの当時の国民と同じように持っていた。
    まっすぐな心そのまま、教師になったが、
    思想統制の波にかかり、どん底に落ちていく。

    当時の思想統制の怖さと、今の自由さを実感させられ、
    本当に今に生まれてよかったと思います。

    主人公は当時の数

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    2011年05月20日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    千利休の生涯を家族を中心に書かれた小説です。千利休や妻おりきのなりそめ等、とても身近に感じられて良い小説です。お茶の世界で今日まで伝えられている様々なエピソードも、いろいろな場面に織り交ぜられており、イメージが沸いてきます。特にこの小説を通しておりきに好感を覚え、ファンになる方などもいるかも...と思っております。

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    2011年03月19日
  • 三浦綾子 電子全集 この土の器をも ―道ありき 第二部 結婚編

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    同じクリスチャン作家でも、遠藤周作とは違って教義に従順というか、目指す優しさの質がよりストイックな気はしますが、学生時代に自伝3部作を読んで、すげー色々考えました。真っ直ぐすぎて苦しむことの多い学生さんとかに読んでもらいたい。頑張れ。

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    2011年01月21日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (下)

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    人としてどう生きるか・・・何を選び、何を大切にするか、時代の波の中で誠実に向き合うことの大切さを教えてくれる本です。私のこころの1冊です。

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    2011年01月01日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    今、これでいいのかな?と思う時は必ず手にします。先がわかっているのに、ドキドキ・・・・・・・登場人物の息づかいが本を通して伝わってきます。

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    2011年01月01日
  • 三浦綾子 電子全集 明日のあなたへ―愛するとは許すこと

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    もしもコレが自分じゃったら… と想定し先読みして、「あぁ、やっぱり。」とか、「あぁ、確かに。」と、何度も肯きながらスラスラと読めました。

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    2010年12月31日
  • 三浦綾子 電子全集 忘れえぬ言葉―私の赤い手帖から

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    ネタバレ

    何回読んだか分からないくらい何度も読んだ、
    私の一番大切な本です。

    中学の頃、何カ月もかけてバスの中で読んで以来、
    私のバイブル。

    「あー、この本にある言葉が私を作ってきたんだなぁ」
    と思います。本当にすごく影響を受けた。

    中学の頃好きだった話は、
    ●あの人どうしている。
    ●大きいミスを許し、小さなミスにはきびしく。
    ●行けばしゃんとなる。
    ●そこまでは覚えています。
    ●どうか一生幸せであるように。
    ●愛がこわれるから。

    「そこまでは覚えています」の話は、
    何度読んでも泣いてしまいます(;_;)
    なんて温かな心なんだろう。

    「行けばしゃんとなる」は、
    中学時代いつも唱えていた気がする

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    2012年10月13日
  • 愛の名言集 あなたへの囁き

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    三浦綾子さんの作品の中から心に残る言葉を集めた本。
    名言集的なものという位置づけになるかな。。
    目をつぶってぱっと開けたところに求めた言葉がある。かもしれない。

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    2010年04月26日
  • 三浦綾子 電子全集 あなたへの囁き―愛の名言集

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    三浦綾子さんの作品の中から心に残る言葉を集めた本。
    名言集的なものという位置づけになるかな。。
    目をつぶってぱっと開けたところに求めた言葉がある。かもしれない。

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    2010年04月26日
  • 銃口 上

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    昔、NHKのドラマで綴方教室をテーマにしていたのがあったが、ちゃんと見ていなかった。その原作を探したがこれというものは確認できなかったが、これがテーマとしては一番合致していた。

    上巻は主人公が教師になるまで、そして、なってからどのような考え方をしているかを描いている。いわゆる受難は下巻から。

    師範学校出の教師のあまりの純粋さに驚くばかり。これは三浦綾子の特有のものかもしれないが、世情のうとさ、ひとつの価値観への盲信、時代かもしれないが、もどかしさを感じる。

    だからこそ、「石ころのうた」なのかもしれない。

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    2010年02月11日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    三浦綾子作品によく見られる、人格者との出会いや別れ。ドラマチックでありえないと思いつつ、ぐいぐいと引き込まれて、上下巻あっという間に読めます。

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    2009年12月23日
  • 銃口 上

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    あ、しもた。女学生の装丁のが欲しかったのに、こっち買っちゃった。
    三浦さんの作品を読むときに、キリスト教臭さをどう処理するかが問題だ…。

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    2009年11月05日