三浦綾子のレビュー一覧

  • 小学館電子全集 特別限定無料版 『三浦綾子 電子全集 塩狩峠』

    購入済み

    名作、塩狩峠。

    列車の乗客の命を自らを犠牲にして守ったという青年の姿を描いた名作「塩狩峠」のためし読み版です。この明治時代を舞台にした悲劇を三浦先生がどのように描写表現を用いて書き上げたのかを、この作品を読んで是非分析して欲しいと思います。

    #深い

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    2022年03月01日
  • 三浦綾子 電子全集 命ある限り

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    自伝を書くのは難しいと思う。どうしても良いところばかり書きたくなるものではないかと。この作品もそういう面があるのかもしれないけど、著名な作品が書かれた背景がわかって、改めて「氷点」「塩狩峠」「ひつじが丘」あたりを読んでみたいと思った

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    2022年02月24日
  • 命ある限り

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    自伝を書くのは難しいと思う。どうしても良いところばかり書きたくなるものではないかと。この作品もそういう面があるのかもしれないけど、著名な作品が書かれた背景がわかって、改めて「氷点」「塩狩峠」「ひつじが丘」あたりを読んでみたいと思った

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    2022年02月24日
  • あのポプラの上が空 新装版

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    正直に言えば「え?ここで終わりなの?」と思った。この家庭の後日談をぜひ読んでみたい。ふざけた視点であれば、初美と景子に好意を持たれている惇一が羨ましい。かなり。

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    2022年02月05日
  • あのポプラの上が空 新装版

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    静かに自己を見つめ直したい時に三浦綾子さんの作品を手にする。ご自身がキリスト教信者であることで、作中でも頻繁に神や祈りに触れ、登場人物の宗教観の有無も大事な要素だ。裕福な家族の崩壊を、第三者の惇一とともに目の当たりにしながら、"人の生きる道"を読者に問う。裕福一家の末娘は「うちには宗教がない」と言うが、無宗教が問題ではなく、進むべき信念がないのが問題なのだと我を顧みたり。

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    2022年01月31日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(下)

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    最後に書かれているように、この人の生き方は、このあとの関ヶ原の戦いに少しは影響を及ぼしているのかもしれないと感じた。

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    2022年01月30日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    人のあり方として感銘を受けずにはいられない場面の連続である。正直、現実離れしている。(言動の)意味が分からないと何度も思った。これが自伝、半ノンフィクションというから信じがたい。山あり谷ありならぬ、罪あり救いあり。(しかし、大抵の人には優れた導き手がいない。前川正に導き手はいたのだろうか。)

    ーーー以下引用ーーー
    「綾ちゃん、ぼくは今まで、綾ちゃんが元気で生きつづけてくれるようにと、どんなに激しく祈って来たかわかりませんよ。綾ちゃんが生きるためになら、自分の命もいらないと思ったほどでした。けれども信仰のうすいぼくには、あなたを救う力のないことを思い知らされたのです」と、自らの足を石で打ちつけた彼の姿を思った時、真剣とはあのような姿をいうのだとわたしは気づいたのである。いや、真剣とは、人のために生きる時にのみ使われる言葉でなければならないと、思ったのである。1032

    わたしはパスカルの「パンセ」を読んで、パスカルのいう賭に興味を持った。(なるほど、神があるという方に賭けたなら、わたしは神を信じて、希望ある充実した一生を送ることができるだろう。もし、神がある方に賭けて、神がなかったとしても、わたしは何ものをも失わない。むしろ実りある一生を送れるのだ。もし神がない方にかけて生きたとしたら、わたしのような人間は、おそらく自堕落になり、いい加減に生き、つまらぬ快楽にふけって、一生を浪費することだろう。そして最後に神がおられるということになったとしたら、一度も神を信じなかった自分は、どうやって神の前に出ることができるだろう)1861

    罪の意識がないということほど、人間にとって恐ろしいことがあるだろうか。殺人をしても平気でいる。泥棒をしても何ら良心の呵責がない。それと同様に、わたしもまた、人の心を傷つける行為をして胸が痛まないのだ。こう思った時わたしは、(罪の意識のないのが、最大の罪ではないだろうか)と、思った。そしてその時、イエス・キリストの十字架の意義が、わたしなりにわかったような気がした。2449

    三浦光世はそのわたしに言った。「あなたが正さんのことを忘れないということが大事なのです。あの人のことを忘れてはいけません。あなたはあの人に導かれてクリスチャンになったのです。わたしたちは前川さんによって結ばれたのです。綾子さん、前川さんに喜んでもらえるような二人になりましょうね」3968

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    2021年12月15日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(下)

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    ネタバレ

    下巻には利休が秀吉と出会いその茶頭となり、世に名を馳せ、切腹でその生を終えるまでがドラマチックに描かれており、ページを捲る手が止まらず一気に読み終えた。利休と秀吉の立場や心境の変化、利休の立場が上がるにつれ生じる秀吉の側近との摩擦、おりきと心の通った夫婦関係、茶の湯を通して築いた師弟関係、そして茶の湯に対する真摯な姿勢が三浦綾子氏の筆で鮮やかに描かれている。

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    2021年10月20日
  • 三浦綾子 電子全集 千利休とその妻たち(上)

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    ネタバレ

    茶聖千利休が後に後妻となるおりきと出会う所からストーリーが展開する。上下巻で切腹によって幕を閉じるまでを鮮やかに描く。
    話の中で道具出てきたりお点前のシーンでは、以前お茶のお稽古に行っていた頃を思い出し、そういう経緯で現在の茶道の形ができたのかと興味深く読み進めた。

    山本兼一著の『利休に尋ねよ』と被る部分も多いが、書き手によって浮き彫りにされる利休の人物像が変わりそれもまた面白い。

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    2021年10月20日
  • 夢幾夜

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    人の夢の話はつまらない

    とよく言うがどうだろう。
    読み初めはそんなつもりで読んでいたが、気がついたら夢中になってる。
    文字通り、夢の中に引き込まれているよう。
    これも三浦綾子の才能の一つなのだろうな。
    あとがきまでしっかり、感情を揺らされました。

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    2021年10月17日
  • 三浦綾子 電子全集 夢幾夜

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    人の夢の話はつまらない

    とよく言うがどうだろう。
    読み初めはそんなつもりで読んでいたが、気がついたら夢中になってる。
    文字通り、夢の中に引き込まれているよう。
    これも三浦綾子の才能の一つなのだろうな。
    あとがきまでしっかり、感情を揺らされました。

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    2021年10月17日
  • 三浦綾子 電子全集 丘の上の邂逅

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    ネタバレ

     上川盆地、旭川、酷寒の地です。小4から女学校卒業まで朝晩牛乳配達をして育った三浦(旧姓堀田)綾子さん。春を迎える喜びはひときわだったことでしょう。三浦綾子・著、三浦綾子記念文学館・監修、三浦綾子生誕90周年記念出版「丘の上の邂逅」、2012.4発行。旭川だより、丘の上の邂逅、旭川とわたし の3章構成です。三浦綾子さん、没後の発刊を含め、2012年現在で102の作品を発表されています。デビュー作は1965年11月の「氷点」。1922.4.25~1999.10.12、享年77。

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    2021年10月10日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    北海道の富良野の小作農家の極貧の生活状態で最後に十勝岳の噴火で泥流が流れて家族が死亡するという希望がない小説である。新聞や地域史をもとにして書いている。ドラマや映画になっているのかもしれない。
     続泥流地帯も読んでみたくなる。

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    2021年10月03日
  • 続 氷点(上)

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    越谷支店 井芹さんお勧め本

    あらすじ
    昭和21年(1946年)、旭川市在住の医師辻口啓造は、妻の夏枝が村井靖夫と密会中に、佐石土雄によって3歳の娘ルリ子を殺される不幸に遭う。 ... ルリ子の代わりに女の子が欲しいとねだる夏枝に対し、啓造はそれとは知らせずに殺人犯佐石の娘とされる幼い女の子を引き取る。
    感想
    素晴らしい小説でした。

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    2021年09月08日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    越谷支店 井芹さんお勧め本

    あらすじ
    昭和21年(1946年)、旭川市在住の医師辻口啓造は、妻の夏枝が村井靖夫と密会中に、佐石土雄によって3歳の娘ルリ子を殺される不幸に遭う。 ... ルリ子の代わりに女の子が欲しいとねだる夏枝に対し、啓造はそれとは知らせずに殺人犯佐石の娘とされる幼い女の子を引き取る。
    感想
    素晴らしい小説でした。

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    2021年09月08日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    お気に入りというより、学ぶためにこれから先も読まないといけないと思う。


    罪を罪と分からない事が一番の罪。

    いつの時代も、罪深い人達ではなく、優しくひっそりと耐え忍ぶ人達が幸せになってほしいと思う。

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    2021年08月31日
  • あのポプラの上が空 新装版

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    人間はいかに生きるべきか。クリスチャンである三浦綾子さんの小説は、様々なかたちでそれを問うてくる。

    主人公の佐川淳一は、亡き父の友人である谷野井陶吉の厚意で、医学部を志すため東京から札幌に移り住んだ。陶吉は札幌の病院の院長で、淳一は谷野井家に下宿しながら勉学に励んでいたが、誰もが羨む裕福な一家と思われた谷野井家に、世間には明かしてはならない闇があることを知っていく。

    曲者ぞろいの谷野井家。院長であり病院の隣にある薬局の薬剤師である陶吉、その妻の式子、薬局に勤める若い女性であるテル子。
    陶吉の息子で病院の医師である浜雄、その妻の那千子、娘の初美と景子。
    そして家政婦の余里子。
    すべての関係性がどれも歪で良好とは言えない中、家政婦の余里子の存在がどうにか一家を繋ぎ保たせている。
    淳一は初恋の相手である中学生の景子に会うことを楽しみに札幌にやって来たが、来た当初は荒れ気味だった景子に面食らい、しかしいつしか本来の純粋な景子の面影を見つけ、そして彼女の中に信仰を見始める。

    一家が口を揃えて「この家の癌」だと言うのが祖母の式子と父の浜雄で、読み進めるにつれてその理由が分かっていくのだけど、病院を経営する家とは思えないその内容に驚く。
    式子と浜雄の悪事を世間から必死に隠そうとする陶吉は、掴み所がなく飄々と振る舞っているけれど、その実長年苦しんできたことが分かる。そしてかつて若かった陶吉に式子が放った一言が2人の関係を変えてしまったくだりでは、人の心を深く抉る地雷のような言葉について考えてしまった。

    血の繋がらない居候である淳一の目から見たものが語られているので、家族の物語とはいえどこか俯瞰的で、内容は重いけれど淡々とした雰囲気が漂う。

    「この家には宗教がない」という家族では最年少である景子の言葉は、三浦さんがとある本を読んでいて見つけた、実在する子どもが発した言葉なのだという。
    荒れた家や不仲な家族の中にあって、何か信じられる絶対的なものがあるというのは、1人の人間を救うことになるのかもしれない。

    「(法的な場以外で)人は人を裁いても良いのか」「善く生きるとはどういうことなのか」ということを考えさせられた作品ではあったのだけど、短時間では考えをまとめられそうにないので、この先折に触れてこの小説のことを思い出して考えてしまいそうな気がする。
    悪いことをしてしまった人の弱さについて、そして身近な人が悪いことをしてしまった時に自分は果たしてどうするのかということについても。

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    2021年08月28日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    誠治さと家族愛の印象が強かった。農家の祖父母を思い出す。三重団体の話などに北海道の開拓民の歴史は現代から見てもすぐ浅いところにあることを改めて感じる本だった。

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    2021年08月09日
  • 三浦綾子 電子全集 天北原野(上)

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    主人公の2人が不憫でならないと思った上巻。
    さすが三浦さんの作品は人生や生きることについて考えさせられます。
    不倫のドロドロ感がたまらなかった。

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    2021年07月18日
  • 海嶺(中)

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    自分の日常に対して生きた時代の異なる人、生きる世界の異なる人の考えに触れて視野を広げようという目的でこの物語を読んでる。
    岩吉のように冷静に物事を洞察すること、音吉のように謙虚に人から学び出来ることに取り組むこと、久吉のように明るく日常を過ごすこと、あとは三人の故郷や家族への思いみたいなモチベーションは大事だよなと思う。不平不満はやっぱ良くない。

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    2021年07月14日