三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    伸夫の人生にはとても感銘を受けた。
    キリスト信者ではないが、人生の教訓を得た気がした。
    彼自身になった時果たして自分は同じことができるだろうか。
    実話だったと聞いて尚更衝撃を受けた作品。
    読み応えがあり、ふじ子のことを思うと胸が痛くなった。

    0
    2025年06月12日
  • 塩狩峠

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    伸夫の人生にはとても感銘を受けた。
    キリスト信者ではないが、人生の教訓を得た気がした。
    彼自身になった時果たして自分は同じことができるだろうか。
    実話だったと聞いて尚更衝撃を受けた作品。
    読み応えがあり、ふじ子のことを思うと胸が痛くなった。

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    2025年06月12日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    一人の青年の生涯を丹念に描かれた静かな一冊。若さ故の反発や不安定さを経て、人生の岐路に直面し、何が大切かを考え信じる道を見出していく。塩狩峠での出来事は一瞬だったが、その一瞬がいかに訪れたのかがそれまでの生涯で分かる。

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    2025年06月08日
  • 塩狩峠

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    一人の青年の生涯を丹念に描かれた静かな一冊。若さ故の反発や不安定さを経て、人生の岐路に直面し、何が大切かを考え信じる道を見出していく。塩狩峠での出来事は一瞬だったが、その一瞬がいかに訪れたのかがそれまでの生涯で分かる。

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    2025年06月08日
  • 塩狩峠

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    すごく読みやすかった。
    泣ける本、と聞いて読んでみたけど泣けるというより突然起こった出来事に そんな………………とショックを受けた。
    主人公、すごいな〜そうは生きれないな………
    聖書に全く興味なかったけど、読むと面白そうだな〜!と思った。

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    2025年06月08日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    すごく読みやすかった。
    泣ける本、と聞いて読んでみたけど泣けるというより突然起こった出来事に そんな………………とショックを受けた。
    主人公、すごいな〜そうは生きれないな………
    聖書に全く興味なかったけど、読むと面白そうだな〜!と思った。

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    2025年06月08日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    私はキリスト教、いや、宗教には全く興味はないのだけど、この一冊を読み切った。

    最初は時代設定や宗教がテーマということもあり、なかなかついていくのが大変だったが、信夫の真面目すぎる人間性や吉川との友情など、世界観に引き込まれていった。

    生い立ちからあれだけ毛嫌いしていたキリスト教が、大人になったあとは自分の支えとなり、さらにはその教えの影響もあり死んでしまうとは。

    ふじ子に対する愛の深さ、また、ふじ子から信夫への愛の深さにも感動を覚える。

    泣いたりはしなかったが、とても悲しい素晴らしい話だった。

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    2025年06月02日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    私はキリスト教、いや、宗教には全く興味はないのだけど、この一冊を読み切った。

    最初は時代設定や宗教がテーマということもあり、なかなかついていくのが大変だったが、信夫の真面目すぎる人間性や吉川との友情など、世界観に引き込まれていった。

    生い立ちからあれだけ毛嫌いしていたキリスト教が、大人になったあとは自分の支えとなり、さらにはその教えの影響もあり死んでしまうとは。

    ふじ子に対する愛の深さ、また、ふじ子から信夫への愛の深さにも感動を覚える。

    泣いたりはしなかったが、とても悲しい素晴らしい話だった。

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    2025年06月02日
  • 続 氷点(下)

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    全4冊、深い物語を読んで多くの事を考えさせられた。
    思いもかけぬ展開でしたが読み終えて満足。
    物語の舞台に北海道の美しいスポットが多く、自然の偉大さを感じ、それと対比して人間の在り方、ちっぽけさも下巻ではしみじみと感じました。
    対話の多い小説で、リアル感あって心情が伝わってきた。携帯も無く手紙が主流な時代、懐かしい雰囲気のある小説でした。

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    2025年05月29日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    全4冊、深い物語を読んで多くの事を考えさせられた。
    思いもかけぬ展開でしたが読み終えて満足。
    物語の舞台に北海道の美しいスポットが多く、自然の偉大さを感じ、それと対比して人間の在り方、ちっぽけさも下巻ではしみじみと感じました。
    対話の多い小説で、リアル感あって心情が伝わってきた。携帯も無く手紙が主流な時代、懐かしい雰囲気のある小説でした。

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    2025年05月29日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    続編は「ゆるし」がテーマ
    前作の終わり方が衝撃だったので、続編も読みたくなった。誤解が解けて落ち着いたようにみえても、真実を知ると新たな業を背負ってしまう。宿命を探し求めることは避けては通れないのかな。
    前作ほど緊迫感はなく、登場人物の心の成長がみれる。
    下巻の展開と終わり方を期待します。

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    2025年05月28日
  • 続 氷点(上)

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    続編は「ゆるし」がテーマ
    前作の終わり方が衝撃だったので、続編も読みたくなった。誤解が解けて落ち着いたようにみえても、真実を知ると新たな業を背負ってしまう。宿命を探し求めることは避けては通れないのかな。
    前作ほど緊迫感はなく、登場人物の心の成長がみれる。
    下巻の展開と終わり方を期待します。

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    2025年05月28日
  • 氷点(上)

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    宮部みゆきさんの対談で、お勧めされていたので読んでみました。懐かしい昼ドラを思い出させるところもあり、引き込まれます。嫉妬と復讐心で大事になってる。
    犠牲になってる子供達に寄り添うのみです。
    クリスチャンである著者、キリスト教の概念「原罪」が重要なテーマとして物語の背景にあって、著者の出身地の北海道旭川が舞台です。
    「汝の敵を愛せよ」を一生の課題として大きな問題を抱え込んでしまったことからの苦悩、どう展開するのか下巻を読み進めます。

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    2025年05月22日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    宮部みゆきさんの対談で、お勧めされていたので読んでみました。懐かしい昼ドラを思い出させるところもあり、引き込まれます。嫉妬と復讐心で大事になってる。
    犠牲になってる子供達に寄り添うのみです。
    クリスチャンである著者、キリスト教の概念「原罪」が重要なテーマとして物語の背景にあって、著者の出身地の北海道旭川が舞台です。
    「汝の敵を愛せよ」を一生の課題として大きな問題を抱え込んでしまったことからの苦悩、どう展開するのか下巻を読み進めます。

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    2025年05月22日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    読めば読むほど善し悪しが分からなくなってくる。結局、“ゆるす“とはなんなのか。ひとつ許せないと、芋づる式でそれに付随する人や出来事も許せないし、あの人が悪いならこの人も悪いような気もするし……
    物語自体は誰でも経験できる話ではないけど、心の迷いや葛藤は生きていれば誰でもあるような話。
    この本のテーマについて考え続けるとモヤモヤするけど、物語としては楽しめた。

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    2025年05月01日
  • 続 氷点(下)

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    読めば読むほど善し悪しが分からなくなってくる。結局、“ゆるす“とはなんなのか。ひとつ許せないと、芋づる式でそれに付随する人や出来事も許せないし、あの人が悪いならこの人も悪いような気もするし……
    物語自体は誰でも経験できる話ではないけど、心の迷いや葛藤は生きていれば誰でもあるような話。
    この本のテーマについて考え続けるとモヤモヤするけど、物語としては楽しめた。

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    2025年05月01日
  • 氷点(下)

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    ネタバレ

    夏枝さんに終始イラッとしつつも、自分の中にも見たくない夏枝さんがいる。
    啓造の本音と建前だって、同じような状況になったら案外自然なことなんじゃないかな。
    高木さんが啓造を買っていても、全信頼では対しないところ(悪意は全くないが保険をかける的な…)もビジネスの場では頻繁にあることと感じた。
    陽子の氷点も、その年頃なら当然の帰結じゃないかと。

    金持ちと貧乏、(現世でいう)罪人とその他の人、親と子、対立項は探せばいくらでも見つけられるけど、神(生死)の前には人は皆等しいと思いたい。
    そして「自分は条件付きで他者によくしていることを忘れない。そして相手も自分もそれは相手の立場を思えば無理ないことかも

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    2025年05月05日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(下)

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    ネタバレ

    夏枝さんに終始イラッとしつつも、自分の中にも見たくない夏枝さんがいる。
    啓造の本音と建前だって、同じような状況になったら案外自然なことなんじゃないかな。
    高木さんが啓造を買っていても、全信頼では対しないところ(悪意は全くないが保険をかける的な…)もビジネスの場では頻繁にあることと感じた。
    陽子の氷点も、その年頃なら当然の帰結じゃないかと。

    金持ちと貧乏、(現世でいう)罪人とその他の人、親と子、対立項は探せばいくらでも見つけられるけど、神(生死)の前には人は皆等しいと思いたい。
    そして「自分は条件付きで他者によくしていることを忘れない。そして相手も自分もそれは相手の立場を思えば無理ないことかも

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    2025年05月05日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    初の三浦綾子さん作品。北海道の活火山である有珠山噴火から25年という節目に縁あって出会う。上富良野地方の小作農である石村一家の、貧しくも人間らしさを失わず力強く生きようとする生き様を、近隣家族、富裕層との人間関係も交えながら大正期の社会情勢も踏まえて描写されている。終盤で訪れる十勝岳噴火という突然の災害により一瞬にして失われる家族。災害の無情さ・悲しさを叙述した作品でもある。

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    2025年04月23日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    タイトルのとおり、温度感がビシビシ伝わってくる作品。
    まず、やたら植物の名前が出てくるのが印象的。
    ナナカマド、北米や欧州原産の松、それから樹氷etc...、
    風や気温、雪の描写も多い。
    私も西の雪国出身なので冬モチーフにはあかるい方だと思っていたけど、やっぱ北海道は生態系も気候も違うわと思い知らされた。

    それでいて装い関連では、セルの着物とか丹前とかバーバリーコートとか、暖かい印象を受けるものが際立つんだよな。
    ペチカや火鉢もそう。
    なんなんだこの没入感。
    ページをめくる手が止まらない。
    下巻も楽しみ。

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    2025年04月23日