三浦綾子のレビュー一覧
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キリスト教のいろんな絵・・西洋画?を紹介していく本です。「イエスキリストの生涯」とタイトルがなっているけど、絵画紹介のほうが私はしっくり来るかな・・。
三浦綾子さんは評判が良いのは聞いていたけれど、読む機会がなかなか無かったので、この機会に読んでみた本です。
正直、絵画に解説・・というと、つまらない企画だなぁと、私の好みで思ってしまう。タイトルだと、三浦さんがイエス様の生涯を小説で描いているのかな?と思ってたので。
現代人の感覚だと、昔の西洋画ってわかりにくくてピンと来ないので・・。なので、★を1つ減らしました。
しかし、三浦さんの文章力は、やっぱり、スゴイ!と思いました。男性が書いて -
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明智光秀の娘、玉子の生涯を描いた小説(上下巻)。歴史を学ぶ上でメインではないガラシャ夫人を知り興味を持ちました。
歴史小説は私にはハードルが高いのだけれど、三浦綾子さんが書いたもので読みやすかった。
戦国時代について考えさせられました。人権もなんもあったもんじゃない。野蛮で残虐極まりない、ひどい時代…。
そんな時代の中、明智光秀はめずらしく教養があって妻と娘を愛する人間らしい人。織田信長を裏切って暗殺したという一般的な悪いイメージが覆された。織田信長こそ、本当に極悪非道な人物で読んでいて気分が悪くなるほど。光秀は信長に追い詰められた被害者だった気もする。
その光秀のもと明智家で愛情を持って育て -
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ギブスベッドで死と闘う日々の中で,三浦綾子さんは,短歌のすばらしさに目覚めた。最愛の人,前川正さんを亡くした後の短歌は読むのもつらい。大切なものをなくしても,ギブスベッドで生きていかなくてはならないなんて・・・。
「娘たちが売られた時代」,「水野源三さんのうた」,「母国をひきさかれた人々」というエッセイが沁みる。二言目には娘の自慢話をしていたお父さんも娘を売らなくては生活できなかった時代があった。想像もできないけど。しかし,今は自分から安売りする時代・・・。
水野源三さんは、9才のとき,赤痢の高熱で全身マヒの体となった。源三さんは,首を曲げることもうなづくこともできなかった。お母さんが五十音図 -
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やか人生をおくろう
なごやか,はれやか,さわやか,にこやか,もちろんしめやかなんて言葉もあるけど,「やか人生」をということばって響きがいい。うちも「やか人生」を送ろうっと。
とっさのことばに全人格が出る。
ホントその通りだ。言ってしまった後,なんか相手よりも自分の考えの方が勝っているみたいな発言しちゃったななんて思ったところで後の祭り。逆になにげない一言に傷つくことも多数あり。三浦さんは「とっさのことばでも,人を励まし,慰める言葉であることが肝腎」と言っているけど,それには潜在意識までも変えてしまうくらいの謙虚な姿勢が必要だ。人のために祈る。そんなことを繰り返していれば可能かもしれない。
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「いつ,どこで,自分の生活を断ち切られても
その断面は美しいものでありたい。」
だから無駄な贅肉つけずに,ホントに大切なものを選んで生きたい。
生が有限だからこそ,一日一日を大切にする。当たり前か。
「愛は価値観を逆転させるものなのであろう。」
高校時代,衝撃的な出会いがあった。
自分の価値観がひっくりかえった。
その人と昨年ネット上で再会した。
今は静かに歴史の1ページとして見つめられる。
「人間にとって,転んだことは恥ずかしいことじゃない。
起き上がれないことが恥ずかしいことなのだ。」
起きあがれないことよりも起きあがろうとしないことは
恥ずかしいことだ。