三浦綾子のレビュー一覧

  • 三浦綾子 電子全集 北国日記

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    著者の病養中の日記。いたるところに、著者の感銘した出来事や言葉が綴られている。

    人間はパンのみにて生きるにあらず、神の言葉によって生きる

    「愛し合ったから結婚したのではなく、愛し合うために結婚するのです」という祝辞あり。まことに然り。結婚必ずしも熱い愛によってなされるとは限らぬ。外見に迷ったり、金に迷ったりの、軽薄な動機で結婚する者もいれば、行きがかり上心ならずも結婚する者もある。人間は意外に浅はかに結婚するものだ。だが、結婚の目的は愛し合うためなのだ。結婚した以上、深く、全力を注いで愛し合いなさい。一生を終えて、一人の妻を愛し貫いたと言えるならば、それは実に大きなことなのだから。

    他人

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    2024年11月22日
  • 三浦綾子 電子全集 泥流地帯

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    北海道の上富良野を舞台に大正15年5月の十勝岳大噴火までの人々の生活を描いた作品。
    父親は病気で亡くなり、母親はその美貌から地域の有力者から性的嫌がらせをされて街へ逃れたため、福島から北の大地での新たな生活を求めて北海道へ渡るも30年以上苦労し続けてきた祖父母と素朴に暮らす純粋な少年が主人公でした。(三浦さんの旦那さんがモデルらしい。)

    とにかく人間の汚さや純粋さが淡々と描かれていました。まっとうな人もいればズルくて汚い人間もいて、結局は生まれてきた場所と環境で人は生きていくしかないのだなと思いました。そして、その中でできることをしていく。

    そんな苦労も忍耐も最後は十勝岳の大爆発で水泡に帰

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    2024年10月26日
  • 三浦綾子 電子全集 裁きの家

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    滝江と優子の間の皮肉や腹の探り合い、当てつけと比べるように、息子の修一と彼女の関子の心洗われるような会話が入る。優子はその会話を聞きながら、自分たちの生活に、誠実さや清さなど大事なものがかけていることを考え込まざるを得なかった。

    制度の改革より、人間の改革に興味があるんですよ。制度がいくら理想的になっても、人間がやくざじゃ、しようがありませんからね。なんせ、事を複雑にしているのは、人間なんですから。
    一方、人間の改革より、制度の改革のほうが、効果がある。人間はなかなか利巧にならないけれど、少なくともいい制度があれば、この世は住み心地がよくなる。たとえば、年寄を大切にしなさいって百万べん聞かさ

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    2024年10月28日
  • 裁きの家

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    滝江と優子の間の皮肉や腹の探り合い、当てつけと比べるように、息子の修一と彼女の関子の心洗われるような会話が入る。優子はその会話を聞きながら、自分たちの生活に、誠実さや清さなど大事なものがかけていることを考え込まざるを得なかった。

    制度の改革より、人間の改革に興味があるんですよ。制度がいくら理想的になっても、人間がやくざじゃ、しようがありませんからね。なんせ、事を複雑にしているのは、人間なんですから。
    一方、人間の改革より、制度の改革のほうが、効果がある。人間はなかなか利巧にならないけれど、少なくともいい制度があれば、この世は住み心地がよくなる。たとえば、年寄を大切にしなさいって百万べん聞かさ

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    2024年10月28日
  • 命ある限り

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    氷点以来、三浦綾子さん読みました。こちらは自伝ですが、ご夫婦ともに敬虔なキリスト信者で自伝である本作も宗教色は強い。氷点はじめ塩狩峠等、映画・ドラマ化されてるようで、他の作品も読んでみたくなりました。旭川の記念館にもいつか行ってみたい。

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    2024年10月21日
  • 三浦綾子 電子全集 命ある限り

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    氷点以来、三浦綾子さん読みました。こちらは自伝ですが、ご夫婦ともに敬虔なキリスト信者で自伝である本作も宗教色は強い。氷点はじめ塩狩峠等、映画・ドラマ化されてるようで、他の作品も読んでみたくなりました。旭川の記念館にもいつか行ってみたい。

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    2024年10月21日
  • 三浦綾子 電子全集 草のうた

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    誕生から小学校卒業までの記憶を、一本の筋があるストーリーではなく、日記のようなエッセイのような断片的な小話で構成されています。

    よくこんなに覚えているなと感心するほど、細かい逸話がたくさんあり、三浦綾子が性格形成された幼少期の経験と感受性を知る事が出来ます。

    現代の社会ではほとんど経験出来ないような、身近な人の死や、教育や教師に対する思い、戦前戦中戦後を通して経験したお話しはとても勉強になりました。

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    2024年09月04日
  • 草のうた

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    誕生から小学校卒業までの記憶を、一本の筋があるストーリーではなく、日記のようなエッセイのような断片的な小話で構成されています。

    よくこんなに覚えているなと感心するほど、細かい逸話がたくさんあり、三浦綾子が性格形成された幼少期の経験と感受性を知る事が出来ます。

    現代の社会ではほとんど経験出来ないような、身近な人の死や、教育や教師に対する思い、戦前戦中戦後を通して経験したお話しはとても勉強になりました。

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    2024年09月04日
  • 三浦綾子 電子全集 新約聖書入門 ―心の糧を求める人へ

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    右手のすることを左手に知らせるな→善行をわざわざ人に知らせて認められたい欲に囚われるなということ。ストーリーの中での人間模様はなかなか胸くそだが、自分の命と他者や外部世界を天秤にかけられたときに、自分はどういう意思決定ができるかを問われているような気もした。

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    2024年06月15日
  • 三浦綾子 電子全集 旧約聖書入門 ―光と愛を求めて

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    旧約聖書の内容を、著者の補足説明を交えながら綴ったもの。ロトはドラクエでしか聞いたことないレベルで尊敬を集める勇者的な存在かと思ったら逆で、人は他者と敬意を持って関わり合わないことには生きていけないことを伝えるための反面教師的ポジションだった。

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    2024年06月13日
  • 三浦綾子 電子全集 細川ガラシャ夫人(上)

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    ★★★ 一度読めば満足

    織田信長の反逆者・明智光秀の娘であり、細川忠興の妻となった、数奇な運命を辿った夫人・細川玉子もといガラシャの一生を綴った物語上巻。ここでは玉子の両親光秀と煕子の結婚から光秀が信長暗殺に関心を向け始めたところまでが語られる。

    玉子の母・煕子は輿入直前で病にかかり、美しかった顔にあばたができてしまう。そのため光秀には煕子と偽って妹を輿入しようとするが、光秀はそれを看破し拒み、醜くなってしまった煕子と結婚する。
    光秀は聡明で思慮深い人物、そして煕子もそれに似つかわしい肝の据わった女性で、これが玉子の物語だとは分かりながらももっと両親のエピソードが見ていたかった。
    対して玉

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    2024年06月05日
  • 続 氷点(下)

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    かなりヤバイ性格の陽子ちゃんの実弟が他人の人生をダメにするまでに至り、陽子ちゃんが流氷を観ながら「原罪」や「許し」を「絶対的な存在」である「神」に啓示されるまでのお話。

    最後は前面にキリスト教が押し出され、その点に関しては陽子ちゃんがそれで良いのならどうぞ…という感じ。
    何に救いを見出すかは人それぞれなので…。
    ただ、絶対的な「神」を信じること(「神」の存在を受け入れること)でこれまでの数々の苦悩が救われるというのは、ちょっと良い子ちゃん過ぎるお話かな。

    人の心の安寧というのは、何かしら既に出来上がっているものに寄ったほうが楽であることは事実だと思う。
    自由のなかで自己選択と自己責任の繰り

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    2024年03月17日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(下)

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    かなりヤバイ性格の陽子ちゃんの実弟が他人の人生をダメにするまでに至り、陽子ちゃんが流氷を観ながら「原罪」や「許し」を「絶対的な存在」である「神」に啓示されるまでのお話。

    最後は前面にキリスト教が押し出され、その点に関しては陽子ちゃんがそれで良いのならどうぞ…という感じ。
    何に救いを見出すかは人それぞれなので…。
    ただ、絶対的な「神」を信じること(「神」の存在を受け入れること)でこれまでの数々の苦悩が救われるというのは、ちょっと良い子ちゃん過ぎるお話かな。

    人の心の安寧というのは、何かしら既に出来上がっているものに寄ったほうが楽であることは事実だと思う。
    自由のなかで自己選択と自己責任の繰り

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    2024年03月17日
  • 三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編

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    著者の自伝小説。

    教師時代からお話は始まるが、綾子氏も熱心な教師であったことが覗える。
    折しも時代は戦中、戦後の動乱期。そんななか、敗戦した日本はアメリカの指示の元、綾子氏が教えていた国定教科書の至る所に墨を入れ、修正させる場面がある。

    生徒は黙々と墨をすり、修正箇所に黒く修正をいれる。その姿を見るに絶えず、“わたしはもう教壇に立つ資格はない。近い将来に一日も早く、教師をやめよう”とある。

    ここに時代背景を感じるが、それ以上に綾子氏の意思の硬さに驚きを隠しきれない。

    自身が情熱を傾けていた七年間は何だったのか?日本が間違っていたのか、もしくはアメリカがおかしいのか?一体何が正しいのか?

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    2024年02月28日
  • 三浦綾子 電子全集 泉への招待―真の慰めを求めて

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    キリスト教を崇拝する方々は、この本に書かれているような考えを皆お持ちなのであれば、素晴らしい宗教ではないかと思いました。なかなかそのようにならないところが人間の弱さなのかもしれません。

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    2024年02月15日
  • 泉への招待~真の慰めを求めて~

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    キリスト教を崇拝する方々は、この本に書かれているような考えを皆お持ちなのであれば、素晴らしい宗教ではないかと思いました。なかなかそのようにならないところが人間の弱さなのかもしれません。

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    2024年02月15日
  • 続 氷点(上)

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    ドロドロな人間関係
    医者の啓造と妻の夏枝
    夏枝が啓造の同僚(性格終わってる)といるときに3歳の娘を殺されてブチギレた啓造が娘を殺した男の娘(陽子)を夏枝に育てさせようとする

    みんな登場人物自分勝手なのがリアル

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    2023年12月22日
  • 三浦綾子 電子全集 続 氷点(上)

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    ドロドロな人間関係
    医者の啓造と妻の夏枝
    夏枝が啓造の同僚(性格終わってる)といるときに3歳の娘を殺されてブチギレた啓造が娘を殺した男の娘(陽子)を夏枝に育てさせようとする

    みんな登場人物自分勝手なのがリアル

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    2023年12月22日
  • 三浦綾子 電子全集 銃口 (上)

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    主人公の一生を見たお話だった
    どんな出会いにも意味はあるし、人との関わりを大切に、誠実に向き合うことがいつかの自分を助けてくれるのかもしれない

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    2023年12月18日
  • 三浦綾子 電子全集 嵐吹く時も(上)

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    北海道の雑貨店の娘、志津代が主人公の物語。明治末期から大正時代の風習、人々の考え方が表立って興味深い。2023.12.10

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    2023年12月10日