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自分本位の生き方へのテーゼから、「私」ではなく「我ら」のための祈りのあり方を説く入門書。 「私たちの心は、本当に自分中心で、人をねたみ、恨み、憎しみ、一日として人を責めない日のない、情けない状態にあるのではないだろうか」。だからこそ「主の祈り」や「神との対話」が大切であると説く、著者が心をこめた生き方の解説書であり、入門書になり得る随筆集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「妻を語る」のエッセイを収録!
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Posted by ブクログ
「祈る」ということに対して、こんなにも説明することができるのか!と感じた。不思議と「それはおかしいだろう」と思う部分がなかった。もう一度読んだ方がいいのかも。
刊行誌に月一で掲載されていたものを一冊にまとめられています。一年分の12章あります。夫々の章でいろいろな「祈り」について書かれています。 どのよーに書かれているのか、ちょびっとでも紹介してしまうと、ネタバレになりそーなほど簡潔に書かれています。故に割愛します。あしからず。
人間は病気になったとき,早く病気が治りますようにと祈る。三浦さんも同じだった。結核という大病を患っているとき,早く治ってほしいと祈った。でも,ふと気づいた。せっかく病気になったのだから,病気をマイナスの期間ととらえないで,ちがうとらえ方をしようと。これを機に「死について考えよう。それは生について考え...続きを読むることにもなるから。」と考えを転換する。せっかく病気をしたんだからという発想はなかなかできるものではない。 自分や家族,友人が病気の時祈る人は多いが,健康なときも病気のときもその人のために必要な祈りを捧げられる人は少ない。三浦さんはそんな祈りができた人なのだろう。われのためだけでなく,われわれのために,自分の自我を捨て,信仰を抱いて亡くなったのだろう,きっと。この本で憧れていたように。
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