三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 ひつじが丘

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    愛することは、赦し続けること、相手を生かすこと
    人間は完璧な存在ではない、私も過ちを犯しながら生きている
    自分が正しいと思うことは傲慢である

    自分に余裕がないと、どうしても視野狭窄に陥ってしまう
    相手を理解するよう努めること、相手に興味を持ち続けられるようになりたい

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    2025年01月01日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(下)

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    人間は生きる上で必ず罪をおかす。人間の原罪。これにより他人から苦しめられる人生。つらくても生きなければならない意味とは?
    答えは神のみぞ知るところで人間には計り知れないものなのでしょう。

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    2024年12月14日
  • 氷点(上)

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    おいおいおい…!
    グギィィイイイイイイ…!
    グハァァアアアアアア…。
    ヒィィイイイイイ…!
    やめとけ、やめとけぇ。
    イイイイイイイイイライライライラするぅ。
    夏枝!お前、自分勝手すぎるやろぉぉおおおお。
    その自分本位なところ、くっそ腹立つぞ!
    啓造!ちょっと気持ちわかるぞぉ。
    そりゃ復讐心も出るわ。
    真面目な人ほど憎しみもまた深くなるんだよなぁ。
    おかしな方向にいっちまったなぁ。でも憎しみというのは時に人を有り得ない方へ導いてしまうんだなぁ。
    夏枝しかり、啓造しかり。

    下巻はどうなっちゃうのさ。
    徹…徹の気持ちを考えると胸が痛いよ…。

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    2024年12月13日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    おいおいおい…!
    グギィィイイイイイイ…!
    グハァァアアアアアア…。
    ヒィィイイイイイ…!
    やめとけ、やめとけぇ。
    イイイイイイイイイライライライラするぅ。
    夏枝!お前、自分勝手すぎるやろぉぉおおおお。
    その自分本位なところ、くっそ腹立つぞ!
    啓造!ちょっと気持ちわかるぞぉ。
    そりゃ復讐心も出るわ。
    真面目な人ほど憎しみもまた深くなるんだよなぁ。
    おかしな方向にいっちまったなぁ。でも憎しみというのは時に人を有り得ない方へ導いてしまうんだなぁ。
    夏枝しかり、啓造しかり。

    下巻はどうなっちゃうのさ。
    徹…徹の気持ちを考えると胸が痛いよ…。

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    2024年12月13日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    理不尽な苦しみはいつの時代もありますね。昔ほど自由がきかず多くの人が辛かったことと想像されます。今はまだ恵まれていますねぇ。いつ死ぬかわからないから、身勝手に生きるのか、それともだからこそ正直でありたいのか、さすが三浦綾子さん。

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    2024年11月27日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    娘を持ったことがないから分からない感情なのか、出生はそんなに一大事なのか、共感できない部分は残る。
    ただ陽子が幸せになってほしいと思う。

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    2024年11月26日
  • 氷点(上)

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    娘を持ったことがないから分からない感情なのか、出生はそんなに一大事なのか、共感できない部分は残る。
    ただ陽子が幸せになってほしいと思う。

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    2024年11月26日
  • 続 氷点(上)

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    三浦綾子の代表作【氷点】の続編。
    無性に昭和小説が読みたくなるときがある。

    普段理知的な人ですら整合性の取れない行いを選びとってしまう「感情の生き物」としての人間の醜さ。だからこその愛おしさ。
    ストーリーはドロドロ展開の連続だけど、上下巻に通じる大テーマ「赦し」のベールが全体の印象をやさしくさせる。

    「あくせくして集めた金や財産は、誰の心にも残らない。しかしかくれた施し、真実な忠告、あたたかい励ましの言葉などは、いつまでも残るのだね。」

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    2024年11月22日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    三浦綾子の代表作【氷点】の続編。
    無性に昭和小説が読みたくなるときがある。

    普段理知的な人ですら整合性の取れない行いを選びとってしまう「感情の生き物」としての人間の醜さ。だからこその愛おしさ。
    ストーリーはドロドロ展開の連続だけど、上下巻に通じる大テーマ「赦し」のベールが全体の印象をやさしくさせる。

    「あくせくして集めた金や財産は、誰の心にも残らない。しかしかくれた施し、真実な忠告、あたたかい励ましの言葉などは、いつまでも残るのだね。」

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    2024年11月22日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    最後にキリスト教的な話も出てくるけれど、全体として人は正直に生きるべしって気がしました。そのほうが自分として気持ちが良いから。

    良いことをすれば良いことが起こり、悪いことをすれば悪いことが起こるというのは人間の希望であって、現実は悪いヤツが良い思いをしっ放しだったりもする。それを怒っている時間がもったいない。

    主人公たち一家が精一杯生きていく姿に清々しく生きるということを思い出させてもらいました。そして人は1人で生きているのではないという事も感じました。

    いずれ富良野や美瑛に行くときは、ここに広がる景色は十勝岳大噴火の泥流を乗り越えての美しさなのだと思いながら眺めたいと思います。

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    2024年11月13日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    前作「氷点」よりも興味深く読めた。前作はフィクションを読んでいるという感が大きく、テーマの「原罪」を意識することが難しかった気がするが、今作は「罪のゆるし」について漠然とだが考えながら読むことができた。
    登場人物それぞれの視点で描かれており、とある事象が夏枝としては考えがあってのことでも啓造視点では全く別のように捉えられている。どの登場人物も身勝手に都合の良いように考えていて、人間はそういう生き物なんだろうなと感じた。
    最終盤で陽子が「人間同士のゆるしには、恐らく完全を求めることはできないであろう」と考えているが、だから神という存在が生まれたのだと思う。神がゆるすとすれば人間の手の出しようがな

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    2024年10月12日
  • 続 氷点(下)

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    ネタバレ

    前作「氷点」よりも興味深く読めた。前作はフィクションを読んでいるという感が大きく、テーマの「原罪」を意識することが難しかった気がするが、今作は「罪のゆるし」について漠然とだが考えながら読むことができた。
    登場人物それぞれの視点で描かれており、とある事象が夏枝としては考えがあってのことでも啓造視点では全く別のように捉えられている。どの登場人物も身勝手に都合の良いように考えていて、人間はそういう生き物なんだろうなと感じた。
    最終盤で陽子が「人間同士のゆるしには、恐らく完全を求めることはできないであろう」と考えているが、だから神という存在が生まれたのだと思う。神がゆるすとすれば人間の手の出しようがな

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    2024年10月12日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    陽子の弟、三井達哉の独走的な振舞いに腹立たしかった。北原が止めてるのに、何で達哉と話しする為に車に乗ったの〜!と陽子にも腹が立った。
    順子が佐石の娘ということに、ひっくり返るくらい驚いた。
    続編は往々にしてトーンダウンして面白味が無くなると思っていたが、最後まで惹きつけられる昨日でした。

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    2024年09月15日
  • 続 氷点(下)

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    陽子の弟、三井達哉の独走的な振舞いに腹立たしかった。北原が止めてるのに、何で達哉と話しする為に車に乗ったの〜!と陽子にも腹が立った。
    順子が佐石の娘ということに、ひっくり返るくらい驚いた。
    続編は往々にしてトーンダウンして面白味が無くなると思っていたが、最後まで惹きつけられる昨日でした。

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    2024年09月15日
  • 三浦綾子 電子全集 母

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    純粋に「なぜ多喜ニは殺されなければならなかったのか?」その一言に尽きる。
    母親とは言え第三年者目線視点から小林多喜ニの人生が描かれている。
    読み手側は本書を通じて、小林多喜ニの人生とその時代を客観的に捉えることができる。

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    2024年08月04日
  • 母

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    純粋に「なぜ多喜ニは殺されなければならなかったのか?」その一言に尽きる。
    母親とは言え第三年者目線視点から小林多喜ニの人生が描かれている。
    読み手側は本書を通じて、小林多喜ニの人生とその時代を客観的に捉えることができる。

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    2024年08月04日
  • 三浦綾子 電子全集 続 泥流地帯

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    ⭐︎4.6
    泥流地帯だけで完結してしまったら、なんと悲しいものかたりだったろうか。この続編があることで、救われた気がする。わずかな光でも希望が見えて、ものかたりは終わった。
    読後感はすこぶる良い。この時代背景のしかも北の大地が舞台のそれなので、明るい未来が想像できようはずがないが、一条の希望の光は差し込んだのだ。
    拓一はまさに聖人と言って良い人格の持ち主だろう。耕作は人間臭い、煮え切れない衆生の人の代表と言えるのかもしれない。ふくこは菩薩と思えた。キリスト教文学と言える本作に、菩薩である、多分日本人には受け入れやすいのだろうか、そのために登場させたのかとも思える。
    なんにしても、不幸不幸で終わ

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    2024年04月17日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    ⭐︎4.3
    読み始めて、なんと印象に残る言葉の多いものかたりなのだろうと思っている。
    聖書(未だ通読したことはないのだが)を基本に置いたものかたりだと思っている。
    北の大地北海道で土とともに生き、土を生業に静かに生きている人々のものかたりだ。
    今まで生きてきて、幾つも、いく回も、後悔をしてその端端を時折思い出している。
    ふく子・せつ子・耕作・拓一彼等の将来はどうなるのだろう。

    楽しみ楽しみ。

    などと書いたが、楽しくはなかった。悲しく、寂しく、切ないものかたりだった。
    人生の後悔を思い起こさせるものかたりだった。
    我が人生に悔いはなしなどと謳った名優がいたが、私の人生は悔いばかりである。ただ

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    2024年04月13日
  • 三浦綾子 電子全集 嵐吹く時も(下)

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    作者の本は
    いつでも「過ち」「罪」に向き合う人々が描かれる

    それぞれが心に抱く想いがすれ違ったり通じ合ったりして
    人間関係が築かれるということを考えさせられる

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    2024年03月30日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    余韻を残して終わった『氷点』の続編。
    自殺未遂を起こした陽子ちゃんが助かり、特に後遺症もなく暮らしていくなかで、より著者のキリスト教的な視点が強く表現されていく作品でした。

    キリスト教における「原罪」と「許し」をティーンエイジャーの陽子ちゃんがどう自分のなかで消化(昇華)していくのかのお話。

    陽子ちゃんが我が子を殺した犯人の子ではないと知ってもお母さんは未熟な人間のまま。これは一生変わらなさそう。
    医師のお父さんも良い人であろうとし過ぎていくつになっても迷いっぱなし。

    そこに暴動機関車のような陽子ちゃんの実の弟などが出てきて、とにかくお話としては飽きさせませんでした。
    ただ、陽子ちゃんま

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    2024年03月17日