三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    人間は円みたいだと思った

    どこか一点を見て測れるものではない
    けれど人が人を評価する時は一点を見ている時であるし、その時はそれが人の全てに思えてしまう
    自分に対してもそうであるのは救いでもあるように感じた

    心はつくずく移ろいやすく面倒で面白いものだね

    読後に続であることに気づいた
    順番がないことを願う

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    2026年02月14日
  • 続 氷点(上)

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    それぞれの気持ちがよくわかる。考えすぎたり、思ってもない事をしてしまったり、後悔を引きずっているのが人間らしい

    0
    2026年02月12日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    それぞれの気持ちがよくわかる。考えすぎたり、思ってもない事をしてしまったり、後悔を引きずっているのが人間らしい

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    2026年02月12日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    さすがだ。面白い 何も事件が起きていないほぼ8割の部分でも考えさせられる事があったりで、スラスラ読めるのに深くて面白い。最後の最後に事件は起きるが、これは次に続くきっかけみたいなものかも。山津波については本当にあったことのよう。

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    2026年03月14日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    上巻3分の1くらい読むのに、
    なぜか、かなり時間がかかってしまい、
    一ヶ月くらい放置してましたが...
    そこを超えると、
    一気に畳み掛けるように読み終わりました。急におもしろく感じました。

    残りは2日で読みました。

    ガラシャと時代が一緒なので、
    合わせて読むと、一層理解が深まるかも。

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    2026年01月31日
  • 三浦綾子 電子全集 光あるうちに ―道ありき 第三部 信仰入門編

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    ネタバレ

    三浦綾子の自伝第3部。前2作のような日々のエッセイというよりは、信仰の手引きのようなエッセイ。人間の原罪とは何か、虚無に陥るということ、祈るということ、など章立てで語られている。
    人間はどうせ死んでしまうのだから全て無意味、というような虚無に人は陥ってしまうが、どうせ便として排泄されるのだから食べ物を直接トイレに流すのが間違いであるように、食べ物は食べて生きるエネルギーを得て残り滓を排泄するものであって、人生も死ぬ前にいかに人に光をもたらすような生き方ができるかが大事、というのがなるほどなと思った。どんな人間も自分に甘く他人に厳しく、他人がしたことを許すことは難しいし他人の悪口を言ったことのない人間もいない。そんな罪深い人間であることを自覚し、低く低く謙遜する者にこそ、神の偉大さがより分かる。私も人と比べて優越感を持てることを探したりしがちで、そうでないと自分を保てないような弱さを感じるから、そんな謙遜な人間になりたい。重病で点字訳の聖書を舌で読む人の顔が喜びに輝いていたり、苦労して育てた一人息子を殺された母がその犯人の受洗を喜んでいたり、客観的に見れば不幸に思われる境遇の人がそうしたことに幸せを感じる心のあり方って、どうしたらそうなれるんだろうか。

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    2026年01月18日
  • 三浦綾子 電子全集 難病日記

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    手に取った動機は「同病相哀れむ」気持ちから。
    そう。僕自身がつい最近、晩年の著者を苦しめた難病、パーキンソン病の診断を受けたことが大きい。同じ病と闘いながら、後世に「日記文学の名作」とも評される本書を遺した著者の足跡に惹かれ、一気に読み終えてしまった。
    著者・三浦綾子の名と、彼女の出世作「氷点」のことは知ってはいたが、著作を読んだのは本書が初めてでは無かったか。そしてこれが驚くほど読み易い。それが、単に平易で簡明な文章であるからのみならず、著者の一貫した、決してブレることのない価値観(信仰と云ってもよい)と洞察に裏打ちされた、表裏の無い無垢な視座、心情から湧き出た文章であるから、ということをつくづく感じ入る。
    そして感服するのが、本書に描かれる夫の妻への献身ぶり。誰が真似できようか。
    冒頭から最終ページまで絶え間なく綴られるパーキンソン病の症状や苦しみ。当時から30年超を経た現在と比べれば、治療法の効果や選択肢も大きく異なり、患者の苦しみも如何ばかりだったか。それでもその病を決して苦にせず、神が与えた使命と受け止め前向きに生き続けようとする著者の姿勢、眼差しには、キリスト教とは全く無縁の自分でさえも、甚く感銘を受け、尊敬の念を禁じ得ない。
    同病の一人として、大いに勇気と力を与えられた。

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    2025年12月24日
  • 難病日記

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    手に取った動機は「同病相哀れむ」気持ちから。
    そう。僕自身がつい最近、晩年の著者を苦しめた難病、パーキンソン病の診断を受けたことが大きい。同じ病と闘いながら、後世に「日記文学の名作」とも評される本書を遺した著者の足跡に惹かれ、一気に読み終えてしまった。
    著者・三浦綾子の名と、彼女の出世作「氷点」のことは知ってはいたが、著作を読んだのは本書が初めてでは無かったか。そしてこれが驚くほど読み易い。それが、単に平易で簡明な文章であるからのみならず、著者の一貫した、決してブレることのない価値観(信仰と云ってもよい)と洞察に裏打ちされた、表裏の無い無垢な視座、心情から湧き出た文章であるから、ということをつくづく感じ入る。
    そして感服するのが、本書に描かれる夫の妻への献身ぶり。誰が真似できようか。
    冒頭から最終ページまで絶え間なく綴られるパーキンソン病の症状や苦しみ。当時から30年超を経た現在と比べれば、治療法の効果や選択肢も大きく異なり、患者の苦しみも如何ばかりだったか。それでもその病を決して苦にせず、神が与えた使命と受け止め前向きに生き続けようとする著者の姿勢、眼差しには、キリスト教とは全く無縁の自分でさえも、甚く感銘を受け、尊敬の念を禁じ得ない。
    同病の一人として、大いに勇気と力を与えられた。

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    2025年12月24日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ようやく読み終えた。
    面白かったけど、なぜか、自分がこの世界からようやく解放されたという安堵に似たものすら感じた。

    下巻でやっと陽子くんのターンになった、と思えるほど上巻では影が薄かった。

    作中、一個一個のエピソードは小さなもので、でも人が体験や人とのコミニュケーションを通して少しずつ変化し、影響しあっていく様子を積み重ねるシステムが印象に残った。

    下巻ではラストの盛り上がりシーン以外では、陽子の下宿生活や高木と啓造の京都旅行が読んでいて楽しかった。

    しかしさあ。達雄やばいよね?
    母親を偶像視している激しい青年、ってもうバケモノじゃないですか。
    この子が物語を引っ掻き回さないと話が進まないから仕方ないけど、出るたびにヒヤヒヤしてストレスだったなあ。
    イナズ⚪︎イレブンばりに交通事故の多い社会。
    みんな、車には気をつけようね。


    ラストに向けて、陽子が母親を許せるのか、というテーマは興味が持てたけど、どの男と結ばれるのかは、なんだか読んでいて不快だった。
    別に陽子が必ずしも結婚する必要はなくない?←今の感覚ではこの感想になる。

    夏枝が徹と陽子をくっつけたがっているのも気持ち悪い。
    だって長く一緒の家に暮らした兄妹なのに恋愛感情を持つのも疑問だし(荻原規子かーい)、それを母親が応援するのが意味不明だ。

    下巻で良かったことは
    ・由佳子が自力で新しい世界に行ったこと
    ・啓造が教会通いをはじめたこと
    ・あの終わり方
    ですね。

    悪役たる村井に特に罰がくだらないのはなんともイラっとするなあ。

    順子、三井弥吉、それぞれに気づきと許しがある。この世はなんとも複雑。

    0
    2025年12月16日
  • 続 氷点(下)

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    ようやく読み終えた。
    面白かったけど、なぜか、自分がこの世界からようやく解放されたという安堵に似たものすら感じた。

    下巻でやっと陽子くんのターンになった、と思えるほど上巻では影が薄かった。

    作中、一個一個のエピソードは小さなもので、でも人が体験や人とのコミニュケーションを通して少しずつ変化し、影響しあっていく様子を積み重ねるシステムが印象に残った。

    下巻ではラストの盛り上がりシーン以外では、陽子の下宿生活や高木と啓造の京都旅行が読んでいて楽しかった。

    しかしさあ。達雄やばいよね?
    母親を偶像視している激しい青年、ってもうバケモノじゃないですか。
    この子が物語を引っ掻き回さないと話が進まないから仕方ないけど、出るたびにヒヤヒヤしてストレスだったなあ。
    イナズ⚪︎イレブンばりに交通事故の多い社会。
    みんな、車には気をつけようね。


    ラストに向けて、陽子が母親を許せるのか、というテーマは興味が持てたけど、どの男と結ばれるのかは、なんだか読んでいて不快だった。
    別に陽子が必ずしも結婚する必要はなくない?←今の感覚ではこの感想になる。

    夏枝が徹と陽子をくっつけたがっているのも気持ち悪い。
    だって長く一緒の家に暮らした兄妹なのに恋愛感情を持つのも疑問だし(荻原規子かーい)、それを母親が応援するのが意味不明だ。

    下巻で良かったことは
    ・由佳子が自力で新しい世界に行ったこと
    ・啓造が教会通いをはじめたこと
    ・あの終わり方
    ですね。

    悪役たる村井に特に罰がくだらないのはなんともイラっとするなあ。

    順子、三井弥吉、それぞれに気づきと許しがある。この世はなんとも複雑。

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    2025年12月16日
  • 旧約聖書入門 新装版~光と愛を求めて~

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    旧約聖書の解説書
    今までいくつかの聖書の解説書、入門書を読んだ
    なかには神の奇跡をとんでも内容として
    扱っている物も(それはそれとして面白いが)

    著者は専門家でもないと断っているが
    今までで一番心にすっと入ってくる内容だった
    前述した奇跡も、あっそう言う解釈もあるか
    と思った


    これを読んでガチの聖書を読みたくなり
    現在、読んでいて、この本も並行して
    再読している

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    2025年11月18日
  • 三浦綾子 電子全集 毒麦の季

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    ひとの欲や弱さに焦点を当てた短編集
    時代が違うとはいえ、男尊女卑や「浮気は男の甲斐性」とされる風潮に驚き

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    2025年11月16日
  • 続 氷点(下)

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    読んでいて不快感のある登場人物たちも、家庭環境や親からの影響によって、望まずしてそうなってしまったところが大きいのだと思うと、親が子にもたらす影響力の強さに恐ろしさを覚えるのと同時に、気の毒だとも思えた。

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    2025年10月26日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    読んでいて不快感のある登場人物たちも、家庭環境や親からの影響によって、望まずしてそうなってしまったところが大きいのだと思うと、親が子にもたらす影響力の強さに恐ろしさを覚えるのと同時に、気の毒だとも思えた。

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    2025年10月26日
  • 嵐吹く時も(新潮文庫)

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    三浦綾子は面白い 毎回、人間の罪と救いをテーマにしている著者。今回も波乱に富んだストーリーで面白かった。

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    2026年03月14日
  • 銃口 下

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    上巻は竜太が先生を目指す希望のある内容だったが、下巻はひたすら戦争に翻弄されていく姿が描かれている。戦時中の不条理はこんなものではなかったのだと思う。最後には希望があるが、こんな戦争を繰り返してはならない。

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    2025年09月12日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    陽子の自殺未遂で終わった前編からの続編。ストーリーや登場人物の大枠が固まっているためか、前編に比べて内面に迫る場面や会話が多いように感じ、読み応えがあった。

    祖父の教え「一生を終えてのちに残るのは、集めたものではなく与えたもの」や、聖書からの引用の「罪のないものだけが石を投げよ」が特に心に響いた。

    読み進めるうちに、無意識の罪、自覚的な罪、妬みや狡さ、などなど、「自分の中にもあるある」と自らを振り返らずにはいられなくなる。

    最後に陽子が実母である恵子に電話をするに至るまでの心の動きが、必然性をもって迫ってきて、この結末は「こうなるべくしてなったもの」という納得感があった。

    場面設定などは現代とはかけ離れたものも多いが、それ以上に、人間の性(さが) に深く迫る大作&名作だと思う。

    0
    2025年09月03日
  • 続 氷点(下)

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    陽子の自殺未遂で終わった前編からの続編。ストーリーや登場人物の大枠が固まっているためか、前編に比べて内面に迫る場面や会話が多いように感じ、読み応えがあった。

    祖父の教え「一生を終えてのちに残るのは、集めたものではなく与えたもの」や、聖書からの引用の「罪のないものだけが石を投げよ」が特に心に響いた。

    読み進めるうちに、無意識の罪、自覚的な罪、妬みや狡さ、などなど、「自分の中にもあるある」と自らを振り返らずにはいられなくなる。

    最後に陽子が実母である恵子に電話をするに至るまでの心の動きが、必然性をもって迫ってきて、この結末は「こうなるべくしてなったもの」という納得感があった。

    場面設定などは現代とはかけ離れたものも多いが、それ以上に、人間の性(さが) に深く迫る大作&名作だと思う。

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    2025年09月03日
  • 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    「氷点」「続・氷点」と読みました。

    「氷点」では、登場してくる人物達の傲慢さ、浅はかさ、幼さ、自分本意の行動など、驚きの連続で、単なるお騒がせ夫婦のとんでもない小説(←言い過ぎ…)と感じてしまった。

    テーマは原罪…とのことだったが、思慮の浅い自分は過去に放送されていたような昼ドラのイメージで読んでしまっていた。

    しかし、「続・氷点」では、もちろん浅はかな行動の徹、猪突猛進の達哉、相変わらずの夏枝、そんな夏枝を許せない啓造、空気の読めない村井の、自分達から敢えて辛い運命に寄せていってないか?と思うほどの思慮の浅い言動に驚きつつも、三浦綾子の訴える「赦し」というテーマにぐっと引きこまれた。

    自分の周りにいる人達との関係性で思うところあり、胸に残る言葉が沢山ありました。

    0
    2025年08月15日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    「氷点」「続・氷点」と読みました。

    「氷点」では、登場してくる人物達の傲慢さ、浅はかさ、幼さ、自分本意の行動など、驚きの連続で、単なるお騒がせ夫婦のとんでもない小説(←言い過ぎ…)と感じてしまった。

    テーマは原罪…とのことだったが、思慮の浅い自分は過去に放送されていたような昼ドラのイメージで読んでしまっていた。

    しかし、「続・氷点」では、もちろん浅はかな行動の徹、猪突猛進の達哉、相変わらずの夏枝、そんな夏枝を許せない啓造、空気の読めない村井の、自分達から敢えて辛い運命に寄せていってないか?と思うほどの思慮の浅い言動に驚きつつも、三浦綾子の訴える「赦し」というテーマにぐっと引きこまれた。

    自分の周りにいる人達との関係性で思うところあり、胸に残る言葉が沢山ありました。

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    2025年08月15日