三浦綾子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小林多喜二の生涯、人間性を母からの目線で書かれている小説です。
同時に母の生涯も描かれています。
お母さんがインタビューを受けているように書かれていて、東北なまりのしゃべり言葉が温かみを感じます。
まず、お母さんの人柄が良すぎます!
明るくて、優しくて、働き者。
このお母さんにかかれば、どんな人もいい人になってしまうのではないかな〜。
周りを明るく優しく包みこんでくれる存在なんです。
多喜二もこの親にしてこの子というような、親思い、兄弟思いなんです。
初任給で音楽好きの弟のためにバイオリンを買ってきたエピソードには泣けました…。(のちに弟はバイオリン奏者に)
そして、本当に平等を目指してい -
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小林多喜二の生涯、人間性を母からの目線で書かれている小説です。
同時に母の生涯も描かれています。
お母さんがインタビューを受けているように書かれていて、東北なまりのしゃべり言葉が温かみを感じます。
まず、お母さんの人柄が良すぎます!
明るくて、優しくて、働き者。
このお母さんにかかれば、どんな人もいい人になってしまうのではないかな〜。
周りを明るく優しく包みこんでくれる存在なんです。
多喜二もこの親にしてこの子というような、親思い、兄弟思いなんです。
初任給で音楽好きの弟のためにバイオリンを買ってきたエピソードには泣けました…。(のちに弟はバイオリン奏者に)
そして、本当に平等を目指してい -
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最後にキリスト教的な話も出てくるけれど、全体として人は正直に生きるべしって気がしました。そのほうが自分として気持ちが良いから。
良いことをすれば良いことが起こり、悪いことをすれば悪いことが起こるというのは人間の希望であって、現実は悪いヤツが良い思いをしっ放しだったりもする。それを怒っている時間がもったいない。
主人公たち一家が精一杯生きていく姿に清々しく生きるということを思い出させてもらいました。そして人は1人で生きているのではないという事も感じました。
いずれ富良野や美瑛に行くときは、ここに広がる景色は十勝岳大噴火の泥流を乗り越えての美しさなのだと思いながら眺めたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作「氷点」よりも興味深く読めた。前作はフィクションを読んでいるという感が大きく、テーマの「原罪」を意識することが難しかった気がするが、今作は「罪のゆるし」について漠然とだが考えながら読むことができた。
登場人物それぞれの視点で描かれており、とある事象が夏枝としては考えがあってのことでも啓造視点では全く別のように捉えられている。どの登場人物も身勝手に都合の良いように考えていて、人間はそういう生き物なんだろうなと感じた。
最終盤で陽子が「人間同士のゆるしには、恐らく完全を求めることはできないであろう」と考えているが、だから神という存在が生まれたのだと思う。神がゆるすとすれば人間の手の出しようがな -
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ネタバレ前作「氷点」よりも興味深く読めた。前作はフィクションを読んでいるという感が大きく、テーマの「原罪」を意識することが難しかった気がするが、今作は「罪のゆるし」について漠然とだが考えながら読むことができた。
登場人物それぞれの視点で描かれており、とある事象が夏枝としては考えがあってのことでも啓造視点では全く別のように捉えられている。どの登場人物も身勝手に都合の良いように考えていて、人間はそういう生き物なんだろうなと感じた。
最終盤で陽子が「人間同士のゆるしには、恐らく完全を求めることはできないであろう」と考えているが、だから神という存在が生まれたのだと思う。神がゆるすとすれば人間の手の出しようがな