三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    宮部みゆきさんの対談で、お勧めされていたので読んでみました。懐かしい昼ドラを思い出させるところもあり、引き込まれます。嫉妬と復讐心で大事になってる。
    犠牲になってる子供達に寄り添うのみです。
    クリスチャンである著者、キリスト教の概念「原罪」が重要なテーマとして物語の背景にあって、著者の出身地の北海道旭川が舞台です。
    「汝の敵を愛せよ」を一生の課題として大きな問題を抱え込んでしまったことからの苦悩、どう展開するのか下巻を読み進めます。

    0
    2025年05月22日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    宮部みゆきさんの対談で、お勧めされていたので読んでみました。懐かしい昼ドラを思い出させるところもあり、引き込まれます。嫉妬と復讐心で大事になってる。
    犠牲になってる子供達に寄り添うのみです。
    クリスチャンである著者、キリスト教の概念「原罪」が重要なテーマとして物語の背景にあって、著者の出身地の北海道旭川が舞台です。
    「汝の敵を愛せよ」を一生の課題として大きな問題を抱え込んでしまったことからの苦悩、どう展開するのか下巻を読み進めます。

    0
    2025年05月22日
  • 続 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    読めば読むほど善し悪しが分からなくなってくる。結局、“ゆるす“とはなんなのか。ひとつ許せないと、芋づる式でそれに付随する人や出来事も許せないし、あの人が悪いならこの人も悪いような気もするし……
    物語自体は誰でも経験できる話ではないけど、心の迷いや葛藤は生きていれば誰でもあるような話。
    この本のテーマについて考え続けるとモヤモヤするけど、物語としては楽しめた。

    0
    2025年05月01日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    読めば読むほど善し悪しが分からなくなってくる。結局、“ゆるす“とはなんなのか。ひとつ許せないと、芋づる式でそれに付随する人や出来事も許せないし、あの人が悪いならこの人も悪いような気もするし……
    物語自体は誰でも経験できる話ではないけど、心の迷いや葛藤は生きていれば誰でもあるような話。
    この本のテーマについて考え続けるとモヤモヤするけど、物語としては楽しめた。

    0
    2025年05月01日
  • 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏枝さんに終始イラッとしつつも、自分の中にも見たくない夏枝さんがいる。
    啓造の本音と建前だって、同じような状況になったら案外自然なことなんじゃないかな。
    高木さんが啓造を買っていても、全信頼では対しないところ(悪意は全くないが保険をかける的な…)もビジネスの場では頻繁にあることと感じた。
    陽子の氷点も、その年頃なら当然の帰結じゃないかと。

    金持ちと貧乏、(現世でいう)罪人とその他の人、親と子、対立項は探せばいくらでも見つけられるけど、神(生死)の前には人は皆等しいと思いたい。
    そして「自分は条件付きで他者によくしていることを忘れない。そして相手も自分もそれは相手の立場を思えば無理ないことかも

    0
    2025年05月05日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏枝さんに終始イラッとしつつも、自分の中にも見たくない夏枝さんがいる。
    啓造の本音と建前だって、同じような状況になったら案外自然なことなんじゃないかな。
    高木さんが啓造を買っていても、全信頼では対しないところ(悪意は全くないが保険をかける的な…)もビジネスの場では頻繁にあることと感じた。
    陽子の氷点も、その年頃なら当然の帰結じゃないかと。

    金持ちと貧乏、(現世でいう)罪人とその他の人、親と子、対立項は探せばいくらでも見つけられるけど、神(生死)の前には人は皆等しいと思いたい。
    そして「自分は条件付きで他者によくしていることを忘れない。そして相手も自分もそれは相手の立場を思えば無理ないことかも

    0
    2025年05月05日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

    Posted by ブクログ

    初の三浦綾子さん作品。北海道の活火山である有珠山噴火から25年という節目に縁あって出会う。上富良野地方の小作農である石村一家の、貧しくも人間らしさを失わず力強く生きようとする生き様を、近隣家族、富裕層との人間関係も交えながら大正期の社会情勢も踏まえて描写されている。終盤で訪れる十勝岳噴火という突然の災害により一瞬にして失われる家族。災害の無情さ・悲しさを叙述した作品でもある。

    0
    2025年04月23日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    タイトルのとおり、温度感がビシビシ伝わってくる作品。
    まず、やたら植物の名前が出てくるのが印象的。
    ナナカマド、北米や欧州原産の松、それから樹氷etc...、
    風や気温、雪の描写も多い。
    私も西の雪国出身なので冬モチーフにはあかるい方だと思っていたけど、やっぱ北海道は生態系も気候も違うわと思い知らされた。

    それでいて装い関連では、セルの着物とか丹前とかバーバリーコートとか、暖かい印象を受けるものが際立つんだよな。
    ペチカや火鉢もそう。
    なんなんだこの没入感。
    ページをめくる手が止まらない。
    下巻も楽しみ。

    0
    2025年04月23日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    タイトルのとおり、温度感がビシビシ伝わってくる作品。
    まず、やたら植物の名前が出てくるのが印象的。
    ナナカマド、北米や欧州原産の松、それから樹氷etc...、
    風や気温、雪の描写も多い。
    私も西の雪国出身なので冬モチーフにはあかるい方だと思っていたけど、やっぱ北海道は生態系も気候も違うわと思い知らされた。

    それでいて装い関連では、セルの着物とか丹前とかバーバリーコートとか、暖かい印象を受けるものが際立つんだよな。
    ペチカや火鉢もそう。
    なんなんだこの没入感。
    ページをめくる手が止まらない。
    下巻も楽しみ。

    0
    2025年04月23日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    『氷点』の続編。辻口夫婦の嫉妬や憎悪のような負の感情の動きに注目すると人の根本は変わらないと感じるも、娘の陽子の変化は予想がつかない。「死」という一つのキーワードが人間関係と絡むと、人間の思考が変わるものなのか。
    「許し」もこの物語において重要な要素であるが、許す行為を人間が行う時、大なり小なり「死」について考えているのかもしれない。

    「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」
    この言葉(名言)が続編下に繋がっていそう。

    0
    2025年04月21日
  • 続 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    『氷点』の続編。辻口夫婦の嫉妬や憎悪のような負の感情の動きに注目すると人の根本は変わらないと感じるも、娘の陽子の変化は予想がつかない。「死」という一つのキーワードが人間関係と絡むと、人間の思考が変わるものなのか。
    「許し」もこの物語において重要な要素であるが、許す行為を人間が行う時、大なり小なり「死」について考えているのかもしれない。

    「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」
    この言葉(名言)が続編下に繋がっていそう。

    0
    2025年04月21日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)

    Posted by ブクログ

    自分が歴史小説の文体に慣れていないのもあり、登場人物が混乱することもあったが、夫人の視点から時代を見ることができ、面白かった。

    0
    2025年04月14日
  • 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    許すとはなんだろう。愛とはなんだろう。様々な問いが残った。誰が善で、誰が悪なのか、何が善で、何が悪なのかわからない。
    文通でのやり取りといった昭和を感じる描写が描かれているけれど、読んでいると行動より感情に意識が向くので違和感なく読めた。人の感情や心の動き方は、昭和であれ令和であれ、変わらないのだろう。
    あの時あぁしていれば…が積み重なって、取り返しがつかないことになる前に、信頼・嫉妬・思い込みに惑わられないように、真実は自分の目で確かめたい。

    0
    2025年04月01日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

    Posted by ブクログ

    許すとはなんだろう。愛とはなんだろう。様々な問いが残った。誰が善で、誰が悪なのか、何が善で、何が悪なのかわからない。
    文通でのやり取りといった昭和を感じる描写が描かれているけれど、読んでいると行動より感情に意識が向くので違和感なく読めた。人の感情や心の動き方は、昭和であれ令和であれ、変わらないのだろう。
    あの時あぁしていれば…が積み重なって、取り返しがつかないことになる前に、信頼・嫉妬・思い込みに惑わられないように、真実は自分の目で確かめたい。

    0
    2025年04月01日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    平成以降の小説を読むことが多いため、昭和時代の読み物を読めるか心配だったが、ページを捲る手が止まらなかった。宮部みゆきさんと成田悠輔さんの対談をYouTubeで観て、「最近の子も氷点を読んでる」と宮部さんが話しており、気になって読んでみた。″最近の子″がなぜこの作品を好んで読むのか言語化できないけれど、物語に引き込まれてしまう感覚はなんとなくわかる。夫婦の水面下で行われる歪み合いの話かと思いきや、最後はどんでん返しの″愛″を感じた。続きが気になる…!

    0
    2025年03月25日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    平成以降の小説を読むことが多いため、昭和時代の読み物を読めるか心配だったが、ページを捲る手が止まらなかった。宮部みゆきさんと成田悠輔さんの対談をYouTubeで観て、「最近の子も氷点を読んでる」と宮部さんが話しており、気になって読んでみた。″最近の子″がなぜこの作品を好んで読むのか言語化できないけれど、物語に引き込まれてしまう感覚はなんとなくわかる。夫婦の水面下で行われる歪み合いの話かと思いきや、最後はどんでん返しの″愛″を感じた。続きが気になる…!

    0
    2025年03月25日
  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

    Posted by ブクログ


    愛するとは、ゆるすこと。一度や二度でなく、ゆるし続けること。相手を生かすということ。

    序盤の、耕介の言葉を聞いて、なるほどと理解したつもりだったけど、最後まで読んだら、自分の考えている『ゆるす』ことがとても浅く狭いものだと痛切に突きつけられた気がした。

    自分だったら、許せるだろうか。
    相手を許せないという強く根深い感情を抱いた時、
    それを手放せるだろうか。
    キリスト教が多く引用される本書だが、
    単に宗教のストーリーでは決してない。

    人と生きるということ。
    許すということの本当の意味を考えさせられる。

    また歳を重ねてから読みたい。
    その時の自分はどう思うか。

    0
    2025年03月19日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに一気読みした。内容はもちろんのこと、文章が美しい。言葉のひらきと閉じが使い分けられていて、読んでいて心地よい。また、心情の描写が深く、読んでいて引き込まれる。夫婦のすれ違いや、陽子と徹の気持ち、誰にも共感できるからこそ辛い。下巻も大切に読もう。

    0
    2025年03月18日
  • 氷点(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに一気読みした。内容はもちろんのこと、文章が美しい。言葉のひらきと閉じが使い分けられていて、読んでいて心地よい。また、心情の描写が深く、読んでいて引き込まれる。夫婦のすれ違いや、陽子と徹の気持ち、誰にも共感できるからこそ辛い。下巻も大切に読もう。

    0
    2025年03月18日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

    Posted by ブクログ

     環境によって人は左右されるとも思えたし、環境が変わったところで、結局自分は自分でしかなくて、どんな環境に置かれようと同じような結末を迎えるのかもしれないとも思えた。

    0
    2025年01月26日