三浦綾子のレビュー一覧

  • 塩狩峠

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    最後は読むのが辛かった。震えた。

    昭和43年に新潮社から刊行。手元の文庫版は令和3年発行の101刷で、時代を越えて多くの方に読まれたことを感じます。偶然見たSNSの投稿で知った作品でしたが、読むことができて良かったです。

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    2026年05月24日
  • 氷点(上)

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    夏江の娘ルリが誘拐され殺害て、犯人が子供残して自殺した。父親の知り合いがその娘のせわをしていて、夏江が、代わりの子供欲しくて啓造に頼んで、出生明かさないで、殺されたルリの代わりに育てて、ある日夏江は出生を知ってしまい、啓造は夏江と出口の逢引きが原因で、娘が殺された恨みで、犯人の娘を貰ったのだが、夏江は犯人の娘と知ると、啓造と高木の罠だと激怒して、陽子をいじめ出す。

    遠くで祭りの五段雷が鳴った。昭和二十一年七月二十一日、夏祭りのひる下りである。

    辻口家の応接室に、辻口啓造の妻、夏枝と、辻口病院の眼科医村井靖夫が、先程から沈黙のまま、向いあって椅子に座っている。

    資産家の一人娘藤尾辰子は、夏

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    2026年05月31日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    夏江の娘ルリが誘拐され殺害て、犯人が子供残して自殺した。父親の知り合いがその娘のせわをしていて、夏江が、代わりの子供欲しくて啓造に頼んで、出生明かさないで、殺されたルリの代わりに育てて、ある日夏江は出生を知ってしまい、啓造は夏江と出口の逢引きが原因で、娘が殺された恨みで、犯人の娘を貰ったのだが、夏江は犯人の娘と知ると、啓造と高木の罠だと激怒して、陽子をいじめ出す。

    遠くで祭りの五段雷が鳴った。昭和二十一年七月二十一日、夏祭りのひる下りである。

    辻口家の応接室に、辻口啓造の妻、夏枝と、辻口病院の眼科医村井靖夫が、先程から沈黙のまま、向いあって椅子に座っている。

    資産家の一人娘藤尾辰子は、夏

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    2026年05月31日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    湊かなえがベスト本にセレクトしていたので読んだ。

    相手が苦しんでほしいと願い自ら苦行に走るのは、人間の性なのかなと思う。周りの人間関係という狭い世界の中だけで物事を見て生きているとそうなってしまう。いろんな経験をしたり、考え方を知ることで狭い世界にとらわれない伸び伸びとした生き方ができるのかなとか思った。

    下巻は夏枝の行動が気になる。だいぶ自己本位な考えが、どう移ろうか

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    2026年05月17日
  • 氷点(上)

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    湊かなえがベスト本にセレクトしていたので読んだ。

    相手が苦しんでほしいと願い自ら苦行に走るのは、人間の性なのかなと思う。周りの人間関係という狭い世界の中だけで物事を見て生きているとそうなってしまう。いろんな経験をしたり、考え方を知ることで狭い世界にとらわれない伸び伸びとした生き方ができるのかなとか思った。

    下巻は夏枝の行動が気になる。だいぶ自己本位な考えが、どう移ろうか

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    2026年05月17日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    私の心の中にある氷点について考えてしまった。
    最後の辰子のひと言が、とても心に残った。続・氷点も読みたいと思う。

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    2026年05月13日
  • 氷点(下)

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    私の心の中にある氷点について考えてしまった。
    最後の辰子のひと言が、とても心に残った。続・氷点も読みたいと思う。

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    2026年05月13日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    古い作品だけど現代でも刺さる人が多い作品だと思う。生きるとは。人生とは。兄弟とは。母とは。色々な想いが巡る作品でした。

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    2026年05月05日
  • 氷点(下)

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    ネタバレ

    上下共通の感想。
    序盤はつっかえつっかえ読んだ。啓三も夏枝も碌なものでなく、登場人物に感情移入できなかった。行動とそれに付随する感情とがちぐはぐで、村井の結核とか船の遭難とか次々起こる出来事もなんだか突然でチグハグな感じがした。
    下の最後の100ページくらいが面白く、引き込まれるように読めた。陽子の孤独や寂しさ、贖罪の気持ちが素直ながら力強く込められていた遺書のところは特に引き込まれた。
    序盤はしんどかったもののラストがよかったので、続氷点を読むかどうか、迷っている。

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    2026年04月26日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    ネタバレ

    上下共通の感想。
    序盤はつっかえつっかえ読んだ。啓三も夏枝も碌なものでなく、登場人物に感情移入できなかった。行動とそれに付随する感情とがちぐはぐで、村井の結核とか船の遭難とか次々起こる出来事もなんだか突然でチグハグな感じがした。
    下の最後の100ページくらいが面白く、引き込まれるように読めた。陽子の孤独や寂しさ、贖罪の気持ちが素直ながら力強く込められていた遺書のところは特に引き込まれた。
    序盤はしんどかったもののラストがよかったので、続氷点を読むかどうか、迷っている。

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    2026年04月26日
  • 果て遠き丘

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    面白かった。とんでもないじゃじゃ馬なある女性が周りの家族や異性、友人を振り回し、またそれぞれ家族も本能のままに自由勝手にやっているところがいかんとも人間の欲丸出しだなと。こうゆう人間の卑しさを上手に品良く描くのが上手いと思う。

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    2026年04月23日
  • 三浦綾子 電子全集 果て遠き丘

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    面白かった。とんでもないじゃじゃ馬なある女性が周りの家族や異性、友人を振り回し、またそれぞれ家族も本能のままに自由勝手にやっているところがいかんとも人間の欲丸出しだなと。こうゆう人間の卑しさを上手に品良く描くのが上手いと思う。

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    2026年04月23日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)

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    戦国無双4をプレイして、「ガラシャ」なるキャラがいて、そんな嘘みたいなやついるんか?とおもってたら実在していた。という経緯で読み始めたが、玉子はかわいい。

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    2026年04月20日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    歴史、茶の湯の世界を織り交ぜながら、千利休の人間関係、夫婦関係を描くお話。私ごとですが最近長年連れ添った旦那に、好きなものが一緒で気が合う(旦那談)女友達がいることが発覚した私には、魅力的なおりきに対する描写にズキズキきたり、お稲さんの嫉妬に生々しさを感じたりしながら、読み終えました。今から下をよみます。

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    2026年04月17日
  • 母

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    酷さに目を逸らしてしまいがちな事実を、セキさんや多喜二の優しさを通して、知る事が出来た 自分は恐ろしい思いをしながら安らぎを見つけられるのだろうかとも思う

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    2026年03月31日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    酷さに目を逸らしてしまいがちな事実を、セキさんや多喜二の優しさを通して、知る事が出来た 自分は恐ろしい思いをしながら安らぎを見つけられるのだろうかとも思う

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    2026年03月31日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    わだしは、この子供らが、ぞっくり大きくなったら、今月はチヤの家、今月は三吾の家、今月は多喜二の家と、布団の皮を剥いで、洗い張りしてやったり、打ち直して綿を入れてやったりしてやるべーって、夢みてたの。
    ねえ、あんたさん、わだしの願いは、欲張りな夢だったべか、無理な夢だったべか。そんなつもりはなかったども、あんな小っちゃな夢でも叶えられんかった。

    わだしが思うに、右翼にしろ、共産党にしろ、キリスト教にしろ、心の根っこのところは優しいんだよね。誰だって、隣の人とは仲よくつき合っていきたいんだよね。うまいぼた餅つくったら、つい近所に配りたくなるもんね。むずかしいことはわからんども、それが人間だとわだ

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    2026年03月22日
  • 母

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    わだしは、この子供らが、ぞっくり大きくなったら、今月はチヤの家、今月は三吾の家、今月は多喜二の家と、布団の皮を剥いで、洗い張りしてやったり、打ち直して綿を入れてやったりしてやるべーって、夢みてたの。
    ねえ、あんたさん、わだしの願いは、欲張りな夢だったべか、無理な夢だったべか。そんなつもりはなかったども、あんな小っちゃな夢でも叶えられんかった。

    わだしが思うに、右翼にしろ、共産党にしろ、キリスト教にしろ、心の根っこのところは優しいんだよね。誰だって、隣の人とは仲よくつき合っていきたいんだよね。うまいぼた餅つくったら、つい近所に配りたくなるもんね。むずかしいことはわからんども、それが人間だとわだ

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    2026年03月22日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    ネタバレ

    印象に残っているのは、いよいよ最期のとき。

    侍女や自分の子供との別れを惜しみつつ、
    キリスト教信者であるため自害ができないので、
    家臣から命をうばわれる際、何を思ったのか自分の髪をまとめてから首を差出した…

    これには家臣もとまどいつつ「切腹ではないので」というような!?ツッコミをいれると、ガラシャ曰く「間違いましたか」と言って微笑したあと、胸元を開いたところを槍でひと突きされ命を絶たれた。


    この緊迫した場面でのユーモアというか天然ぶりというか…
    死ぬのは嫌だろうし切ないだろうし、なのにボケて微笑までするなんて…
    これだけで、ガラシャの人柄や潔さや負けず嫌いな感じとか、いろんなことを想像

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    2026年03月18日
  • 氷点(下)

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    自己中心でしか生きれないんだなと

    どんな理由をつけても嘘は嘘
    嘘はついてしまったらつき続けなきゃいけないけど自分が耐えられないんだな

    隠したいと思う事実は煮れば煮るほど毒になると感じられた

    心が通じあった気になることが限界で期待は手前勝手の都合のいい解釈なんだと、癪に触った時は思えるといいのかな

    淋しい物語でした

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    2026年03月09日